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2015年6月 7日 (日)

ツール・ド・コリア 1日目

ツール・ド・コリア

 

クラス:1 ステージレース 1日目 

開催国:韓国

距離:189.1km

天候:晴れ

 

釜山からグミへ向かう平坦基調の直線のコース。

42.8km地点にスプリントポイントが有り、151.4km地点には4級山岳がある。
20150607_205610

 

 

レース前のミーティング

 

逃げに乗って良いところを見せろとの指示。

今までのレースが不発なだけに頑張らないと。

しかし、あまり少数の2、3人の逃げには入るだけ無駄になるので気を付けるようにとのこと。

 

 

レースレポート

パレードは5.5km。

スタートラインには早めに並べたため2列目でパレードスタート。

パレード中にいつものように先頭に上がる。

0kmの看板を過ぎレース開始。

出だしはしばらく様子を見たい。

アジアのレースのアタック合戦の様子を見て、逃げを狙って行きたい。

アタック合戦の感じとしては、数名が飛び出し、それに追走がかかり人数が増え、集団が追う。というのを繰り返す。

速度は速いが激しさとしてはヨーロッパほどではない。

自分も参戦。

チェックに何度か入るがチェックに入ると人数が増えるので集団が追うため決まり辛い。

集団の勢いが緩むタイミングを見計らい自分で仕掛けてみる。

単独で飛び出すが、後ろから2人ほど追いついて来て3人になる。

人数が少ない。

あまりよくない。

もう少し後ろから乗ってこないだろうかと思いつつ踏む。

もう少しどころか集団がやってきた。

50km/hぐらいで踏んでいたのに集団は逃がす気が無いということだろう。

一旦集団に戻り休憩する。

なかなか決まりそうにない。

集団のペースが落ちず縦に伸びている。

逃がす気がない証拠だ。

チェックに入りつつも、もう一度自分で行く。

3人ほどで少しの間先行できるが、やはり捕まる。

勢いとしては良かった筈なので、もはや集団が決めるのだろう。

集団右側で休みつつ待機して様子を見る。

少ししてから数名が飛び出したようだ。

集団が横に広がっている。

先頭にはグリーンエッジやドラパックが並び蓋をしている。

いつもの奴だ。

この逃げは決まる。

今、追わなければ逃げれない。

運良く右端にいたので抜け出す隙がないか集中して探す。

右端の障害物を避ける為にブロックが緩んだ。

その隙をついてアタック。

グリーンエッジの横をすり抜ける。

逃げとの距離は、近い。

全力で踏んでいくと差が縮まっていく。

ある程度近づき、ペースを緩めて追おうかと思う。

しかし、もしここで追いつききれなければトルコの二の舞になると思い全力でもがいて追いつく。

メンバーは自分を含めて4人。

少ない。

勢いで飛び出したので前の人数が分かっていなかった。

後1人ぐらい欲しい。

そう思っていると後ろからもう1人やってくる。

これで5人。

メンバーは、自分、CELLO、チャンピオンシステム、KSPO、ソウル。

後は集団が追い直さなければ逃げれる。

結構踏みながらローテーションする。

しばらくしてから、バイクコミッセールが上がってきてタイム差56秒と知らせてくれる。

20km程の地点。

取りあえずは逃げが決まった。

チームカーを呼んでどうするか中間スプリントを狙った方が良いか聞く。

取りに行けということで、踏み過ぎないように気を付けながらローテーションに加わる。

逃げのペースはかなり速い。

40km/h台中盤から後半をキープしている。

集団との差も徐々に開いていき6分差。

中間スプリント1kmの看板が見える。

集中力を高めて狙う。

ラスト500m、まだ早い。

ラスト300m、誰も動かない。

ラスト200m、ここ!

一気に踏み出す。

ギアがちょっと重い、今イチ加速が足りない。

他の選手も踏み出す。

まず、自分が先頭に出る。

ギアが重いがしょうがない、このまま踏む。

後ろからタイヤのグリップ音が上がって来るが、消えた。

誰か減速したのだろうか?

しかし左後ろの音は残っている。

ラスト50m。

1人左から出る。

やられた。

諦めずに踏み続け、そのまま抜かれずに2番手通過。

初めて中間スプリントを取りに行ったにしては悪くないかもしれない

しかしまだまだ改善の余地がある。

過ぎたことは考えずレースに集中する。

中間スプリントでバラけた逃げがまとまり直し再びペースでローテーションする。

すると50km地点で審判車に止められる。

メイン集団に車が入ってきたらしく、いったんレースを中断するらしい。

メイン集団が50km地点まで来たら自分たちがスタートし、現在のタイム差である6分26秒後にメイン集団が再スタートするらしい。

メイン集団を待ちつつ、体を冷やさないように近場を回っていると10分ほどしてメイン集団が来た。

レース再開。

逃げ集団の方が疲れていただろうから、休めてラッキーだったのだろうか?

しばらくしてメイン集団もスタートしたようで、再びタイム差が表示される。

一瞬7分差まで開いたがすぐに6分半ほどに戻る。

メイン集団はこのタイム差を維持したいのだろう。

逃げは相変わらず、平坦区間は40km/h中盤から後半を維持して逃げる。

ジワジワと足にも来出している。

他の選手が先頭を引いている時間を計り自分もそれに合わせる。

極端に短いと文句を言われかねないし、かと言って長時間引くと他の選手よりダメージを受けてしまう。

100km地点を超える。

集団がユックリとではあるがタイム差を詰めてきている。

現在5分と少し。

だいたい10kmで1分縮まるらしい。

このままだと山岳ポイント手前で捕まる感じだろうか?

出来れば山岳ポイントも狙いに行きたいので、そこまでは逃げ切りたい。

山岳ポイントが近づいてくる。

集団も近づいてくる。

しかし、3分差程からタイムの縮まり方が遅くなる。

山岳ポイントまで残り20kmで3分程。

このままだったら山岳ポイントまで行けるか?

ラスト15km2分半ほど。

たぶん行ける。

今日の自分の仕事としてはこの山岳を1位通過するのが1番の仕事だろう。

やるしかない。

ラスト10km。

ガラナ投入。

逃げのペースは落ちないが、交代までの時間が早くなる。

皆、追いつかれたくは無いが、足を使いたくもないのだろう。

集団もペースを落としているのか差はあまり詰まらない。

自分が先頭の時に山岳ポイントへの登り開始の看板が出る。

交代しようとするが誰も上がってこない。

皆狙っている。

ユックリ上っていると、1人前に出てくれて登りのペースが上がる。

自分は最後尾に付く。

どこから仕掛けるべきか?

出来ればもがき合いにはしたくない。

しかし、他の選手がどれだけ足を残しているかも分からない。

それであれば、自分が一番力を発揮できる所から仕掛けるしかないだろう。

ラスト1kmの看板が見える。

アタック。

500mの看板まで出し切らないように8割ほどで踏む。

それでも四頭筋(太もも全面の筋肉)や、ふくらはぎの筋肉がつりかけてピクピクしている。

後ろを振り返ると1人追ってきているが離れている。

300mの看板通過。

後ろとの差は詰まっていない。

150m通過。

詰まっていない、イケる!

そこからは振り返らずに追い込んで1位で山岳ポイント通過。

最大心拍201bpmを記録。

好調である。

下りで追って来ていたKSPOの選手と合流する。

後ろを待つか?と聞くと、待たないということで2人でローテーションする。

下りで更にもう1人増える。

3人とも登りで追い込んだせいでローテーションのペースが上がらない

自分も足がつりかけているので回復させる。

コミッセールカーから水を受け取り、ボトルに移し替えているとハムストリングがつった。

変な態勢をとると、つるという事だろう。

そしていつの間にかKSPOと2人になっている。

そこからは2人でローテーション。

集団も1分を切って迫ってきており吸収されるのは時間の問題。

無理の無い範囲でペースを上げて集団から逃げるがラスト5kmを切った時点で吸収される。

メイン集団から遅れるわけにはいかない。

しかし集団もゴールスプリントに向けてトップスピードに向かっている。

かなり速い。

遅れないように必死に食らいつくが、足がつりかけてアッチコッチがピシピシ言っている。

粘りに粘ってラスト1kmを切る。

直後に落車発生。

自分の進行方向で2人の選手が絡まって滑っている。

突っ込んで自分も吹き飛ぶかも。

ブレーキの制動が良かったことと、こけた選手が思った以上に滑ったおかげで落車回避。

そのまま落車の影響で遅れた集団でゴールし、トップとのタイム差0の救済を受けた。

 

 

感想

 

気合を入れて挑んだかいあり、いい結果が残せてよかった。

逃げに乗るタイミングは結果的に後乗りになってしまったが、先に逃げるのは集団が容認するかどうかなのでなかなか難しい。

中間スプリントでは2位通過で残念だったが、それによって付いたボーナスタイムで総合成績5位に入れたので良かった。

山岳ポイントでは自分の思うように動け、山岳ジャージを獲得することが出来たのでとても良かったと思う。

しかし、レースはこれからなので油断せずに今日残せた結果を明日以降に繋いで行ける走りをしたい。

特に長いステージレースでは後半に調子が下がっていくのが自分の課題でもあるのでそこを克服できるように頑張りたい。

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