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2015年6月14日 (日)

ツール・ド・コリア 8日目

ツール・ド・コリア

 

クラス:1 ステージレース 8日目 

開催国:韓国

距離:65km

天候:晴れ

 

ソウル市内を回るコース。

40kmの往復とほぼ5周の周回コースが組み合わさったコースでほぼフラット。

周回開始の44.6kmとラスト2周開始の54.8km地点にスプリントポイントが設定されていた。

20150614_125723

 

 

レース前のミーティング

 

全体でのミーティングは無くそれぞれが指示を受ける。

特に自分は今までに無いくらい長くレクチャーを受ける。

総合は6位に付けているが、自分から3秒遅れ以内に20人以上の選手がいる。

中間スプリントをトップ通過すればボーナスタイムが3秒もらえるので簡単に逆転される。

更に1秒遅れの選手が3人おり、その選手には逃げに乗られた時点で逆転と考えていい。

距離は短いが油断は全くできない。

常に前で反応し状況を見極めて判断する必要がある。

当然自分も守るだけでなく少しでも順位を上げるために動かないといけない。

守るつもりの消極的な走りでは逆転される可能性しかない。

 

 

レースレポート

 

パレードは1.2kmで短い。

しかし道が広いので前に上がるのは比較的楽。

3列目当たりに並んでパレード開始。

パレード中に総合順位が自分に近い選手の居場所を確認する。

スタート前に自分に近い順位の選手の番号とチームは頭に叩き込んでいた。

あまり前には上がってきていない。

しかし、どこから飛び出してくるか常に注意していないと反応が遅れれば即終わりだ。

レース開始。

数名が飛び出し捕まる。

カウンターで4名飛び出す。

飛び出した選手は総合に関係ない。

3人ほどが追いかけ、それを集団が追う。

追いかけた3人は捕まったが、先に飛び出していた4人はそのまま逃げた。

悪くはない状況、とりあえず見送るしかない。

逃げに乗った選手に自分と2秒差以内の選手はいない。

そこからはアバンティとオリカの集団コントロールで1列になりレースが進む。

自分は30番手辺りに付けて様子を見続ける。

タイム差は1分半ほどを保ち続ける。

距離だけがどんどん過ぎていき40km地点を過ぎる。

逃げとの差は1分を切ってくる。

集団内で中間スプリントを狙いたいチームが列車を組んで前に上がっていく。

JLTの列車の後ろに付いて自分も上がる。

中間スプリントまでラスト2kmで40秒。

この中間スプリントは逃げが取るだろう。

逃げが中間スプリントを通過し、集団が再び落ち着き1列になる。

1周回り、ラスト3周。

逃げはもう前に見えている。

次の中間スプリントまでは5kmを切っているが、確実に捕まるだろう。

集団の左側をなぞるようにして前に上がっていく。

ラスト2kmの看板を過ぎる。

逃げはすぐそこ。

自分が集団からアタック!

集団スプリントになれば勝ち目はないので狙いに行くとしたらこれしかない。

集団から飛び出し、逃げも一気に抜き去る。

総合のトップ争いに関係ない自分を集団が見逃してくれるのを祈る。

後ろを見ると結構離れている。

これはイケる!

行くしかない!総合4位にジャンプアップだ!

ラスト1kmの看板を過ぎる。

振り返るとアバンティが猛追。

そう簡単にはジャンプアップなんかさせないという事だろう。

前で頑張ったがラスト700m辺りで吸収。

集団にすごい勢いで追い抜かれる。

ここまで集団が早ければ、自分とタイム差が近い中途半端なスプリンター達は前に出れないだろう。

集団トップが強烈なスプリントをしながら中間スプリント通過。

あとは集団に絶対残る!

集団内にいるとNIPPOのスプリンター3人が前に上がっていくのが見える。

足にも結構余裕があるので何かできないかと付いて行く。

ラスト1周に入る。

集団左側から前に上がってみる。

ラスト2kmぐらいまで10番手辺りに付いていたが、後ろを見ると誰もいなかったのでやめて集団に戻る。

最後はゴールスプリントでペースが上がる集団の中で千切れないように全力でもがいてゴール。

総合は変動せず6位をキープ。

 

 

感想

 

短いレースではあったが集中して走ることが出来たと思う。

2回目の中間スプリントを狙うために飛び出したのは、現状維持ではなくさらに上を目指すという意味で良かった。

最終成績として、総合6位で山岳4位という結果を残せた。

タイム差としてはほんの少しの差ではあるが、初日から積極的に攻撃し続けた積み重ねのおかげであると思う。

1月からハイレベルなレースを転戦し修行してきた成果をやっと残すことが出来た。

今回のレースは全日程を通して調子が良く、今まで問題だった「後半で調子が崩れる」というのも克服できたと思う。

また連日、ハードなレースでアタックし、我慢し、先頭集団に毎日残ることが出来たというのはこれからのレースでもかなりの自信に繋がってくると思う。

しかし、あと少し頑張っていればもう少しいい結果を残すこともできたと思うところもあるので、そこでの甘さを捨てることや1回1回が重要であるという今回学んだことを忘れることなく次からのレースに生かしていきたいと思う。

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