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2015年7月

2015年7月20日 (月)

ツアー・オブ・チンハイレイク 13日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 13日目

開催国:中国

距離:135.4km

天候:晴れ

 

シュイドンゴウからインチュアンへ向かう直線と周回を組み合わせたレース。

シュイドンゴウから真っ直ぐ進んできてインチュアンで34.5kmのコースを2周してゴールというコース。

42.7km、66.6km、100km地点に中間スプリントが設定されていた。

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レース前のミーティング

 

逃げに乗れるようにアタック合戦に参加していけと言う指示。

たぶん捕まるだろうが頑張れという感じ。

 

 

レースレポート

 

ここ最近の逃げが早くから決まる傾向からスタート15分前に並びに行く。

すでに結構選手が来ていたが、上手く先頭に並べる。

皆逃げたいから早くから並んでいるのだろうか?

レース開始。

右前方からの結構強めの横風の中アタック合戦開始。

道が軽く蛇行しているが基本的に横風。

早速アタックに行く。

集団から飛び出すと予想以上に風が強く、すぐにペースが落ちる。

昨日までの速攻で決まる感じを警戒してバンバン動く。

決まらない。

今日は決まらない。

自分以外の選手もかなり積極的にアタックをかけて、ここ数日で見たことないくらい強烈なアタック合戦になっているが、リーダーチームのアドリアが全て潰して決まらない。

これはしばらく無理と判断し集団前方で待機。

どんな感じか観察する。

まず、数人が飛び出す。

それをアドリアが追いかける。

この時、全力では追いかけず追加で追いかけたくなるような絶妙な距離を保って追いかける。

すると、集団から逃げに乗りたい追加のメンバーがアタックをかける。

それを利用して後ろに付いて、アドリアが逃げを潰す。

と言う流れ。

自分達だけでなく上手いこと周りを利用した走り方である。

今後自分がリーダーチームでアシストになった際の参考になる。

しかし、今は逃げないといけない。

様子を見つつ行けそうなものには反応するがやはり決まらない。

このまま決まらないのだろうか?と思っていると、30km後半で20人ほどがごっそり先行する。

これは潰れるだろうが、吸収後が勝負と思い備える。

集団が縦1列になり全力で追走し吸収。

カウンターで香港の選手と一緒に飛び出す。

しかし、更にかなり先に3人の選手が逃げていた。

吸収される前から逃げていたのだろう。

飛び出した自分達2人に後から数人が追いかけて来て自分たちの飛び出しは潰れる。

前3人はそのまま逃げていく。

40km地点

その後、中間スプリント手前からコルスが2人で集団のペースを上げる。

それを鬱陶しく思ったのか、中間スプリント終了後にコルス2人の後ろにいたアドリアがコルスに付いて行くのをやめる。

その結果コルス2人が集団から飛び出した形になりそのまま追加で逃げて行った。

そこからはいつも通りNIPPOのメンバーで固まって動く。

いつも以上に位置取り中にピリピリしており、何度か他のチームと喧嘩になりそうになるが事なきを得る。

ラスト10km。

集団右側から自分を先頭に前に上がっていく。

外から蓋されないように警戒しながら動いていると、先頭から10番手辺りまで出てしまう。

前に行きすぎたと思い一旦下がる。

自分の後ろでポッツォがマラグッティを呼んでいるが返事が無い。

しばらく集団内を下がっていると左サイドからマラグッティとアントニオが前に上がっていく。

自分も前に上がろうと出口を探す。

自分の前に居たポッツォが無理やり左側をこじ開け出口を作ったので自分が前に出て集団先頭まで上がる。

ラスト5km。

アタックをかけた2名の選手に反応してポッツォもアタック。

自分は集団前方で位置をキープ。

ポッツォたちのアタックはすぐに吸収。

とりあえずアントニオとマラグッティと合流しようと集団内を下がっているとアントニオに抜かれる。

急いで追いかけて前に入る。

左サイドから上っていると左の白線上に看板登場。

更に左側に急いで避ける。

4日目の落車を思い出してヒヤッとする。

後ろからアントニオの声が聞こえる。

アントニオを前方に連れていくために、そのまま諦めず左から上がり続けると今度はラスト3kmの看板発生。

前方注意の手信号を出して再び左に回避。

すぐ後に左コーナー。

イン側が完全に詰まっておりコーナーのテクニックが無い自分では抜けれそうにない。

ここで離脱。

集団内に戻ることにする。

途中でアントニオとマラグッティに抜かれる。

そのまま集団でゴール。

 

 

感想

 

最初から積極的に動きすぎたせいか、途中で結構しんどい思いをしたが無事に走りきれてよかった。

足に来ていたなりにも少しはアシストすることが出来たので良かったと思うが、コーナリングのテクニックや突っ込む技術が無いため最終局面まで残っていけないのがやはりもったいないと思う。

 

 

総括

 

今回のレースでは全体的に見ていい感じに走れていたとは思うが、総合成績を残すという意味では一切達成できていなかったので良くない。

アシストとしても完全に機能できていない以上自分の成績を出せないとどうしようもないのでもっと頑張りたい。

今回、総合順位が大きく遅れだした原因は4日目の落車であるが、それの前日の3日目にも既にトップ集団からは遅れてしまっていた。

更に落車していなくとも7日目の200kmの山岳ステージで遅れていたのは確定的だと思う。

残る方法があったとすれば、アタックに行かずに集団内で足を溜めて山岳で全快の状態で勝負するしかなかったのだと思う。

コースマップからレースのキツさを予想して動きたくとも我慢するというのも大事なのだろうと思った。

ゴール前での動きでは昔に比べて技術はついていると思うが、最後の場面でアシストするためには全てがまだまだ足りない。

最後の場面まで前に残ることが出来ればアシストとしてはもちろんのこと、自分の新たな可能性も出てくると思うのでそこの技術を付けていくのはこれからにおいて必須だと感じた。

逃げに関しては前半では上手く乗れていたが、後半では乗れた回数も減ってしまった。

徐々に足にダメージが来ているというのも原因かもしれないが、後半では山岳ポイント等を狙って本気で逃げたい強い選手が動いてくるため乗れないというのも原因だと思う。

その中で逃げに乗って行けなければ、これよりレースのレベルがあった際に何もできなくなるので力を付けていかないといけない。

完走するだけでなく何かを残すことが出来るレースにしたかったが残念だった。

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2015年7月17日 (金)

ツアー・オブ・チンハイレイク 12日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 12日目

開催国:中国

距離:119.5km

天候:晴れ

 

ピークでの直線と周回を組み合わせたレース。

ピークを真っ直ぐ進んできてから12.1kmの周回を8周してゴールというコース。

2、4、6周回終了時に中間スプリントが設定されていた。

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レース前のミーティング

 

チームで1勝する為に、アントニオ以外はアタックで逃げ切りを狙い逃げれなかったメンバーはアントニオのアシストと言う指示。

最初の坂がキツイから気を付けるように。

 

 

レースレポート

 

スタートラインに並ぶのが遅くほぼ最後尾からスタート。

開始直後から登りが始まり、アタックがかかっている様子。

すぐに道が広くなったので左端から前へ。

4人飛び出している。

昨日の様子からしても今日は逃げが早く決まる可能性が大。

追走のアタックに反応し追いかける。

集団も追ってくる。

一緒に飛び出したメンバーが諦めたときにもう一度単独アタック。

道が広いので分かりにくいが結構登っている。

前4人は全力でローテーションして逃げを決めようとしているので単独では追いつけず。

集団に追いつかれる。

飛び出した4人はそのまま。

20番手辺りまで沈み込む。

登りの終わり手前でマラグッティを含む3人の追走が飛び出す。

下り区間でその3人が前4人と合流し7人の逃げが形成。

集団はアドリアを先頭にしてペースを緩めて逃げを見送る。

昨日の様に変な追走はかからず逃げが決まる。

その後タイム差を2分以上に広げた状態で周回コースへ。

周回に入るとアドリア以外のチームがペースを上げ集団が縦1列になる。

2周め終了時の中間スプリントを前にして逃げを吸収したいのだろうか?

しかし、逃げも頑張り吸収されず中間スプリント通過。

逃げを吸収するのを諦めたのかそこからは比較的落ち着いたペースで進む。

逃げとのタイム差は常に1分半ほど。

いつでも吸収できるタイム差。

今日もスプリント勝負だろう。

ラスト3周に入る。

集団に残っているNIPPOのメンバー4人で固まって動く。

逃げとは1分を切っている。

逃げを吸収せずに6周目の最後の中間スプリントを通過。

ゴールスプリントに備えて前に上がるチームが増えてくるので自分もそれを利用して前に上がる。

いつの間にか後ろに他のメンバーがいない。

しょうがない、前に上がって後ろから上がって来るのを待って合流するか。

そのまま前に上がっていき風を浴びない位置で待つ。

他のメンバーが後ろから上がって来て合流。

ラスト1周に入る。

先頭付近をキープするが過密で結構危険。

前に上がる動きに乗り先頭から8番手辺りに付ける。

ラスト8km程。

まだ前に出るには早い。

しかも後ろに誰もいない。

アモーレの選手が先頭で全力で踏んでいるが先頭に出ないように気を付けて付いて行く。

先頭が変わっていき、踏む選手が居なくなって一旦緩む。

集団前方が団子状になり飲み込まれる。

外側に出ないと前に上がり直せないと思っていると、左側からNIPPOの列車が石橋を先頭に上がって来る。

2番手に合流。

ラスト5km。

左の更に外側からバイクエイドの選手が上がって来る。

このままではまたもや飲み込まれると思い。

3人目が上がって来る前に圧をかけて左側に出る。

ラスト3km。

右コーナーを曲がる。

道は広いので危険ではないが左側にふくれてしまった。

遅れはせず元の位置に戻れる。

ポッツォが右側から上がっていく自分は左側で位置をキープ。

もう1度右に曲がる。

ペースが更に上がる。

集団先頭は1列になっているので、左側に付いている自分は風を浴びてキツイ。

位置をキープするのがやっとで前に上がれない。

ラスト1km。

足が尽きて集団に飲まれる。

そのままズルズル下がって行って集団後方でゴール。

 

 

感想

 

1番最初のアタックに乗れなかったせいで逃げれなくて残念だった。

追走に乗ったタイミングも悪かったと思う。

出遅れてももっと冷静になって対処するべきだったと思う。

明日も逃げは有るはずなので今日の反省を生かして逃げたい。

途中での位置取りは悪くなかったと思う。

最後の風を浴びていた場面は、後ろにNIPPOの誰かが付いていると思っていたがいなかったらしい。

後ろを確認する余裕がなかったせいで思い込みで無駄足を使ってしまった。

キツクとも確認して場面場面に合わせた動きが出来るようにしたい。

いよいよ明日は最終日、今日と同じく平坦コースなので、自分のできる仕事を果たせるように頑張っていきたい。

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2015年7月16日 (木)

ツアー・オブ・チンハイレイク 11日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 11日目

開催国:中国

距離:240.3km

天候:晴れ

 

タンシュイからピンリャンへ向かう直線レース。

スタートから緩やかに登り続け、3つの登りを越えてから緩やかに登ってゴールするというコース。

36.7kmと152.2kmに中間スプリントが、92.6kmに2級山岳と189.1kmに3級山岳が設定されていた。

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レース前のミーティング

 

アントニオ以外の4人は全員アタックして逃げろ!アントニオはスプリントで勝て!と言う指示。

逃げれなければアントニオのアシスト。

 

 

レースレポート

 

レース開始。

開始直後からアタックして逃げを狙う。

初っ端に3人で飛び出したが捕まる。

集団先頭付近で様子を見る。

リーダーチームのアドリアがコントロールしていて少数の飛び出しは見送るが、人数が増えれば潰す感じ。

様子を見ながら動いて行く。

飛び出してから山岳ポイントも狙って行きたいので、アタックの回数は極力減らす。

しかしアタックが中々決まらないので、アタックの回数も必然的に増えてくる。

今日はNIPPOの4人がアタックに動いているので逃げが被るときもある。

自分はマラグッティと何回か一緒に飛び出した。

決まらないまま36.7kmの中間スプリントへ。

アドリアが中間スプリントを取る為に列車を組んで総合リーダーを発射。

中間スプリント後から再びアタック合戦開始。

集団も相当疲れて来ているらしく、逃げが飛び出すたびに「もう終了!」と叫ぶ選手が出てくる。

しばらくして10名程の選手が飛び出す。

自分も乗ろうと飛び出そうとするとポッツォに止められる。

誰が乗ってるのか聞くとマラグッティが行っているらしい。

それならいいかと思い集団内にとどまる。

集団もペースが緩みこれで決まるか?と思っていると、チンハイ選抜チームを筆頭にバンバン追走が発生する。

他のチームの怒号も完全無視。

流石に逃げの人数が多すぎと判断したアドリアが追走開始。

時間がかかったが逃げが潰れる。

そこから再びアタック合戦になったが全員ヘトヘトで地味なアタック合戦。

自分は疲れすぎて動けず。

最終的にポッツォの乗った10名以下の逃げが抜け出す。

またもや追走をかけようとする選手が出てくるが、今回は自分も協力してブロック。

いつもと立場が逆である。

数名の追走は行ってしまったが、アドリアは見逃すことに決めたようで逃げが決まる。

ちょうどスタートから50kmの看板を過ぎたところ。

緩やかな登り勾配の道でよくも50kmもアタック合戦を続けたものである。

相当疲れた。

そこからはアドリアや逃げに選手を送り込めていないチームのコントロールでレースが進む。

地味にきつい2級山岳を通過して92.6km地点。

コースマップではここから更に登っていたのでビビッていたが、コースマップのミスだったようで通過後すぐに下る。

少し下ってからもう一度登りだす。

キツイ。

アタック合戦で頑張ったせいもあると思うが、登り自体がキツイ。

さっきの山岳ポイントよりもこっちの方がよっぽど山岳ポイントにふさわしい登りである。

勾配があるせいで集団内に居ても踏まなければいけないので辛い。

しかも今回は山岳ポイントではないので山頂までラスト1kmの看板もおあずけ。

以前と同じく山頂の距離を確認しておけば良かったと後悔するが後の祭り。

精神的にも苦しんだ挙句集団で山頂クリア。

下り出す。

次の登りの山頂地点は覚えている。

189km地点だ。

しかし、どこから登りが始まっていたか覚えていないし、登りの距離と勾配も覚えていない。

しかし3級山岳なのでたいしたことは無い。はず……。

時々やるようにカウントダウンしながら走る。

途中で一度長めの登りが入る。

コースマップにもこの登りはあった。

ここから再び下るはずだ。

やはり下り出して一安心。

足的にも結構ダメージが来ているので、できれば登りは短いかつ緩やかであって欲しいと祈りながら走る。

160km地点。

再び登りが始まる。

下りの途中での坂は1回だけだったはず。

ここから登り開始か?

山頂まで30kmもありますけど?

緩やかとはいえ30kmも登ると考えるとうんざりする。

しかし少し登ってからトンネルが始まり再び下り出す。

コースマップのミスか?

いずれにしても一安心

再びカウントダウンを続ける。

25kmを切ってくる。

よしっこのまま続け!

20kmを切ってくる

いいぞ!その調子で下れ!

15kmを切ってくる。

不安になって来た。

距離が短いという事はい一気に登る可能性が出てくる。

大丈夫だろうか?

山頂12km手前から登りが始まる。

見た感じしばらくは緩やかに登り続けそう。

いいぞ!このままの勾配で登って行け!さすが3級山岳、たいしたこと無いな!

しかし徐々に勾配が急になって来る。

油断させて不意打ちをしてくるパターンか……。

しかし山頂まで残り2km。

これなら耐えられる。

このまま集団で登りきれば後は下りのみ!

アントニオとマラグッティのコンビをアシストしながらゴールまで行けばいいだけ!

肝心のアントニオが残り1.5km程で遅れだす。

肝心のアントニオを置いて行くわけにはいかない。

自分と石橋がアントニオと一緒に遅れて登る。

石橋が時々アントトニオを助けつつ登る。

自分は下りで引いて追いつく為に足を溜める。

登りきる。

少し前に数名の集団があり、その更に先にメイン集団。

メインまでは40秒程だろうか?

協力して追えば追いつけるだろう。

先頭に出て交代しながら前を追う。

前を引きたくない選手もいる為5、6人で先頭を引く。

しかも引きたくないくせに中途半端にローテーションに食い込んできて流れを乱す。

挙句の果てに前に選手を入れる為に車間を開け、そのまま前に追いつけずに離れる。

結果、前が一生懸命追いかけているのに肝心の後ろが付いて来ていない状況が発生する。

大人しくただ後ろに付いて来て頂きたい。

ボトルを投げつけたくなるのを我慢し、後ろを待って再び追い出す。

小さな登りをメイン集団が登っているのが見える。

登りの途中でアタックがかかりメイン集団が伸びている。

後ろを待つ気はない、と……。

遅れている集団も小さな登りに入る。

こっちが登りに入るとほぼ同時にメイン集団は登り切っていた。

登りの途中でアントニオから「少し休め」と言われる。

落ち着いてみると自分たちの集団も意外と人数が多い。

30人ぐらいは居るだろうか?

これであれば無理して引く必要は無いだろう。

ある程度距離が詰まってからか集団が諦めそうになったときに先頭に出てペースを上げる方が良いだろう。

集団後方まで下がり様子を見ながら登りきる。

下りに入りペースが上がる。

路面がテカテカ光るコンクリートの様になり結構滑りそう。

その証拠に誰かがコーナーでこけている。

コーナーでこけているアントニオ。

マジか!?

ここで遅れられると待った意味が無いのですが!

とりあえず集団最後尾まで下がりアントニオを待った方が良いだろう。

集団を左に外れ後ろに下がろうとする。

左に外した瞬間何かに乗り上げて跳ねる。

それと同時に後輪が一瞬でパンク。

ちょっと待ってくれ、ここでパンクは相当マズイ!

完全にパンクして時々滑る後輪で必死に集団最後尾に付いて行きながら考える。

今、NIPPOのチームカーはアントニオの落車の対応をしているはず。

従ってチームカーを待っていては集団からかなり遅れてしまう。

しかも、チームカーはアントニオを助けながら帰ってくるはず。

自分がパンクで止まっているとそれを妨害してしまってアントニオが集団に復帰できなくなる。

チームカーを今止まって待つのは現実的ではない。

このまま無理して走り続けるか?

アントニオが帰って来ていないか一瞬後ろを振り返る。

来ていない。

しかし、一瞬水色の車が見えた。

確認の為もう一度振り返ると、やはり水色のシマノの共通機材カーがいた。

共通機材カーは、選手が自分のチームカーから機材トラブルの対応を受けられない状況において助けてくれる、主催者側が用意してくれている車だ。

今の状況にうってつけ。

後輪がパンクしていることを示して止まる。

少ししてメカニックが下りてくる。

急いでいる様子が無い。

後輪を交換する。

ギアが上手くはまらない。

やっとはまり、クイックの締りが甘かったようで回して締めている。

中々時間がかかったが後輪交換完了。

メカニックが再スタートの際に押してくれることもあるが、今回は自力で再スタート。

今回の様にメカトラブルやパンクの際には車が助けてくれることもあるが、自分のことは無視して共通機材カーが爆速で前に上がっていく。

完全に一人ボッチ。

しかし機材提供を受けることが出来て良かった。

これで残り40kmを1人でも走ることが出来る。

前の方に2人選手が見える。

出来ればあれに合流できると助かる。

無理の無い程度に踏みながら追いかける。

後ろからアントニオがチームカーの助けを借りて追いついてくる。

更に後ろにいたのか……。

傷だらけのアントニオ。

アントニオが居るのなら前を追わなければいけない。

自分が先頭に出て全力で前の2人を追う。

追いついた。

そこからは抜きに来る車を上手に使ったりしながら前を追う。

下り切ったところで何とかメイン集団に追いついた。

メイン集団に追いつき、マラグッティから「こけたのか?」と聞かれ、「痛い」と答えるボロボロのアントニオ。

恐らく心が折れているので今日のゴールスプリントは無理だろう。

マラグッティがチームカーに下がっていく。

しばらくしてからマラグッティが帰って来て前に入る。

ゲンキ!と呼ばれて前に横に並ぶと「前に上がってくれ」と言われ、マラグッティの前に出て集団中盤まで上がる。

そこでマラグッティから「今日は俺がゴール勝負する」と言われる。

やはりか。

「だからアシストしてくれ」

マジですか!?かなり足来てますが!

と思ったが、そんな様子は全く出さず「了解」と答える。

やるしかない。

気合のガラナ投入。

マラグッティに「後ろに付いて来てくれ」と言われ付いて行く。

前に上がる際にマラグッティが風を受けていれば前に出て上がるのを助ける。

ラスト10kmを切ってくる。

位置取りが過密になりマラグッティとはぐれる。

しょうがないのでその度に外側からきマラグッティの側まで上がる。

前に上がるのを手伝い、ラスト2km。

完全にはぐれる。

足も限界前に上がるのも無理。

今日は終了。

集団最後尾まで下がり千切れないように頑張りながらゴール。

 

 

感想

 

山岳賞を狙って行きたかったが上手く逃げに乗れなくて残念だった。

あまりにも長く続きすぎていたので足へのダメージも大きく動くことが出来なかった。

途中でも上手く回復させることが出来なかったと思う。

気付くと周りより少し重いギアを踏んでいることが有ったのでそれが原因かもしれない。

疲れているときこそキツクとも回すように心がけたい。

後半はトラブルの連続でかなり足を使ってしまった。

ラスト25kmからのアシストでは足に来てはいたが思った以上に動けたので気合でどうとでもなると感じた。

もっと位置取りを上手くできればラスト2kmを切ってからでもアシストが出来ると思うのでそこがこれからの課題になって来るとも思う。

後2日気合と根性を詰め込んで頑張りたい。

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2015年7月15日 (水)

ツアー・オブ・チンハイレイク 10日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 10日目

開催国:中国

距離:100.0km

天候:晴れ

 

タンシュイで1周12.5kmのコースを8周する周回レース。

川沿いを往復する前半がほんの少し登っており後半がほんの少し下っている、最大高低差50mというコース。

2、4、6周回目の終了時に中間スプリントが設定されていた。
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レース前のミーティング

 

逃げても良いが、おそらく最終的にはアモーレ・エ・ヴィータなどのゴールスプリントに持ち込みたいチームが潰してくるだろうという感じ。

 

 

レースレポート

 

パレード無でレーススタート。

アタック合戦はしばらく様子見。

平坦コースなので決まりにくいかもしれない。

予想どうりすぐに決まらず。

自分もちょくちょく動き出す。

基本的に自分からは行かず他選手のアタックに乗っていくスタイル。

それでも決まらない。

2周目に入る。

数人が飛び出すがアドリアが全力で追う。

アドリアの選手は現在、数秒差で2位のはず。

中間スプリントのボーナスタイムで総合順位の逆転を狙いたいのだろう。

逃げが吸収されアドリアの高速で進む列車の後ろに集団が付いて行き。

アドリアの総合2位の選手が中間スプリントをトップで通過。

中間スプリントの後はペースが緩むはず。

伸びている集団の横をすり抜けて一気にアタック。

数名で飛び出すが集団が追って来て潰れる。

吸収後も前でアタックが続き決まるかもしれないと思ったものには乗って行くがことごとく潰れる。

まだアドリアが追いかけている。

次の中間スプリントも狙いに行くつもりだろう。

これは決まらない。

今日の逃げは諦めて集団内に戻る。

2回目の中間巣プリントもアドリアの高速列車で突っ込んでいった。

誰が中間スプリントで勝ったかは分からなかった。

スプリント後に懲りずにアタックに行ってみたがやはり決まらず。

この時点で1時間を切るペース。

速すぎる。

今日は集団内で休むことに決める。

集団後方で休んでいるとラスト2周半のところでマラグッティから「先頭で前を終え!」と指示される。

ポッツオと一緒に前へ上がると逃げと1分10秒差。

逃げのメンバーが見えない。

ポッツォとローテーションしながら前を追っていると、石橋とアモーレ・エ・ヴィータの選手4人もローテーションに加わり7人になる。

前を追い、タイム差が少しずつ縮まる。

ラスト1周半辺り35秒差。

ローテーションしているメンバーは自分も含めて全員キツそう。

そこから1人1人とローテーションに加わる選手が減っていく。

ラスト1周に入る直前でとうとう自分と石橋だけに。

そこにアントニオのアシストの為に控えていたマラグッティが上がって来て先頭を引く。

限界になって自分も一度後退。

集団内に下がり千切れたくなるが、我慢して再び先頭に上がる。

先頭を引くローテーションに入りラスト半周。

先頭で全力で引く。

ダンシングも入れて全力逃げ集団は見える範囲。

しかし、自分だけでは追いつけないだろう。

全開で引いて全力を出し切って、これ以上はペースが落ちるというところで交代。

オエオエ言いながら集団後方まで下がっていきそのまま集団から千切れる。

最終的に集団はラスト2km辺りで逃げを捕まえて集団スプリントだったらしい。

自分は千切れたままゴールした。

自分のゴールタイムでも2時間を切っていた。

 

 

感想

 

思わぬ大ダメージを食らった1日だった。

楽に走って集団ゴールと予想していたのでかなりきつかった。

休息日開けだったので体にいい刺激が入ったと思うことにする。

明日は今回のレースで最長の240kmなので気合を入れて頑張りたい。

また、山岳賞の下位に滑り込むチャンスがあるのでそこも狙って動いて行きたいと思う。

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2015年7月14日 (火)

ツアー・オブ・チンハイレイク 9日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 9日目

開催国:中国

距離:203.0km

天候:晴れ

 

リンクィアからディングクシィへ向かう直線レース。

スタート直後から登りが始まり2つ山を越えた後、再び山を登りアップダウンを繰り返してさらに登り下ってゴールというコース。

34.2kmと104.5km地点に中間スプリントが、56.3kmと121.0km地点に2級の山岳が設定されていた。

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レース前のミーティング

 

明日は休息日なので全力で逃げに乗って行けという指示。

最初の登りがキツそうだから気を付けろとも言われる。

 

 

レースレポート

 

スタートラインに8分前に並びに行く。

意外と選手が少ない。

今日はやる気がないんだろうか?

パレードなしでレース開始。

アタック合戦が始まる。

今日は逃げたうえで山岳賞も狙いに行きたい。

逃げに乗ってからも勝負できるように足を残して状態で逃げたい。

結構我慢してからアタック。

簡単には決まらない。

飛び出しては吸収が繰り返されている。

連続ではいかずに1度集団内に戻る。

集団前方でフェンチュンカイを見つける。

前方に来ているという事は逃げるつもりなのだろうか?

後ろに付いてズット様子を見る。

中々動かない。

集団前方の位置をキープしたままアタックをかけない。

しびれを切らして動こうかと思った時、フェンチュンカイがアタック。

真後ろに付いて一緒に飛び出す。

飛び出しの速度もかなり良い。

ずっと待っていて良かった。

合計8人ほどが飛び出してローテーションする。

2kmほど逃げたが集団も追って来て潰される。

休んでいる間にマラグッティが飛び出した集団に乗る。

フェンチュンカイも反応して追うのが見える。

その集団に選手がドンドン合流していき20人ほどの集団が先行する形になる。

20km地点を越え本格的に登りだす。

リーダーチームのサンティックが20人も逃がす訳には行かないと全力で追う。

登りの勾配がきついので後ろもかなりキツイ。

ギリギリ千切れないところで粘れる。

先行していた集団に追いつく。

しかし先頭でアタックがかかっているのかペースが緩まずそのままの勢いで登っていく。

相当きつい、足がつりそう。

ここにきて最初にアタックしていたことを後悔する。

早く終われと思いながら耐え続けてやっと登りが終わる。

最後尾辺りでクリアする。

下りに入りペースが少し落ちつく。

登りの頂上で飛び出したメンバーがそのまま逃げたようだ。

ポッツォも乗っているらしい。

1回目のKOMまで集団は40km/hほどのペースで進み。

長い下りで逃げに追いついた。

そこから中間スプリントへ向けてアタックとペースアップが始まる。

中間スプリントを越え一瞬落ち着いたのも束の間、すぐさま山岳ポイントへ向けてのアタック合戦が始まる。

懲りずに自分も乗って行く。

3回目くらいの反応で10名程で飛び出す事に成功。

そのメンバーで登りだす。

飛び出したメンバーでもペースアップというよりアタックがかかり、遅れてしまう。

自分のペースで一気に遅れないように登っているとメイン集団から前に追いつこうとする選手に抜かる。

その選手に頑張って付いて行き逃げの集団に復帰。

そんなことを2、3回繰り返す。

飛び出した集団のペースも若干安定しながら登っていると山頂まで2km辺りの地点でメイン集団が後ろに見える。

ラスト1kmでメイン集団に追いつかれ再びペースアップ。

マジで限界。

縦に長く伸びた集団の横をジワジワ遅れて抜かれながら登る。

集団先頭がかなり前方で山岳ポイントを取る為にバラケているのが見える。

集団中ほどで山岳ポイントクリア。

しかし今回はここからアップダウンを繰り返して登る。

集団はずっと棒状1列のままアップダウンを走り抜ける。

登りで相当苦しんで千切れたくなるが、150km地点からは下りが続くので、そこまでの我慢と思い粘る。

根性出して粘り切った。

下りに入りチームカーまで下がってボトルをもらう。

そこからは集団内でNIPPOのメンバーで固まって下る。

ラスト25km下りが緩くなったところで、先行する7人ほどを捕まえる為に先頭で追ってくれとマラグッティから言われる。

先頭まで上がって、アモーレ・エ・ヴィータとサウスイーストの選手と一緒に前を追って捕まえる。

元の所に戻って休む。

ラスト10kkmを切り位置取りが激しくなる。

途中で離れてしまい合流は無理そう。

ラスト3kmで飛び出している選手がいる。

どうせ合流できないなら自分も飛び出そうと思い、アタック。

ラスト2km程で飛び出していた選手に追いつくが、すぐにメイン集団にも追いつかれる。

そのまま集団内で遅れずにゴール。

 

 

感想

 

最初にアタックに行っていたせいで相当苦しんだが無事にゴールで出来て良かった。

コースマップ上では登りが緩そうだったので楽なレースかと思っていたが実際には想像より遥かに苦しいレースで危うく千切れるところだった。

逃げを打っているタイミングは悪くないと思うが、そこから山岳ポイントを狙いに行けるかと言うと微妙なところなのでもっと力を付けないと厳しいと思う。

休息日を挟んでレースは残り4日なので気合を入れて走り切りたい。

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2015年7月12日 (日)

ツアー・オブ・チンハイレイク 8日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 8日目

開催国:中国

距離:125.6km

天候:雨

 

クスンフアからリンクィアへ向かう直線レース。

スタート直後は小刻みなアップダウンで、30km地点から山岳が始まり、90kmからはズット下りというコース。

30.8kmと62.6km地点に中間スプリントが、44.21km地点に2級の山岳が設定されていた。

20150712_160021

 

 

レース前のミーティング

 

逃げに乗れるように全力を出して、乗れなかった場合には集団内で待機という指示。

今日はここ3日間と違い先頭のゴールタイムから10%遅れるとゴールしても完走にならない。

 

 

レースレポート

 

スタート地点に移動した際に本降りであった雨は多少小ぶりにはなっていたが雨の中でスタートラインに並ぶ。

雨で遅く並んだため集団の中ほど辺りに並んだ。

パレード無し。

レース開始。

開始と同時にアタックがかかり集団が縦に伸びる。

今日はやる気がある選手がいるようだ。

集団中ほどでスタートしたせいで中々先頭に上がれない。

集団が緩んだ際に右端から前へ出る。

その勢いのままアタック。

すぐに捕まる。

吸収と同時にアタックがかかる。

アタックをかける選手に反応して後ろに付いて行く。

今日は長引くかもしれないと考え、自分からは行かない。

足を温存しつつ常に前で反応し続ける。

中々決まらない。

一旦集団に戻ろうか?と思い後ろを見ると集団も縦1列になって苦しそう。

コースがアップダウンの連続で集団に居ても追走のペースのアップダウンが激しく苦しいのだろう。

集団にいても前に居ても苦しさが変わらないのではないだろうか?

前での反応を続ける。

数名で何度か飛び出して決まるか?という事もあったが決まらない。

コースマップ上では20km少し手前にほぼ垂直に登っている区間が有る。

出来ればここまでに逃げておきたかったが無理そう。

一旦アタックを止めて集団前方で足を回復させつつ様子を見る。

全員警戒しているのかアタックもあまりかからなくなる。

少しの間平坦気味の道が続く。

その先にトンネルが見える。

もしかしてトンネル内がかなりの登り?

トンネルに入る確かに登っている。

集団の先頭から少し遅れて入ったので前の状況が分からない。

右側が開いていたので若干無理やり先頭に出る。

2人ほどが飛び出している。

自分もすぐにアタック。

トンネル内はさっきの自分の様に、後ろの選手が前の状況を把握できないので先頭が追うのを止めると逃げが決まりやすい。

トンネル内は風が無いのでペースが落ちにくい。

先頭でガンガン踏んでいく。

先行していた2人を抜いてさらに踏んでいく。

後ろを見ると何人か付いて来ていたので交代する。

集団とは少し離れている。

ローテーションしながらトンネルを抜ける。

集団とは結構離れている。

しかしここで緩めれば一気に追いつかれる。

たしかこのすぐ後に急な下りがあったはず。

集団は安全に下るはずなので、そこで攻めれば逃げを決めれる。

雨が降っているせいで路面が湿っておりスリップの危険もあるが多少のリスクは仕方がない。

一瞬の平坦区間を過ぎて一気に下る

昨日と同じコンクリートの急な下り。

前の選手に続き勢いよく下っていく。

流石に高速では下らず、少し余裕を持ちつつも攻めていく。

下り切って平坦区間に入る。

ここで初めて全員でローテーションを開始する。

飛び出したメンバーは8人。

後ろの集団は完全に見えない。

逃げを確定させるために50km/h以上のペースでガンガン飛ばす。

中間スプリントまで1kmの看板が出る。

とにかく逃げを決める為に牽制も入らずローテーションが続く。

右コーナーの看板が出る。

見ると直角に右に曲がり橋を渡っている。

橋の横幅が狭いので結構危険なコーナーになっている。

コーナーを2番手で通過。

先頭の選手がそのままもがいて行くのでそれに付いて行き中間スプリント2番手通過。

そこから登りが始まる。

登りの開始時点で集団とのタイム差1分弱。

サウスイーストの選手がアホみたいに先頭で踏むのでかなりキツイ。

自分が先頭に出たときにかなり長く引いてペースを安定させようとするが、結局また上がる。

そのせいで先頭交代に入ってこない選手が2人ほどいるので面倒臭い。

集団とのタイム差は最大2分ほどまで開いた。

2級山岳の山頂までラスト1kmの看板が出る。

出来れば取りに行きたいが、サウスイーストの選手と競り合うのは無理。

サウスイーストが先頭で登り、その後ろまで上がっていく。

このまま登るのであれば2番手通過でもいいと思い様子を見る。

ラスト500mぐらいで2番手の選手がアタック。

行くのかよ!と思っていると、直後にサウスイーストの選手も飛出し、遅れてもう1人反応する。

自分も踏み出すが先頭には追いつけそうにはない。

3番手の選手を追い抜きそのままの勢いで前を追うが、ギリギリ2番手の選手は抜けずに3位通過。

先頭はサウスイースト。

頂上のスプリントでばらけた逃げのメンバーが集まり再びローテーション。

タイム差は一時的に1分弱まで縮んだが、再び2分近くまで離れた。

現在50km地点。

90km地点からは下りが続くので出来ればそこまでは逃げておきたい。

あと40km。

だいたい1時間ぐらいか?

頑張ろう。

小刻みに登ったり下ったりした後再び長く登りだす。

やはりサウスイーストの選手が踏む。

この選手はかなり強い。

千切られないように気を付けないといけない。

登りが終わり下ってまた登って下って街中に入る。

コーナーが連続しているといきなり中間スプリントラスト1kmの看板が登場。

コーナーの連続で集団が少しばらけている。

先行2人でそれを追う選手の後ろに自分。

前とは20m程。

しかし自分の前の選手はあまり追う気がない。

むしろ離れて交代され自分が先頭で右コーナーに入る。

今回のレースは中間スプリントや山岳ポイントでラスト1km以降残りの距離を示す看板が無いので距離を掴みにくい。

自分が先頭のまま少し無理しながらペースを上げて前を追う。

前方でチェッカーフラッグを振っているのが見えスプリントラインの場所が分かる。

意外と遠い。

前のペースがこのままなら追いつけるかもしれない。

自分の後ろに選手が来ている気配はない。

最低でも3位通過は出来そう。

前に追いつけるかと思い踏んでみたが、2人でスプリントを開始し追いつけず3位通過。

その後再び集まってローテーション。

アップダウンを繰り返してから長めに下り、85km地点程で後ろから5台の先導のバイクが前に上がっていく。

メイン集団がかなり近づいて来ているのだろう。

しかしまだ後ろには見えていない。

出来れば登り終わりの90kmまで行きたい。

そのまま88kmまで行く。

バイクが上がって来てタイム差30秒。

確かに後ろに見えている。

逃げの他のメンバーも登りの最後まで行きたいようで誰も踏むのを止めずにそのままのペースで登って行った。

登りの終わりが見えたところでメイン集団から2人の選手がアタックして自分たちを抜いてきたが、集団には丁度山頂で吸収される。

集団内に戻り休みながら下る。

飛び出した2人は途中で吸収された。

集団のまま下り街中へ。

かなりコーナーが連続してインターバルがキツイ。

逃げて疲れもあるうえ、このコーナの連続では位置取りの助けにもならないだろうと集団後方に付いて行くだけ。

途中のコーナーでフェンチュンカイがオーバーランしてコースを仕切るテープに突っ込んでいた。

ラスト3km手前で落車があったが巻き込まれずにそのまま集団後方でゴール。

 

 

感想

 

今日のコースは比較的楽そうだと前もって感じていたので思い切って前半から積極的に動くことが出来た。

そのおかげで落車以降初めて逃げに乗ることが出来てとても良かった。

擦過傷はまだ痛いが、体調や足の調子は完全に問題がないと感じた。

逃げに乗ってからは各ポイントで「無理せず取れれば取っていこう」ぐらいの感じでスプリントしていたが、全体的に中途半端な結果になっているのでもっと本格的に狙って行けば良かったと思う。

明日以降逃げられれば全力で各ポイントを狙って行きたい。

明日以降は今まで経験したことのない9日以上続くレースになって来るので、体調や故障にも気を付けて頑張っていきたい。

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2015年7月11日 (土)

ツアー・オブ・チンハイレイク 7日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 7日目

開催国:中国

距離:190.1km

天候:晴れ

 

グイデからクスンフアへ向かう直線レース。

スタートしてすぐ20kmから登り出し1級山岳通過後、130km過ぎまで延々とアップダウンを繰り返すコース。

80.6kmと113.7km地点に中間スプリントが、46.9km地点に1級の山岳が104.9km地点に3級の山岳が設定されていた。

20150711_212605_2

 

 

レース前のミーティング

 

自分は総合が遅れているため逃げ切りも狙えるのでスタートから逃げを狙って行けという指示。 

逃げていれば逃げから千切れても楽に登りをクリアすることが出来る可能性もある。

 

 

レースレポート

 

パレードは無し。

号砲でレース開始。

スタート直後はパレードか?と疑うほど遅かったが、すぐにアタック合戦が始まる。

緩やかなアップダウンが続く道で延々とアタック合戦が続く。

今日は初っ端から動いているので結構きつい。

2、3回10名ほどで飛び出し、決まるか?という展開もあったが結局すべて潰れる。

メーターを見ると20km地点。

ここからは登りが始まる。

本格的に登れる選手が山岳ポイントを目指して逃げようとしてくるはず。

その選手と逃げても千切られるだけで無駄。

さらに、登りで逃げようとアタックをして足を使いすぎると一気に遅れる可能性があると判断し、集団内にいることにする

自分が諦めた直後に数名の逃げが決まり、そこにマラグッティも後追いで合流した。

集団はRTSが自分にとって少しキツイ位のペースで引く。

いつもと同じ、集団内を下がりながら登りってペースが緩んだ時に前に上がる戦法で足を溜める。

登りは46kmまで続く。

ラスト6kmは平均勾配8%越えのハズ。

KOM開始のラスト6km手前でアタックがかかる。

付いて行けないと思い即座にマイペースで登りだす。

前もって集団前方まで上がっていたこともあり他の選手にドンドン抜かれていく。

道が右に曲がり山間の開けた景色にガラッと変わる。

勾配もガラッと変わり8%開始。

左にKOM開始の看板がある。

ここから6km。

去年走っている石橋が「ここからかなりキツインですよ。」と言いながら抜いて行く。

すでに結構きついので無理に付かずにペースを維持。

途中で先に逃げていたマラグッティが前から千切れて降ってくる。

数人に抜かれるたびに付いてみようとするが足がキツく無理。

開始直後にアタックしまくっていたのが今になって効いて来ている。

いつもだったら付けているような集団にも付けず遅れる。

ヤバい、このままだと1人になってしまってゴールできなくなる。

焦って後ろを見ると10人ほどの集団が結構後ろに居て、その後ろは木端微塵。

あれに付けなければ終わる。

メーターを見ながら登るが、45kmを過ぎてもラスト1kmの看板が出てこない。

これは精神的にかなりキツイ。

やっとラスト1kmの看板が見える。

それと同時にさっき見えていた後ろの集団に追いつかれる。

その集団にマラグッティとアントニオも居た。

集団最後尾で下りに入る。

コーナーもあるが比較的直線的な下りを爆速で下っていく。

途中虫が飛んできてサングラスの右目の部分に直撃して跡形も無く消し飛ぶ。

サングラスに虫の体液が付いて視界が悪くなったので急いで拭いて前を追いかける。

下りが緩くなったところで前に追いつき一安心。

この下りでの最高速度は98.7km/hだった。

時速100km一歩手前である。

下り切って再び登りだす。

前方につづらおりの登りが見える。

結構上の方をチームカーが走っているのが見える。

今からあそこまで登ると思うとゲッソリする。

集団は人数が増え20人ほどでユックリ登っているがかなりしんどい。

さっき見えていたところまで登ってくる。

更に3段くらいのつづらおりが見える。

どうせなら最初から見えていて欲しかった。

またそこまで登る。

更に上に続いている。

そもそも登りの終わりが見えない。

遥か上方に尾根がと続いてる。

この山脈を越えるはずなので、まだまだ登ることになる。

正直千切れたい。

しかしここから千切れるとゴールは出来ず明日走れなくなる。

泣きそうになりながら集団後方に付いて行く。

やっと登りきり下って、またすぐ登る。

再び下ってまた登る。

メーターを見ると85km。

まだ半分も行っていない。

本当にやめたくなる。

そもそもコースマップではここまでハードなアップダウンというイメージは受けなかったはず。

やめたい、やめたい、と思いながらやっと半分の95km地点までくる。

ここでコースを思い返す。

たしかラスト60kmは下りだったはず。

あと35km。

そこまで粘れば後は集団後方で休んでいれば勝手にゴールまで行けるはず。

1時間弱だろうか?頑張るしかない。

しかし、そこまであと何回登りがあるか分からない。

もっとちゃんとコースマップを見ておけば良かったと今さら後悔する。

登りが終わって下ってまた登る。

出来れば毎回の登りの終わりに、頂上までの距離のカウントダウンの看板を立ててほしい。

登りの途中でKOMスタートの看板が出る。

たしか3級山岳だったはず。

わざわざ3級山岳にするという事はここで登りが終わりだろうか?

登り終わって下る。

また登る。

いい加減うんざりしてきた。

足の調子はかなり回復してきているが、登りがいつ終わるか分からないので精神的にきつい。

後ろに上がり、他チームのチームカーにコースマップを見せてもらう。

最初からこうしていれば良かったが、途中まではその事に気付く余裕もなかった。

今どこか聞くと、現在補給所手前の登り。

補給所後の後の登りで最後なので、登りはあと2つ。

やる気が上がる。

登りきり、下る。

つづらおりの登り以降チームカーが下がってこなかったせいで、途中で他のチームカーからペットボトルの水を1本貰っただけで何も補給できていない。

水も捕食も何も残っていない。

下り切ったところの補給所で、しっかり減速し確実にボトルと捕食をサコッシュで受け取る。

もし、受け取りに失敗すれば戻ってでも受け取るつもりだったので無事に受け取れて安心した。

そこからは最後の登り。

なぜか分からないがペースが上がり、少しキツイ。

集団内から野太い悲鳴と文句の声が上がり、少ししてからペースが落ちる。

登りが意外と長い。

勾配は緩めではあるが延々と続いている。

アントニオがキツそうに下がってきたので、「これが最後の坂だから」と言って助けながら登りきる。

下りに入る。

意外と緩い下りで50km/h後半で下っていく。

道も広めで真っ直ぐな上、路面も綺麗。

「これなら安心して集団後方でゴールまで行ける。」と思っていると、路面注意の看板が現れ道が無くなる。

無くなったのではなく、急に下りが急になったので無くなったように見えただけだった。

かなり急な下り。

しかも路面はコンクリートのように変わり、かなりでこぼこで荒い。

コーナーも連続しかなり危ない。

左は崖の壁で右側には膝丈ぐらいのコンクリートの壁が有るだけでその向こうは断崖絶壁。

右にオーバーランして突っ込めばそのまま崖下に落ちて行って冗談じゃなく死ぬ。

そんな下りを超高速で下っていく。

怖すぎてメーターは見れなかったが、データではだいたい60km/hで下り、最高75km/hも出ていた。

当然、そこまで攻めて下れば遅れる選手も出てくる。

遅い選手を抜いて行く。

途中で自分の前の選手が路面のでこぼこで跳ねて着地時に少しスリップする。

自分も同じタイミングで跳ねてスリップしたが、ひるまずに突っ込んでいく。

左のコーナーは左側に崖の壁が有るので先が見えずコーナーの深さが分からない。

自分の前の選手がコーナーの深さを見誤り、外側に膨らんでいく。

自分はしっかり減速していたので問題無いが、前の選手は相当ヤバイ。

このまま膨らみ続けると崖下に落ちてしまう。

どうなる!?と思って見ていると、ギリギリの所でブレーキが間に合ったようで立て直す。

そんな状況の中で下り続けると、下りが緩くなり集団が1つになる。

落車の音も聞こえなかったし全員無事に下れたようだ。

そこからは集団でローテーションしながら下ってゴールした。

自分は後方で休みながら下り、最後の方だけ前に出て来てゴール。

 

 

感想

 

逃げれるか?と思って前半にアタックを繰り返したがそのせいで酷い目にあった。

しかし、ずっと集団後方にいたとはいえ、我慢することが出来て良かった。

後半には集団のペースが遅かったこともあり回復してきたので良かった。

やはり、前半にアタックを連発すればかなりのダメージが来るので回数を絞って逃げることが出来ないと残っていくのは難しいと実感した。

明日以降もハードなレースが続くのでひたすら耐えて頑張りたい。

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2015年7月10日 (金)

ツアー・オブ・チンハイレイク 6日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 6日目

開催国:中国

距離:137.6km

天候:晴れ

 

ゴンゲからグイデへ向かう前半に緩めの登りが連続し、中盤に今大会最高標高の3777mまで登って下る直線レース。

前半の登りは1つ1つが結構長い山岳コースで、中盤は比較的平坦、中盤の終わりごろに1級山岳を越えてゴールというコースだった。。

75.4kmと117.8km地点に中間スプリントが、85.2km地点に1級の山岳が設定されていた。。

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レース前のミーティング

 

少人数の逃げは無視し、大人数が行ったときには反応しろという指示。

集団が分裂する際には前にいろという事だろう。

中盤では横風が吹く可能性もあるので警戒が必要。

1級山岳はキツそうだが頑張れという指示。

 

 

レースレポート

 

相変わらずパレードは無し。

号砲でレース開始。

スタート直後右に曲がり、そのあとすぐに左に曲がる。

曲がった先にいきなり急な坂。

先頭付近で並んでいたおかげで、集団前方で登りに入れた。

アタックをかける選手もいるが、今日も反応はしなくていい。

集団内をユックリと遅れながら登る。

周りより遅く登っているのでダメージが少なくて済む。

逃げは決まらず、しばらくペースが上がり集団が伸びる

10km地点前後の緩い登りでフェンチュンカイを含む少数が飛び出し、それが決まる。

そこからは集団は安定したペースで進む。

登りでも安定しペースではあるが結構速い。

周りの選手は息が上がっている。

自分は無理の無いペースで遅れながら登るので比較的楽。

遅れた分は、下りやペースが落ちた時に一気に前に上がって取り戻す。

集団内を前から後ろに下がっていき、端から一気に上がり直す感じ。

そうして足を温存しつつ登りの区間が終わる30km過ぎをカウントダウンしながら待つ。

無事問題も起こることなく登り区間通過。

しばらく平坦区間に入る。

ここでは集団の比較的前方にいるポッツォの近くをキープしながら走る。

事前に確認しておいた情報では50km付近で鋭角に右に曲がる。

右に曲がった後の進行方向は昨日まで横風が吹いていた区間の進行方向と一致するため、今日も横風が吹く可能性がある。

50km地点手前から先頭付近まで上がっていき位置をキープする。

50km辺りの鋭角コーナーを曲がる。

今日は風がない。

ペースも上がらず、今までと同じようなスピード進み集団も真っ直ぐ後ろに付いて行く。

横風が無くて一安心。

そこからはマラグッティやポッツオの近くをキープしながら走る。

75.4kmの中間スプリントポイントを過ぎる。

逃げとのタイム差は2分半ほど。

他のメンバーから離れ、単独で集団の前方へ上がる。

遅れた時の為のアドバンテージを先に稼いでおくためと、前の様子が分かりやすいからだ。

登りが始まるがすぐにはアタックがかからない。

登りの勾配は5%ほど。

集団で走った方が楽なはず。

山頂までラスト6kmのところでアタックが始まりペースが上がる。

少し踏んで合わせてみるが、付いていけなくは無いがキツくなってきたので自分のペースで登ることにする。

途中でポッツォに抜かれる。

前の集団の最後尾にガバッツィがダッシュして付いて行く。

この登りを耐えればゴールスプリントに持ち込めるので必死なのだろう。

そこからは自分のペースを刻み続ける。

先頭集団も自分とあまり変わらないペースで登っており、一気には離れない。

付いて行った方が正解だったかな?とも思う。

しかし、集団に付いて行き限界まで踏み切って遅れてしまうと一気に減速する。

そうなれば下りを利用しての集団への復帰は絶対に無理。

下りで集団に復帰できるかどうかも微妙なところではあるが、前に残ろうとして一気に遅れるリスクを考えれば、後ろで前に追いつきたいメンバーで集まり下りで追いつく方が良いと判断した。

それにここからもレースが続く以上、あまりダメージを溜め過ぎたくないというのもあった。

ラスト3km辺りから、前から遅れた選手や、自分を抜いてきた選手が集まり10人ほどの集団になる。

ペースも無理の無い範囲で良いペース出たので自分もその集団の後ろに付く。

あと2kmあると思っていたら山頂までラスト1kmの看板が出る。

うれしい誤算。

自分いる集団のペースが山頂に向けて上がっていくが我慢して付いて行く。

途中で力尽きたガバッツィが集団から千切れて来て自分たちの集団にも付けずに遅れる。

前に付いて行っていればああなっていた可能性もあったと、改めて感じる。

遅すぎるようであれば登りの最後で、力ずくで先頭の集団に追いつくことも考えていたが、この集団に居た方が良い。

前に追いつこうという気合を感じる。

下りに入る。

下りだしてすぐに数名の集団に追いつき15人以上の集団になる。

真っ直ぐな下りの前方には4、50秒差で集団が見えている。

ローテーションが始まり前を追い出す。

この集団内には「どうしても前に追いつきたい」という選手がいるはず。

前を引くのはそういう選手に任せて自分は後方待機。

自分以外にも数人そういう選手がいる。

坂を1つ越え、急な下りが本格的に始まる。

集団から1人飛び出して猛スピードで下る。

それを集団が追いかけ、それぞれ3mほどの間隔を保ちながら高速で下る。

下るのが下手な選手を抜かして自分も前に付いて行く。

始めは緩やかなコーナーだった下りにヘアピンコーナーが増えてくる。

しかも逆バンクのコーナーもある。

本来コーナーは外側を高くすることで曲がりやすく作られているが、逆バンクのコーナーは外側が低くなっているため曲がりにくく、普通のコーナーの間隔で突っ込んでいくと滑ったり、オーバーランしてしまったりする。

さらにチームカーが先頭集団に追いつく為に追い抜いてくるためかなり危険。

集団最後尾で下っている自分はもろにその影響を受け、遅れては追いついて、を繰り返す。

ちなみに自分の後ろの選手は、諦めたりコーナーが下手で遅れたりして居なくなった。

全力で高速で下る集団に付いて行くと、前方にチームカーの車列が見える。

チームカーの車列の先には集団があるのであと少し。

ラスト25km手前で集団に追いつく。

昨日に引き続き下りでの集団復帰に成功(自分は1度も前に出ていないが……)

集団内にいたポッツォに状況を聞くと10人ほどが逃げているらしい。

その後、ポッツォが水とエネルギージェルが欲しいという事でチームカーを呼ぼうとするが、ラスト25kmを切っているので補給は禁止されていると言われる。

ポッツォに伝えて、余っていた自分のボトルを渡す。

ラスト5kmでポッツォから「ラスト1kmで一緒にアドリアの後ろに付いて行く」と指示される。

ラスト3kmを切る。

ポッツォがアドリアの列車の後ろに付いて行き、その後ろに自分が付く。

ラスト1km手前の左コーナー。

もともと嫌な予感はあったが、やはり離れてしまう。

無理か?と思っていると自分の居る、集団右側にアドリアの列車&ポッツォが抜けてくる。

よしっ!と思い付こうとするが、前の選手が段差で跳ね飛んでそれにビビり付けず。

その後単独となるも頑張ってゴールスプリントしてみようとしたが、路面が悪く跳ねたり、前から下がってきた選手とぶつかりかけたりで上手くもがけず31位でゴール。

ポッツォは6位でゴール。

 

 

感想

 

前半は思っていたよりもユックリで横風も無く休みながら走ることが出来たので助かった。

山岳では千切れたタイミングが早かったかとも思ったが、結果的に追いつくことが出来たので良かった。

ラストの動きでは集団にポッツォと自分しかいなかったのでアシストをしなければいけなかったのに千切れてしまい申し訳なかった。

また、自分のチャンスでもあったと思うのでそこを物に出来なかったのが痛い。

もっと気合と根性を入れて、自分をスプリンターだと思い、最後の勝負に挑むようにしないといけないと思った。

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2015年7月 9日 (木)

ツアー・オブ・チンハイレイク 5日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 5日目

開催国:中国

距離:132.6km

天候:晴れ

 

チンハイレイクの東岸を走り、ハイクラスの山岳を越えてゴンゲへ向かう直線レース。

コースマップ上では前半は小さめのアップダウンが連続する平坦コースで、後半にはハイクラスの山岳がある山岳コースだった。。

41.6kmと77.3m地点に中間スプリントが、85.6km地点にハイクラスの山岳が設定されており、ハイクラスの山岳は10%の登りが5km続く感じだった。

20150709_183238

 

 

レース前のミーティング

 

昨日逃げたのは良かったが、やはり風がキツイと逃げた側がかなり不利になるし、昨日の落車のダメージも有るので今日は逃げずに集団にいるようにという指示。

コース的にも昨日と同じで前半には横風が吹いて集団が分断されるかもしれないので気を付ける必要がある。

登りでは無理せずに完走だけは出来るように走るようにという感じだった。

 

 

レースレポート

 

ツアー・オブ・チンハイレイクにはパレードスタートが無いのかもしれない。

今日もピストルの音でのレース開始。

今日はアタック合戦に参加せずに集団内で待機。

しかし、スタート直後からの登りでのアタック合戦により、集団もかなりのハイペースで進む。

今日のアタック合戦は今までと様変わりして相当激しい。

集団内に居てもかなりキツイ。

登りでは集団内を下がりながら登りきり、下りで集団前方まで上がり登りで下がる余裕を稼ぐ。

いつまでたっても逃げが決まらない。

フェンチュンカイがアタックに行くのが見える。

「自分も行きたいな」と思うが、即座に昨日のダメージから考えるに絶対行ってはいけないと思い直す。

延々とアタック合戦が続き、集団内でもキツイ状況から、今日はアタック合戦に参加していなくて本当に良かったと改めて思う。

もし参加していれば確実に千切れている。

逃げが決まったのは41.6kmの中間スプリントの手前。

しかし集団のペースもそこまで落ちずタイム差も広がらない。

そして50kmを過ぎたあたりから恐怖の横風でのペースアップが始まる。

右からの横風で集団が左に寄せられる。

自分の前の選手は左の路肩ギリギリを走っている。

昨日の落車のせいもあり、自分は左ギリギリまで寄れず右からの風を受ける。

足がかなりキツく前から離れてしまいたいが、ここで離れると終わってしまうと思い粘る。

ペースが少し緩み楽になる。

嫌な予感がする。

後ろがかなり苦しんでいるこの状況で、先頭がペースアップを緩める意味が無い。

嫌な予感が的中し、自分の2人前で集団が分裂している。

自分の前の選手が踏むが追いつけず交代。

自分も踏むが縮まる気配がなく限界で交代。

前から遅れる。

後ろから抜きに来た選手の後ろに付く。

交代で前を引くが、当然差は縮まらず。

後ろを見ると結構大きな集団が来ていたのでそこに合流。

コースが右に直角に曲がり、風向きが変わる。

今までが右後方横寄りの風だったのが、右前方前寄りからの風に変わる。

前の30人ほどの集団に残ったのは士揮とポッツォ。

自分の50人以上いる集団にはマラグッティとアントニオもいた。

前にはポッツオも行っているし、これだけ人数がいれば引く必要も無いだろうと集団後方で待機。

横からの風が強ければ強いほど集団は急な角度で斜めになる為、集団後方は横からの風をもろに受ける。

今の様に弱めの横風であれば集団がペースアップしても集団の角度は緩やかに斜めになる。

なので、集団後方でも前の選手が風除けになる位置に入れるから後ろに居ても問題ない。

自分は総合順位も遅れているし、前に追いつきたいわけでもない。

今日は集団でゴールできればそれでいい。

マラグッティからも特に指示がない。

集団は前に追いつきたいメンバーがペースを上げ、そこに千切れたくないメンバーが付いて行く。

77.3kmの中間スプリントを過ぎ右に直角に曲がり登りが始まる。

前の集団は登りに入りアタックがかかりばらけ、そこに自分たちの集団から山岳で勝負したい選手が飛び出し、混在し、バラバラのブチブチに千切れた状態で登る。

自分は集団最後尾から自分のペースで登っていく。

途中で「グルペーット(ユックリ登りたいメンバー集まれ!的な掛け声)」と叫んでいる選手を抜いていく。

出来るだけ前で登りきるに越したことは無い。

前に居ればトラブルや限界になって遅れたときに、まだ後ろに集団が有るので安心感が違う。

限界を超えないように自分のギリギリのペースで登り続ける。

アモーレ・エ・ヴィータのエーススプリンターのガバッツィになぜか抜かれるが気にしない。

限界一歩手前のペースで登っているので結構きつい。

抜いてくる選手や車も利用するが、踏み過ぎないように気を付ける。

5km程登ったがまだラスト1kmの看板が見えない。

踏むのを止めそうになるが我慢して踏む。

ラスト1kmの看板が見える。

同時に前からマラグッティが降ってきて自分の前を走る集団に付く。

自分と集団までは50m程。

登りきれば下りに入るので集団に付いた方が絶対に楽。

前の集団に追いつきたい。

前の集団は登りが終わる前にペースアップする可能性がある。

ペースアップされると追いつくのは無理。

その前に追いつく必要があるが、追いつく為には全力でダッシュする必要がある。

全力ダッシュして前に追いつき、更にそこから集団がペースアップしても根性で粘り切れる距離。

メーターを見ながら登りの残りの距離を計算する。

少し早いが、ラスト700m付近で一気にダッシュに前の集団に追いつく。

予想どうり山頂に向けてルスベロの選手がペースを上げてくる。

相当キツイがここで千切れるわけにはいかないと全力で粘る。

山頂が見える。

山頂だけを見据えて全力で我慢。

根性の出し所。

千切れずに山頂通過。

緩く下りだしペースが更に上がるが全開で追い込んで付いて行く。

前の選手に追いついたり、チームカーを使い無理やり追いつきてきた選手が合流し、自分のいる集団が20人ほどになる。

集団の最後尾に付く。

前にはポッツォもいるし無理に追いつかなくていい。

それ以前に前を引くと千切れそう。

マラグッティはいつの間にか居なくなっている。

チームカーで無理やり追いついて来たガバッツィが全力で下りを引く。

前に追いつければゴールスプリントで勝つ自信があるのだろう。

自分は最後尾でひたすら休む。

時々中切れが発生しているが無視。

他の選手が頑張って前に追いついてくれる。

後ろを見ると誰もいない。

この集団に後ろから追いつくのは無理だろう。

それは同時にここから遅れると大幅にタイムロスすることを意味している。

前に10数名の集団が見えてくる。

105km辺りの登りで前に追いつく。

ポッツォもそこにいた。

かなりキツそう。

集団のペースが上がり千切れる選手が出てくる。

それを抜いて前に付いて行く。

ラスト25kmの看板を過ぎる。

登りの頂上が見える。

ポッツォは自分の後ろに付いている。

本日2回目のここで千切れる訳にはいかない。

重いギアを踏む余裕はないので超高回転で前に付く。

長くはもたないが、ここさえ堪え切れればいい。

前の選手とともに山頂通過。

前の選手は集団最後尾と10mほど離れていたが下りで踏んですぐに追いつく。

曲がりくねったかなり危険な下りを全力で前に付いて行く。

下りが下手な選手を抜き去る。

コーナーの上手い選手が先行し集団が2分されかけていたが直線で1つにまとまる。

下っている間ずっと最後尾。

ラスト10kmを切る。

ポッツォが後ろに下がって来て「調子はどうだ?」と聞かれる。

「いい感じ」と答えると、前で先頭を引くローテーションに加わってくれ、と言われ前に上がる。

今まで山頂からずっと最後尾で足を溜めていたのでかなり余裕がある。

先頭のローテーションでガンガン引く。

レースの詳しい状況は分からないが、先行している選手がいるはず。

前に2人の逃げが見える。

あれが先頭か?

しかし、レースの先頭を走る先導車がいないので先頭では無いはず。

ラスト5kmを切る。

ローテーションがイマイチ上手く回らない。

とにかく前の2人は捕まえておきたい。

自分が先頭で踏みながらラスト3.7kmの左コーナーに入る。

後ろを見ると離れている。

どうせ集団に戻ってもローテーションが上手く回らず引かさせられるだけなので、それなら逃げた方が良いと判断。

独走開始。

前を追いかけて踏めなくなるギリギリのところで踏み続ける。

ラスト3kmを切る。

後ろは結構離れている。

緩く登っているので辛いが我慢して踏む

ラスト2kmで前2人を抜く。

振り返ると後ろがさっきより迫っている。

時々振り返りながら踏み続ける。

一瞬しか振り返らないので分かりにくいが、距離が詰まっていないように感じる。

しかし、ラスト1kmのところで後ろに車輪の音が聞こえる。

追いつかれると判断し踏むのを止め、集団の7番手辺りに入る。

ラスト500mを切る。

ポッツォが左から上がる。

アシストしたいが自分は右側に居るので無理だった。

最後の右コーナーを曲がりスプリント開始。

自分も10番手辺りからスプリントしてみる。

集団トップはポッツォが取った模様。

自分は途中まで飛び出していたこともあり、あまり加速せずむしろ減速し5人ほどに抜かれてゴール。

レースのリザルトを見て知ったが、自分たちの集団より先に26人もゴールしていた。

 

 

感想

 

足を休めるだけのレースにするつもりであったが、結果的に今までで1番良い位置でゴールすることが出来た。

落車の影響も思った以上になくて安心したが、ジワジワ出てくる可能性もあるので油断できない。

ラスト3km手前で飛び出したのは結果的には意味が無かったが、自分本来の走りをすることが出来てかなり良い感覚を得ることが出来た。

これからもハードなコースが続くので集中して気合を入れて挑んでいきたい。

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2015年7月 8日 (水)

ツアー・オブ・チンハイレイク 4日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 4日目

開催国:中国

距離:185.4km

天候:晴れ

 

チンハイレイクの西岸を走り、ガングチャへ向かう直線レース。

コースは細かなアップダウンが連続する平坦コース。

66.6kmと120.7kmと158.2km地点に中間スプリントが設定されていた。

20150708_180631

 

 

レース前のミーティング

 

昨日と同じで少数の逃げには乗らなくていいが、人数が行けば乗った方が良いという指示。

風向きにも気を付けるようにとも言われた。

 

 

レースレポート

 

今日もパレードは無しの号砲でレース開始。

今日のアタック合戦は今回のレース中1番のしょぼさだった。

リーダーチームのコルスがスタートと同時に先頭で集まってゆっくり進み、そこから1、2人が飛び出すという感じ。

しかし、飛び出した選手もこんなに少ない人数じゃ無理、という感じで帰って来て、また別の選手が飛び出す。

しばらく様子を見ていると、2人が飛び出し諦めずに頑張っている。

あれはやる気がありそう。

出来れば乗りたいが、3人になったところで少なすぎる。

集団左から2人の選手が飛び出したのでそれに追いつき3人で前に追いつき5人になる。

そこから更に2人追いついて来て7人の逃げが決まる。

全員で均等にローテーションし、逃げとメイン集団のタイム差は最大4分ほどまで開いた。

66.6kmの中間スプリントでは取りに行けという指示が出たのだが、自分が最後尾にいるときに先頭3人がもがき出したため出遅れて取れなかった。

逃げは120km手前で吸収される。

しかしメイン集団も横風区間で人数をかなり減らしており60人ぐらいに人数を減らしていた。

メイン集団は時々ペースアップし縦に伸びる。

その中で苦しんでいた130km地点。

左の路肩ギリギリを2.3列になり52km/hでほぼ限界の中で踏み続ける。

左の路肩に補給所まで1kmの看板が一瞬見える。

見えたと同時に自分の左前の選手がそこに突っ込み吹き飛ぶ。

それに巻き込まれ自分も吹き飛ぶ。

ケガの状態から察するに左半身を下にしてスライディングした模様。

滑り終わってから後ろから突っ込まれることを警戒して頭を抱えて丸くなる。

幸い後ろからは突っ込まれず。

再スタートの為に立ち上がるが、さっきまで全力で踏んでいたこともありフラフラ。

息が上がりきりとても自転車に跨れる状態じゃない。

膝に手を付きゼーゼー言いながら休む。

息が少し落ち着いたので、よろけながらバイクを立て直して走れるか様子を見るが、車輪が回らない。

確認した直後にチームカーがやって来て、バイクチェンジ。

とにかく跨ってスタートする。

チームカーから抜かれる際に「後ろの集団に合流してゴールを目指せ」と指示される。

後ろから大きな集団が来たので合流。

40人ほどいる。

集団内には士揮とアントニオ、最後尾にマリーニがいた。

アントニオとマリーニも落車しており、マリーニに至っては左手首が痛すぎるらしく右手だけでハンドルを持っていた。

そのままその集団の後ろに付いてゴール。

 

 

感想

 

状況を見て1発のアタックだけで逃げを決めれたのは良かった。

中間スプリントに関してはもっと経験を積んでいく必要があると感じた。

横風区間で集団がバラけることは予想していたので、その為にも逃げていた。

予想どうり人数を減らした集団に少し苦しむだけで合流できたのは良かったが、落車で全てオジャンになってしまった。

落車に関してはこのレベルのレースでは巻き込まれる位置に居たのが悪いと思うしかない。

今回遅れたせいで総合順位を狙っていくのは現実的に無理になった。

こうなってしまった以上ステージ狙いとアシストに徹するしかない。

しかし落車のダメージも結構ひどいので体の感じを見つつ、次の日も走れるように無理をし過ぎないように気を付けたい。

ダメージがどれ位酷いかと言うと、いつもノリノリで書いているレポートがこれ位短くなるレベルである。

心折れずに明日以降も気合を入れて頑張りたい。

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2015年7月 7日 (火)

ツアー・オブ・チンハイレイク 3日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 3日目

開催国:中国

距離:148.5km

天候:晴れ

 

クシィニングからチンハイレイクへの直線レース。

コースは初っ端から86.7kmの標高3400mまでずっと登り、その後少し下ってから平坦というコース。

最高地点の86.7kmに山岳ポイントが設定されており、51.8kmと100.05km地点に中間スプリントが設定されていた。

20150707_185057

 

 

レース前のミーティング

 

少数の逃げには乗らなくていいが、人数が行けば乗った方が良いという指示。

今日から本格的な山岳が始まるため総合に大きく影響が出てくる。

 

 

レースレポート

 

今日もパレードは無しの号砲でレース開始。

今日のアタック合戦は今までと勢いが違う。

開始直後からドンドン前に飛び出していき、逃げというよりも前で新しい集団を形成する。

少し遅れたが他の選手を利用して前に追いつく。

前の人数が多いこともありそこでも新しいアタック合戦が始まっている。

山岳ポイントがあることもあり逃げたい選手が多いのだろう。

飛び出した選手は人数が多かったこともあり、一度集団に吸収される。

そこから再びアタック合戦。

アタックの様子を見ながら集団の様子もうかがう。

右端からランプレのフェンチュンカイが上がっていく。

これはかなり怪しい。

少し遅れて自分も右端から上がる。

思った通りフェンチュンカイがアタックをかけた。

即座に反応して自分も飛び出す。

先頭を引いて後ろに下がる結構な人数が飛び出している。

ポッツォもいる。

ローテーションしているがかなり速い。

後を見る余裕がないが、たぶん先行しているだろう。

数回ローテーションを回してから後ろを見て見る。

集団が見えなくなっている。

バイクが上がって来る。

タイム差1分半。

昨日のこともあるので油断できない。

タイム差が1分まで縮まる。

しかし、昨日と違い今日の逃げはずっと踏んでいる。

逃げの勢いが落ちない。

12人いることも影響しているのだろう。

少ししてタイム差が3分まで一気に広がる。

今度こそ逃げが確定だろう。

基本的に山岳ポイントまではズット登っているうえに距離も長い。

足を使い過ぎないように気を付けながら上手くローテーションに入る。

その後タイム差は2分後半をキープしたまま進む。

本来であればもっと開いても良いはずだが、山岳ポイントのことも考えてそこまで開かせない戦法なのだろう。

中間スプリントが近づき逃げ集団がざわつく。

ラスト1kmの看板が出て集団に少し牽制が入る。

ポッツォが「ゲンキ行け!」と言ったので加速して前に出る。

ポッツォが後ろに付いている。

他の選手が前に上がって来たくないぐらいのペースで先頭を引く。

緩い左コーナーで左端ギリギリまで寄る。

これで左側からは前に出れない。

右側にだけ注意してれば良いのでポッツォももがきやすいはずだ。

中間スプリントのゴールラインが見える。

徐々にペースを上げ行く。

ラスト200m辺りでポッツォが発射。

そのままラインを1位通過。

中間スプリントで逃げ集団が分断されたが再び集まってローテーション開始。

タイム差2分半。

徐々に詰まってきている。

山岳ポイントまで残り30kmという事を考えると少し不安がある。

タイム差をユックリと詰められながら逃げ続ける。

山岳ポイントが近づいてきている。

最後尾に付くだけで休む選手もいるが、基本的には全員がローテーションに加わっている。

逃げてるという事は当然山岳ポイントを狙いたいはず。

全員の顔色をこっそり見て見る。

露骨にきつそうな顔をしている選手やポーカーフェイスを保っている選手もおり様子は様々。

しかし感じる雰囲気としてはあまり余裕が無さそうに感じる。

そう思っている自分も実際結構きつい。

特に踏んでいるわけではない。

しかし息が上がりやすく回復も遅い。

標高が上がって来ている影響だろう。

他の選手も同じ感じなのだろう。

前もってポッツォにこっそり、あまり調子が良くない。と伝えておく。

仕掛け合いになった時にあまり動けないかもしれないというのを分かっておいてもらうためだ。

山岳ポイントまで残り15kmほどで、集団とのタイム差1分半。

しかし直後に1分にまで縮んでくる。

山岳ポイントまで逃げ切れるか微妙だ。

山岳ポイントまで9kmを切る。

後ろとのタイム差は分からないが、逃げ集団内でアタックの仕掛け合いが始まる

登りの勾配は5%も無い。

アタックの勢いも全然無い。

しかしキツイ。

アタックには反応できるが継続的に踏むのがかなりキツイ。

標高3000mを超えてきている影響だろう。

すぐに7名程に人数が絞られる。

自分が気にしていたフェンチュンカイも遅れる。

途中でかなりキツそうな顔をしていたので、演技かもしれないと警戒していたが本当にキツかったようだ。

ポッツォを含めた3人が先行する。

そこに追いつこうとする選手の後ろに付く。

付いてるだけでかなりキツイ。

歯を食いしばって前の選手の後輪のクイックだけを見て粘る。

前3人に追いつく。

キツイがそのままの勢いでアタック。

ギリギリ保てるペースで飛び出す。

しばらく踏み続けたが追いつかれる。

カウンターでポッツォが行く。

行きざまに「ゲンキストップ」と告げられる。

後ろを抑えておけという事だろう。

それに反応して飛び出したのが3人。

後ろに残ったのも自分を含めて3人。

結構差が開いてから単独で追いつけないか試してみたが無理。

山頂まで2kmで結構な人数に集団に抜かれる。

抜かれる際に後ろに付いてしばらく粘ったが、限界過ぎて千切れる。

後ろを見ると再び集団が迫ってきている。

これに付いていけないとかなり遅れてしまうだろう。

ラスト1kmを切る。

まだ後ろとは少し差がある。

ラスト500mで追いつかれる。

必死で集団に付いて行き、山頂を越える。

下りに入り集団が前に追いつく為に全力でローテーションする。

確かに前に集団が見えている。

30秒差ぐらいだろうか?

しかし、前の集団の人数の方が多いのだろう、差が詰まらない。

そうこうしているうちに後ろからかなりの人数に追いつかれる。

40人ぐらいの集団になる。

石橋とマラグッティもいる。

自分は足が完全に限界。

これだけ人数がいれば自分が前に出る意味は無いだろう、集団最後尾に付く。

そこでとにかく足を休める。

集団前方では協力して前を追いかける、のではなくアタック合戦が始まっている。

集団のペースがかなり乱れているが最後尾で粘る。

右からの横風で集団が左に寄せられるが路肩ギリギリで粘る。

集団が2つに分かれては合流を繰り返す。

いつの間にか集団が3分の2ほどになっている。

前に20人ほど先行している。

マラグッティが乗っている様子。

出来れば少数で追いつきたい。

今まで回復させていた足を使ってアタック!

何人か付いて来てくれれば協力して追いつけるはずだ。

後ろを見ると単独。

最悪の展開。

自分1人では到底追いつけない。

しかし諦めずに踏む。

少しは差が詰まったがそれ以上は縮まらない。

後ろを見るとランプレを先頭にして集団が来ていたので諦めて集団に戻る。

そこからも前に追いつく為のアタックが頻発し吸収や前への合流が繰り返される。

そのたびに集団のペースが上がり少しずつ人数が減っていく。

最終的に20人ほどになり、そこから自分と石橋を含む10人が飛び出す。

ここからが地獄。

飛び出したはいいがもう完全に足が限界。

後ろに付いて行くだけでイッパイイッパイ。

しかしハイペースのローテーションに加われと文句を言われる。

前を引いて後ろに付くたびに千切れそうになる。

出来る限り存在感を消し最後尾でローテーションに加わらずコッソリ休む。

当然、いかにもキツそうで「もう限界です、踏めません。」という表情を作るのも忘れない。

しかし、見つかり文句を言われるのでローテーションに加わるのを繰り返す。

飛び出したのがラスト20km。

メーターを見て残りの距離をカウントダウンする。

ラスト10km、だいたい15分でゴールに付く。

何度も心が折れて千切れようと思うが、すんでのところで踏みとどまり後ろに付く。

ラスト5km。

もうペース落としても良いだろうと思うがペースが落ちない。

ラスト3km少しではあるがペースが落ちた。

それと同時くらいにバイクエイドの選手がアタックしていったが全員無視。

そのままの少し落ちたペースでゴール。

トップから3分58秒遅れの51位。

 

 

感想

 

逃げに乗るところまでは良かった。

中間スプリントでポッツォのアシストが出来たのも良かった。

山岳ポイント前のアタックの掛け合いでは今出せる全力で頑張ったが散った。

標高とか勾配とか関係なく足と心配が限界だったという感じだった。

逃げの最中にもう少し足を溜めるような走りが出来ていればもう少し違ったのかもしれない。

その分ではポッツォは途中で上手く立ち回っていたと思う。

見習っていきたい。

千切れてから後はとにかく苦しかったというイメージ。

普通に考えて足が限界で前から千切れているのだから苦しくて当然だと思う。

しかし、ラスト20kmを切ってからの限界中の限界の中で、千切れずに鼻水を垂れ流しながらでも粘りきれたのは根性が付いたと思った。

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2015年7月 6日 (月)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 2日目

開催国:中国

距離:187.5km

天候:晴れ

 

ヅオバからダトングへまっすぐ61km走った後に、ダトングで42.2kmの周回を3周するコース。

コースは全体的に緩やかな登りと下りという感じ。

ゴールラインに毎週中間スプリントが設定されており、合計3回の中間スプリントがあった。

20150706_19031820150706_190332

 

 

レース前のミーティング

 

チームからの指示は逃げに乗れれば乗ってもいいが、乗れなければチームで集まってノーストレスで走れという指示。

昨日に引き続き体の様子を見ながらという感じ。

 

 

レースレポート

 

今日もパレードは無しの号砲でレース開始。

アタック合戦の勢いはイマイチ。

少し飛び出して吸収を繰り返す。

調子も良さそうなのでちょくちょく参戦。

やり過ぎないように気を付けて動く。

しかし、アタックに反応してもそこまで足に来ない。

だんだん興奮状態に入っていき3連続ぐらいで反応してしまう。

一度落ち着くために集団内に戻る。

少しして2人飛び出す。

右端が開いていたので取りあえずもがいて飛び出す。

自分に2人ついて来て集団が離れる。

すぐに前に合流して5人に。

5人でローテーションをして逃げ出す。

後ろを振り返ると集団が横に広がって離れている。

これは決めれる!

5人で協力して逃げる。

少ししてバイクが上がって来てタイム差1分45秒。

今日の逃げはこれで決まりと判断し、逃げもペースを少し緩める。

基本的に逃げがペースを緩めればメイン集団もペースを落とすはずだ。

しばらくローテーションを回す。

自分の前の選手が交代してもペースを落とさないので抜くのがキツイ。

少し我慢していたが「交代したらペースを落としてくれ」と告げる。

すると、後ろがなんたら~と言われる。

よく意味が分からなかったが、次のローテーションから交代したらペースを落としてくれたので良かった。

と思ったらメイン集団に追いつかれた。

20km過ぎ。

再び地味なアタック合戦が始まる。

登りで飛び出したりしてアタックをかけてみるが決まらず。

最終的に2人の逃げが飛び出した。

下り区間で更に2人ほど飛び出したので、後ろに付いて行ったが結局決まらず。

今日も集団内で休憩することに

しかし、集団のペースがなかなか落ちない。

だいたい1%ほどの登りが続いているはずなのにずっと40km/hオーバー。

にもかかわらず飛び出した2人はタイム差を少しずつ広げていっていた。

明日からのことを考えれば今日の逃げには乗らなくて正解だったかもしれない。

明らかにオーバーペースで踏み過ぎだ。

今日だけでなく明日以降にもかなり影響のあるダメージが残るだろう。

周回コースに入ってタイム差5分。

恐らく逃げている選手の目的としては中間スプリントだろう。

最後の中間スプリントがラスト40kmなのでそこまで残れればいいという考えかもしれない。

いずれにしてもNIPPOは引く必要も無いので集団内で待機しているだけではあるのだが。

周回コースは路面が悪い。

アスファルトの区間は走りやすいのだが、大半がコンクリートのような路面。

コンクリートの区間はひび割れや小さな段差が多く常にハンドルに振動が伝わり手が疲れる。

道が悪いとバイクの進みも悪くなり、後ろでも踏んでいないといけないので足にも来る。

周回1周目の後半の下りで、右コーナーを曲がり切れず路肩の石のポールにぶつかって吹き飛ぶ選手が1名。

凄い勢いで跳ね上がって道路中央に転がってきたが自分はギリギリ回避。

固まって動いていたNIPPOのメンバーは全員無事。

今のような落車に巻き込まれないためにもなるべく前方をキープする。

1周終了時でタイム差1分半。

一気に詰まった。

2周目も狭い道で落車が発生。

自分より後ろで起きたので問題なかったが、道が落車で塞がりかなりの人数が足止めを食らったようだ。

集団がペースを緩め後ろを待つ。

遅れたメンバーが追いつく。

NIPPOはマリーニと士揮と石橋が遅れていたが落車はしなかったようだ。。

3周目はゴールスプリントに向けての位置取りが始まる。

前半はそこまで危なくもなく集団中盤から前方で位置をキープ。

折り返して下りに入り本格的に位置取り合戦が始まる。

道が狭いこともあり、道幅いっぱいに広がって高速で進む。

その中で隙を見つけて前に上がっていくので、はぐれては合流を繰り返す。

ラス2kmを切る。

NIPPO列車先頭のマラグッティが一気に上がっていき、空いた隙間に他チームが入って来て遅れる。

直後にサウスイーストが列車を組んで自分の左から前に上がってきたのでそれに付く。

速い。

全力で踏むと同時に引き上げているので後輪が跳ねる。

何とか前まで出られたが、アシスト出来そうになかったので集団内に戻る。

そのまま集団内でゴール。

 

 

感想

 

2日目という事で昨日よりも積極的に動いてみた。

相変わらず足の調子は良さそうだが、息が上がるのも早い。

明日からは山岳が組み込まれたステージになるので総合にも大きく影響してくると思う。

アタック合戦の今日までのやる気のないものから一転してくる可能性があるので気合を入れていきたい。

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2015年7月 5日 (日)

ツアー・オブ・チンハイレイク

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 1日目

開催国:中国

距離:121.2km

天候:晴れ

 

クシィニング市内17.3kmを7周回する平坦コース。

3周と5周の終了時に中間スプリントが設定されていた。
20150705_181655_2

 

 

レース前のミーティング

 

チームからの指示は逃げに乗る必要は無いので、チームで集まってノーストレスで走れという指示。

標高2000mという事でいきなりやり過ぎるとダメージが酷くなるので徐々にという事だろうと解釈した。

 

 

レースレポート

 

パレードは無しの号砲でレース開始。

アタック合戦には参加せずに集団中盤で様子見。

数名が飛び出しては吸収を繰り返す。

数名の飛び出しに後追いがドンドン発生して潰れるという感じ。

数回だけ飛び出した選手の後ろに引っ付いてアタックしてみた。

メーターを見て見るとそこまで踏んでないにもかかわらず心拍180bpm

これはあまり良くない。

標高が高いこともあり酸素の供給が十分ではないのだろう。

足の感じ的にも有酸素系を使っているというよりも無酸素系を使っている感じ。

飛び出しの際の瞬発的な部分では反応も良く調子が良いと感じる。

しかし飛び出して1分もしない内にかなりキツクなってきて踏めなくなってくる。

標高2000mに来てまだ3日目、レース初日としてはこんな感じだろう。

無理し過ぎず、体を慣らすしかない。

2周目後半から10名以上の選手が先行する。

そこに何度も少数の後追いが追いついていく。

前にはポッツォが乗っているが、これだけ人数が増えてくると1人では不利だろう。

後追いする選手に引っ付いて追いかける。

しかし速い、速すぎる。

後ろに付いているだけなのにもかかわらず少し離れてしまう。

自転車1台分ぐらい離れた位置で粘る。

千切れるギリギリのところで前に追いつく。

丁度3周目が終了。

前には20人以上の選手がいた。

しかも2つの集団に分かれている。

飛び出した選手の中でもアタックがあったのだろう。

前の集団まで行くべきだろう。

しかし後ろで千切れまいと頑張りすぎてせいで足が限界。

ポッツォも先行している集団に入っているようだし、取り合えずここで休憩。

複数が飛び出すようであれば一緒に追えばいい。

そう思っているとメイン集団がすぐ来る。

疲れていたこともあり集団内に戻って休憩。

そこからしばらくの間集団のペースがアップダウンを繰り返していた。

ポッツォの入っていた集団がそのまま逃げたようで集団のペースが落ち着く。

そこからはNIPPOのメンバーで集まって休みながら動く。

集団後方で固まっていたため逃げの人数やタイム差は分からず。

ラスト3周程から前に上がっていく。

ラスト2周で逃げとのタイム差は1分。

おそらく逃げきりは無いだろう。

ラスト1周で本格的に位置取り開始。

選手の間をギリギリのところで抜いていく。

逃げも吸収されポッツォも合流。

ポッツォはしばらく前を引いてから離脱。

位置取りが激しく、メンバーが分かれては合流を繰り返しドンドン減っていく。

ラスト半周に入る。

マラグッティ、マリーニ、自分の順。

かなり位置取りが激しいが、前のマリーニが他の選手を弾くので意外と楽。

それでも選手の間をすり抜ける際にはハンドルが当たるギリギリなのでかなり危険。

ラスト1km手前で道路が立体交差の為、一瞬地下に入り暗くなる。

そのタイミングで前が踏んで位置を上げる。

暗かったのと横から上がってきた選手に阻まれて離れる。

立体交差が終わったところで前に追いつこうと踏み直す。

しかしペースが上がり過ぎていて前に戻れず。

ラスト500mぐらいで集団のペースがかなり上がりそのまま集団内でゴール。

 

 

感想

 

初日という事で抑えめで行ったがポイントポイントではキツかった。

良い具合に刺激が入って追い込めたと考えた方が良いのだろう。

ラストのところでは前に付いていけなかったのが痛かった。

びびってしまったのが情けない。

もっと根性出して突っ込まないといけない。

こけてしまっては意味が無いが。

あと12日標高に順応し、調子を上げて勝負できるように頑張っていきたい。

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