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2015年10月

2015年10月20日 (火)

ジャパンカップ

ジャパンカップ

 

クラス:HC ワンデーレース

開催国:日本

距離:144.2km

天候:晴れ

 

毎年お馴染みの宇都宮の森林公園を周回するレース。

今年は昨年まで使用していたコースの一部が使用できなかった為昨年まで最終周回でのみ使用していた10.3kmのコースを14周するコースに変更されていた。。

 

 

レース前のミーティング

 

自分への指示は逃げに乗る必要は無いから、最終局面まで残れるようにクネゴの後ろに絶対付いて行くようにという指示。

クネゴからはラスト1周に入ったところでアタックに行け!と言われていた。

 

 

レースレポート

 

全員で少し早目に並びに行くと1番乗りだった。

しかし先頭には並ばず2列目辺りになるであろう位置に居たクネゴの側にいることにする。

レース前にも話していたが、毎年スタート直後の登りでペースが上がってキツイという事で、アタックはしないができる限り集団前方でクリアしたいという事だろう。

その内スタートラインに選手が増えていき、号砲と同時にレース開始。

パレード走行は無し。

スタート直後に数名が飛び出していく。

自分は集団先頭の様子が十分うかがえる位置に居るが、今回は逃げる必要は無いという事だったので見るだけで反応しない。

毎年の感じでは1周目の古河志林道では決まらないはず。

しかし、数名が飛び出した直後先頭付近にいたワールドツアーチームが道を塞いで逃げを行かせる。

道が狭いこともあり誰も抜け出せずそのまま逃げが決まる。

スタートで飛び出したメンバーがそのまま逃げになった感じ。

逃げが決まれば登りのペースが落ちるので楽が出来ていい。

しかし、もし自分に逃げろという指示が出ていたらと想像すると、予想に反してあまりにも早く逃げが決まってしまったので反応していなかった可能性が高く、中々怖い展開だったと思う。

もっとも、逃げの指示が出ていない今回に限っては早く決まった方がアタック合戦により続くハイペースが無いため足を温存できるので良かった。

クネゴの側を維持しながら登るが集団前方はユックリなペースながらも地味に激しい位置取りが繰り広げられている。

まだ開始直後でもあるし、そこまでシビアに位置取りをしなくてもいいだろうと思いクネゴの見える位置で登りをこなす。

登り切って下りに入る。

集団先頭付近は綺麗に1列になってかなりいいペースで下りに入っていった。

自分の居る辺りは集団が密集していたこともあり2列ぐらいで争うように下りに入る。

その中でも下りが上手い選手が無理やり抜きに来たり、下手な選手で中切れが起きたりとかなり大変。

ほぼ下り切ったころには集団がいくつかに分断されていた。

後ろの集団に入ってしまった選手は急いで先頭に追い付こうと踏むためかなりのハイペースで前を追う。

自分は中盤辺りの集団だったが、それでも先頭に追い付いたころには結構疲れていた。

後方で下りに入った選手の事を考えると、この下りだけでかなり足を使うことになるだろう。

次の下り以降は多少無理をしてでも集団の前方で下りに入る必要があるだろう。

集団は平坦区間でペースを落として逃げとのタイム差を広げる。

ある程度タイム差がある方が、逃げ集団メイン集団共にペースを安定させることが出来るのでレースをコントロールしやすくなるからだろう。

2周目に入る。

相変わらずペースは緩いままだが、位置取りは先ほど以上に激しいようにも感じる。

前の周の下りで痛い目を見た選手が何としても前方で下りに入ろうと必死なのだろう。

クネゴの真後ろをキープしようと頑張ったが結局離れてしまい、少し離れた位置で下りに入る。

下りのペースが前の周よりも速いように感じる。

下りで後ろの足を削ろうという作戦なのだろうか?

急なコーナーの連続する区間を抜けて、少しコーナーが緩くなりだし速度が上がる。

少し深めの右コーナーで落車が発生したのが自分の位置から見えた。

しかもNIPPOの選手もコケていた。

止まる為にペースを落として寄っていくとオレンジのバイクが目に入る。

クネゴが落車していた。

その先ではベルラートも落車していて右腕を抑えている。

クネゴのジャージの右の肩と腿の部分がガッツリ破れており擦過傷も酷い。

しかし何より、首の後ろを押さえてかなり痛そうにしている。

首を押さえることが出来ていることから神経系は大丈夫そうではあるが、再スタートが出来る様子では無い。

デネグリとニーバリも一緒にチームカーが来るまでその場で止まって待つ。

NIPPOのチームカーが止まり、ニーバリが「ドクターが必要」と叫んで伝える。

再スタートできないという判断でデネグリとニーバリと一緒に再スタートする。

車列も利用しながら周回コースのラスト3km辺りの地点で集団の最後尾に追いつく。

デネグリに「前に上がるか?」と聞くと「俺と一緒に動くように」と言われる。

クネゴの復帰が望めない以上デネグリの指示でレースを展開していく必要がある。

しかし、デネグリも日本に来てから体調が良くなく本調子ではない。

ニーバリも絶好調とは言い難くNIPPOにとってかなり厳しい状況になってしまった。

自分は今のところ調子が良いように感じる。

とにかく今残っている選手で展開しなければいけない以上絶対に無駄足を使うことは出来ない。

今までより相当集中力を上げてデネグリの後ろを全力で死守する。

集団が比較的ゆっくりだったこともあり追いつく際の疲労も比較的軽くで済んだ。

追いついてからもいい感じで休むことが出来た。

その後、デネグリはタイミングを見計らいながら前に上がっていき、登りが始まる頃には集団の先頭を固めるワールドツアーチームの真後ろの位置につけていた。

デネグリは登りに入ってもかなり密集した集団内でその位置をキープして登る。

自分も離れないようにして登るが、下りの手前での位置取りは相当強烈。

無理をし過ぎて落車しては意味が無いので少し離れた位置で下りに入る。

下り切る手前で相当集団が伸びる。

自分も前から自転車1台分くらい遅れながらも前に必死で付いて行く。

集団のペースが緩み落ち着いたところで振り返ると相当後ろが離れている。

やはり後ろに取り残されると復帰に足を使ってしまって徐々に披露してしまうだろう。

そこからの数周はより一層集中してデネグリの側をキープするようにする。

下りは回数を重ねるうちに慣れて来て前から離れることも少なくなっていった。

しかし何周かに1回は山頂での位置取りに失敗し遅れた集団に取り残されることが有った。

遅れた集団に入った際には、中切れした選手が前との距離を詰めるまで絶対に前に出ないように気を付けた。

ロードレースの暗黙の了解としてコーナーなどで中切れを起こした選手は前と詰めなければいけない。

中切れを起こして交代するような選手は相当ひんしゅくを買う上に怒鳴られることも良くある。

逃げとのタイム差も徐々に縮まっていき、ラスト5周前では1分半程。

このタイム差と集団の力から考えるにいつでも捕まえることが出来る状態だろう。

予想どうり少ししてから、集団のペースが再び緩み逃げとのタイム差を調整し出した。

ラスト5周に入り登って下りきる。

交差点を左に曲がり緩やかに登りだす。

ラスト4周まで3km程の地点。

ブリッツェンが何か作戦を立てて話し合っている。

何か仕掛けようとしている様子。

4周まで1km程を切った地点で、ブリッツェンが固まって集団左側を上がっていく。

そしてそのまま4人でアタック。

そこにアンカーの初山さんが反応して飛び出していく。

残りの距離からして逃げ切りはマズありえない為ここは反応しない。

ワールドツアーチームが動きだした際に反応する為に前の動きに集中する。

集団からは前のアタックに追加でブリッヂをかける動きは発生せず。

ランプレが先頭で列車を組んで逃げを潰しにかかる。

一気にペースを上げるのではなくある程度のペースで潰しに行く感じ。

登りも本格的に踏み始めているようで中々足に来る。

千切れるほどではないが、ここまでのレースで足に疲労が溜まってきていることは感じる。

登り切って下りに入る。

速いペースで登っていたため集団が伸びた状態で下りへ。

位置取り争いが起きなかったおかげで良い位置で下ることが出来た。

集団はペースを落とさず進んでいく。

恐らく下りで集団の先頭から遅れたメンバーは、復帰するのに相当足を使う状況だろう。

このタイミングで1度でも後ろに下がってしまっては、もう前には戻って来れないだろう。

あとは千切れるだけである。

そうならない為にも集団前方を維持でもキープする。

そのままラスト3周へ。

この登りはかなりペースが上がる。

自分の限界に近い勢いで登っていく。

頂上が近づくにつれ集団がさらに伸び、遅れそうなワールドツアーの選手が自分の前にも増えてくる。

もしかしたら、下りで追いつくつもりで若干遅れているのかもしれない。

しかし、自分には下りで先頭集団との差を詰めるテクニックは無い。

前に残る為の選択肢は先頭集団に付いて行くというものしかない。

遅れそうな選手を抜いて先頭集団に食らいついて行く。

相当足がキツイ、ここでこんなに踏んでしまっては最後まで残れるかは分からない。

しかし、ここで踏まなくては確実に遅れることは分かっている。

出し惜しみせずに踏み耐えて先頭から十数番手で山頂を越える。

集団はかなり良いペースで下る。

ここでビビッて遅れてしまっては登りで踏んだ意味が無くなる。

集中力を総動員して全力で付いて行く。

前の選手のブレーキのタイミングとコーナーに入る速度を合わせて差が開かないようにする。

コーナーでのライン取りも完全にトレースした上で重心を安定させて曲がる。

前の選手が曲がれている以上自分が落車することはあり得ないと自分に言い聞かせて下っていく。

急な下りが終わったところで、少人数とはいえ伸びていた集団が各自、差を詰める為に加速していく。

自分も前の選手から遅れない為に全力で踏んで付いて行く。

無事に集団の先頭に追い付く。

先頭集団で下り切ることが出来た。

集団は20人ほどになっている。

後ろを見るとかなり離れて登りと下りで遅れた選手が追って来ている。

その後後ろからの選手が追いつき、逃げもすべて潰れたことで集団のペースが一瞬緩む。

それも束の間、キャノンデールの選手のアタックによって数名のワールドツアーチームの選手が飛び出す。

最終局面に向けてレースが動き出した。

デネグリも「ゲンキ行け!」と言っている。

「分かった」と言いながらデネグリの横を抜いて集団の前方へ上がる。

上がっている最中に見た感じではこの飛び出しは逃がしたくないようで集団が追おうとしている。

このアタックが吸収された後に動いた方が良いかもしれない。

そこで丁度大きな通りに出る左の直角コーナーに入り先頭に出れなくなった。

コーナーの立ち上がりの速度もかなり速い。

完全に捕まえるつもりだろう。

案の定飛び出したメンバーは集団に吸収される。

集団内の様子を伺い、アタックしそうな選手を探す。

自分単独のアタックでは何の可能性も無い。

誰かアタックしそうな選手を見つけてそこに反応するしかない。

集団内を見ていると先ほどの飛び出しのきっかけを作ったのとは別のキャノンデールの選手が怪しい。

もしかしたらキャノンデールはチームとして逃げの展開に持って行きたいのかもしれない。

その選手の真後ろに付いてマークする。

ジワジワと先頭に上がって行く。

そしてアタックした!

予想通り飛び出した。

そこにピッタリ付いて一緒に飛び出す。

しかしかなり速い。

後ろに付いているだけでも相当足に来る。

どこまで前を引けるか分からない。

キャノンデールの選手はかなり長めに引いて交代する。

後ろを確認すると飛び出しているのは自分達2人だけ。

集団は若干離れている。

どこまで行けるかは分からないが逃げれる!

そう確信して先頭で踏んでいく。

この飛び出しを逃げにするためにも限界ギリギリまで力を出して少しでもタイム差を広げることが出来るように頑張る。

それでもキャノンデールの選手ほどは引くことが出来ず交代する。

大きな道を左に曲がり森林公園へ向かうアップダウンの区間に入る。

キャノンデールの選手はそこまで踏んでいる様子では無いが自分にとっては相当キツイ。

千切れてしまいたいと思ってしまう程。

そこでバイクが上がって来て集団とのタイム差を伝えてくれる。

12秒。

わずかではあるが確実に逃げれている。

頑張るしかない。

少しでも長く逃げれるように先頭を交互に引いて行く。

確実に自分の方が引いている距離は短いが文句を言わずに交代してくれるキャノンデールの選手。

優しい。

そのままゴールラインを通過してラスト2周へ。

ゴールライン通過後の登りを引くが、相当足に来ていてペースがかなり遅いように感じる。

やはり遅かったようでキャノンデールの選手が前に出てくる。

千切れないように全力で付いて行く。

古河志林道の登りに入る。

キャノンデールの選手が交代後に後ろを見て明らかにペースを緩めた。

集団が来ているのだろう。

ここで無駄に踏まずに足を残して集団に残れるようにするのが正しいのかもしれない。

しかし、自分の場合ここで足を残したところで先頭集団に残れる可能性は無い。

ならば少しでも長く逃げるしかない。

逆にペースを上げて登りに突っ込んで行く。

しばらく踏んで後ろを見るとキャノンデールの選手は離れていた。

1人になってしまったが仕方がない。

そのままのペースで踏んでいく。

するとその直後にランプレの選手にすごい勢いで抜かれる。

付いて行こうという気すら起きない速度の差。

踏むのを止めそうになるところを堪えてペースを維持する。

ラスト2周の登りで勝負を決めるつもりの選手に抜かれていく。

しばらく自分の限界のペースで踏んでいると新城さんに抜かれる。

これには絶対付かないといけない。

ここで付いていければ何かが分かると思いもがいて着いて行く。

山頂まではラスト1kmを切っているはず。

しかし、相当キツイ。

無意識で唇がワナワナ震えている。

観客の方に見られていると恥ずかしいとも思うが気にしている余裕はない。

踏むことに全力を使って付いて行く。

しかし、そこで更に数名の選手が抜かしてくる。

それに付いて行くために新城さんペースアップ。

自分は足と集中の限界でペースダウン。

遅れる。

一度遅れるとすごい勢いで減速する。

山頂までの500mで第2集団にも抜かれ、単独で下る。

下り切ったところで自分よりも遅れていた選手が追いついてくる。

そこに合流して第2集団への復帰を目指す。

第2集団にはデネグリがいた。

そこまで戻れれば何か手助けができるかもしれない。

ラスト1周に入る1kmほど手前で第2集団に追いつくことが出来た。

しかし、足が相当限界。

次の登りで遅れるのはほぼ確定だろう。

集団の前方を見ると右京の選手が1人飛び出している。

誰かは分からないがせめて最後にあれだけでも潰すしかない。

先頭に出て残る力を振り絞って右京の選手を全力で追う。

ラスト1周に入るゴールライン辺りでその選手に追いついて自分の仕事は終了。

Uターンして降りようか?」という考えも頭によぎる。

しかし、せっかく日本で開催されるHCクラスのレースでここまで残れたのだから一応完走しようと思い直す。

かなりユックリのペースではあったがそのまま1周走りきりゴールした。

 

 

感想

 

まず、ラスト1周ではたくさんのファンの方に応援や拍手をして励ましてもらえたおかげで頑張ってゴールすることが出来ました。

ゴールラインの所ではより一層激しく応援や拍手を送っていただきとてもうれしくて、手を振ったり笑顔で答えようかとも思いました。

しかし、結果をみれば自分は先頭集団に残れず千切れてしまい遅れてゴールしている選手。

自分の中でそういった選手が笑顔で手を振りながらゴールするという行動に違和感を感じてしまいそのような反応を返すことが出来ませんでした。

応援していただいたにも関わらずそれに反応することが出来ず不愉快な思いをされた方がおられましたらすみませんでした。

ここで謝らせてもらいたいと思います。

 

レースでは序盤のアクシデントによりクネゴとベルラートがリタイアしてしまったことがかなり痛かった。

しかし残ったメンバーで諦めずに頑張って走ることが出来たのではないかとも自分は思う。

ラスト2周半ほどの距離からキャノンデールの選手と逃げることが出来たのは自分にとってとてもいい経験になったと思う。

同時に今の強さでは逃げ切ることは絶対に出来ないと感じさせられた。

追いつかれてからも今まででは考えられないくらいに粘ろうと頑張ることが出来たと思う。

やはり全力で応援してもらえるとその応援以上に頑張ろうと思うことが出来るのだろう。

また、千切れてゴールするというのがいかに恥ずかしいかという事を改めて認識した。

そんな思いをしない為にもより一層力を付けなければいけないと感じた。

そうすることが出来れば、応援してくれているファンの方々にも笑顔を返しながらゴールすることが出来るようになるのだろう。

最後の展開に向けて逃げを打つという今までできなかった貴重な経験を得れたとともに、さらに力を付ける必要があると改めて実感ができ、来年度のシーズンへ向けての準備をモチベーションを高く持って臨むことが出来るとても良い今シーズンのラストレースだと感じた。

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2015年10月13日 (火)

グラン・プレミオ・ブルノ・ベルノッキ

グラン・プレミオ・ブルノ・ベルノッキ

 

クラス:HC ワンデーレース

開催国:イタリア

距離:196.3km

天候:晴れ

 

モンテベグリオをスートし、ビグノラで周回コースを2周した後、モンテベグリオに帰って来て周回コースを10周するレース。

コースの前半は緩やかなアップダウンの平坦で10周の周回コースは登りと下りが連続し続けるというコース。

周回コース前の3,6,9周目の頂上に山岳ポイントが設定されており、13.0km、63.3km、89.9km、129.8km、169.7km地点に中間スプリントが設定されていた。

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レース前のミーティング

 

アタック合戦に参加して逃げれるように頑張れという感じ。

逃げれなければデネグリやグロスの側で指示に従って動くという感じ。

 

 

レースレポート

 

レース開始前のかなり早いタイミングでスタートラインに並びに行く。

全然誰も来ていない。

今回のレースは久しぶりの晴天でのレースで暑い。

ボトル運びがはかどりそう。

今回のレースは出走人数200人程。

結構待っていたが、徐々にスタートラインに選手が増えていく。

そしてパレード開始。

先導車の真後ろに付けて先頭を死守。

そのままの位置で0km地点に到着。

一旦止まってからレース開始。

開始直後に先導車を追いかけるようにして単独のアタック発生。

それを追いかけるように自分もアタック。

先導者のエアスポットに入っているのか飛び出した選手はかなりいいスピードで飛ばしていく。

自分も前との差こそ広がっていないがかなりキツイ。

初端から飛ばし過ぎではないか?という位。

先導車がペースを上げて飛び出した選手を千切る。

そのおかげで追いつく。

交代して後ろを見る。

集団は縦に1列になって追って来ているが結構離れている。

一緒に飛び出したのは6人ほどでローテーションして逃げを狙う。

2回ほど回ったところで集団が追いつく。

飛び出し失敗。

吸収されて集団前方に戻る。

しばらく休みつつ様子を見てアタックに反応していく。

何度か飛び出す事に成功しローテーションで前に出ることも数回。

いつもの飛び出してすぐ捕まる展開と違い、ローテーションをするぐらいには抜け出していることもあり、消耗が激しい。

最初は前の方で動けていたが、消耗しだすといつものように集団内に沈んでいく。

逃げが決まらないまま20km手前の坂へ。

勾配はあるが距離は短い。

千切れる事こそないがキツイ。

キツイキツイと思いながらペースの速い集団内で苦しむ。

しかし、ふと気づく。

アタックに結構な数行っている上に飛び出してローテーションをしているのだからキツくて当然。

気持ちを切り替えて前に上がっていく。

先頭まで出て再びアタックに反応。

そろそろ決まるか?と思ったが捕まる。

捕まって集団前方に合流。

ここで後ろに下がると上がって来れなくなる。

前方に合流して少ししてから後ろで落車発生。

聞こえた音的にかなりの人数がコケていそう。

こういう時に振り返ると2次落車が発生するので確認はしない。

その後、3人の選手が飛び出し集団の先頭が閉じる。

前に上がりたかったが道一杯にギチギチで選手が詰まっていたので前に上がれず。

落車に巻き込まれたチームが多かったようで集団のペースを上げたくないチームが大半で集団の雰囲気自体がアタック合戦終了という感じになっていた。

逃げが決まったのが30km手前。

それからしばらくはかなりペースの落ちた状態でレースが進む。

逃げが3人という事もあり余裕が有るのだろう。

そこからモンテベグリオの周回コースへ。

200m近く登っていたはずなので警戒しながらチームメイトの側を維持する。

登りが始まる。

勾配は結構あるが思っていたよりも距離は無い。

これであればペースが上がってもある程度は集団で粘ることが出来そう。

登り切った直後に下りへ。

かなり急な下り。

路面はボコボコ。

コーナーも深い上に滑りやすそう。

ロンバルディアのロータリーでこけた際に負った心と体の傷のせいでかなりビビる。

ビビりにビビって下りだけでかなりの人数に抜かれる。

急な下りが終わった後も緩やかな下り。

急な下りで伸びた集団が前を追って恐ろしい勢いで進む。

前の選手から離れないように全開で踏んで付いて行く。

しばらく踏んで集団が団子になってやっとペースが落ち着く。

気を付けておかないと一瞬で終わってしまう。

急な下りで遅れれば前に追いつく手段は無くなるだろう。

周回を重ねても下りには慣れない。

毎回ビビりながら、遅れながら下ることを繰り返す。

集団のペースはそこまで速くないが周回を重ねるごとに逃げとのタイム差はドンドン詰まっていく。

4周目の時点で2分半程。

この登りでペースが上がりだす。

千切れるほどではないが結構しんどい感じ。

登りを集団中盤でクリアし、下りへ。

今まで以上のハイペースで下りだす。

周りは。

自分は相変わらずビビり遅れていく。

下り切った時には集団の後方。

自分と同じく下りのへたくそな選手の集団。

自分の集団は当然前から千切れていたし、その前の集団も前から千切れていた。

集団がブチブチになっている状態。

そこから前に追いつく為に各集団が全力で前を追いかけ出す。

前の集団から順に追いついて行きペースが落ちる。

自分達の集団はかなり後方だったためかなりの間追いかけ続けてやっと追いつく。

追いついたところで集団の先頭を見るとアタックがかかっている。

凄い勢いで5人ほどの選手が集団から飛び出している。

一瞬の間を置いて集団が追走開始。

追走にはNIPPOの選手も加わっているので自分も前に上がって追走に入らなければいけない!

しかし、前に上がれない。

集団のほぼ最後尾というこの位置からでは、ペースアップしている集団の先頭まではとても上がれた状況ではない。

それでも上がろうと少しずつ位置を前に上げて行く。

上げている最中に飛び出した選手を吸収したらしくペースがかなり落ちる。

この隙に前に上がろうとするが凄い密度で上がることが出来ない。

5周目へ。

登りで再びペースアップ。

さっきよりもペースが上がっている。

数名の選手に抜かれながらも集団後方で登りきる。

再び下り。

やはり速い。

そして怖い。

1周前より集団内の後ろで下り出したことで集団から完全に遅れる。

自分以外にも遅れたメンバーは6人。

全員で協力して追いかけるが、遠くに見えるブチブチの集団も各々1列になり全力で爆走中。

自分達の集団は1番人数の少ないまさに最後尾。

その内チームカーに抜かれだす。

協力して追っていた選手が1人1人とやめていく。

ラスト5周に入る。

そのころには頑張っている選手は3人ほど。

この先に補給所が有るので集団はそこでペースが緩むはず。

上手く行けばそこで追いつける!

頑張ってローテーションに入り踏む。

コーナーを抜けて補給所のある直線に出る。

補給所付近には集団の影も形も無かった。

ここで追いつけなければこの後のコースで追いつける可能性は皆無。

ここでレースが終了した。

150km地点手前。

 

 

感想

 

最初のアタック合戦でかなり消耗しつつも一生懸命動いていたが、結局逃げることが出来なかった。

集団内でのアクシデントの後の展開の予想というのも大切であると感じた。

10周の周回に入ってからは完全に下りでダメージを負い続けたというイメージだった。

ロンバルディアで滑ってこけたというのが思った以上に精神的にキテいる。

特に今は再びこけると治りかけの傷が恐ろしいことになるという恐怖心から攻められないというところもある。

傷が治れば全力で突っ込んで行くように今の内から心の準備をしておかないといけない。

残すところジャパンカップのみとなった。

頑張って満足のいく結果で今シーズンを締めくくりたい。

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2015年10月11日 (日)

ジロ・デル・エミリア

ジロ・デル・エミリア

 

クラス:HC ワンデーレース

開催国:イタリア

距離:200km

天候:雨

 

ボローニャからサン・ルカへ途中で1周の小さい周回コースを挟みながら進み、サン・ルカで9.3kmの周回コースを4周するコース。

スタートとゴールが近いため大きな周回のようなコース。

途中の周回コース手前から登りが始まり下った後に再び登り、そして最後の周回は登りと下りだけというコース。

途中の周回の89.6kmと134.8km、最後の周回コースの1、2、3周目のゴール地点に山岳ポイントが設定されており、24.1kmと26.0kmと46.3km、52.4km地点に中間スプリントが設定されていた。
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レース前のミーティング

 

スタートからのアタック合戦に参加していけという指示。

ロータリーでは全力で踏まずにペースに気を付けろと言われる。

逃げれなければクネゴとデネグリの側で指示に従って動くようにという指示。

 

 

レースレポート

 

ほとんど降っていないと思えるくらいの小雨の中スタート地点に並ぶ。

今回のレースにはスタートのサインボードで見たところ250人ほどが出走するようだった。

かなりの大人数でのレースになる。

スタート位置には結構前方で並べていた。

パレード開始。

開始直後に道路中央にポールが現れる。

集団中盤でそれに突っ込んだ選手がいたようで落車が発生していた。

その影響か0kmのスタート地点で少しの間止まる。

その後レース開始。

激しいアタック合戦が始まる。

スタート直後は前に上がれず参加するのに一瞬遅れるが集団先頭に上がることが出来た。

他の選手の動きを見て。

アタックに行っているNIPPOの選手と被らないように気を付けて、他の選手のアタックに合わせて自分も飛び出す。

アタックの飛び出しが半端無く速く完全には付けない。

少し離れてしまうが頑張って追いかける。

追いついて後ろを確認すると集団から少し飛び出せていたのでローテーションで逃げようとするが捕まる。

集団20番手以内に合流し再び様子を見る。

NIPPOのグロスやマラグッティもアタックに行っている。

他のNIPPOのメンバーが吸収された後や誰も乗っていない逃げに反応してアタックする。

しかし中々決まらない。

ずっとアタック合戦が続いている。

結構な回数動いている上に、1回1回の消耗も半端ないため吸収された後の集団への合流位置が徐々に後ろになっていく。

集団中盤まで下がった際にベルラートから「調子はどうだ?」と聞かれ「キツイけどいい感じ」と言うと「じゃあ一緒に前に上がるぞ」と言って前に上がっていく。

前に上がっている途中で中間スプリントを通過する。

その後、再びアタックに反応。

後ろに付いて追いかけるだけでもかなりキツイ。

先頭に出ると若干ペースを落としてしまう。

その飛び出しも結局捕まる。

吸収されて集団中盤まで下がる。

集団のペースのアップダウンが激しく伸び縮みを繰り返している。

左側から前に上がろうとスペースを探して前に上がっていく。

先頭が見える位置まで上がって来た。

そのタイムミングで右前のバルディアーニの選手が急に左に寄る。

その選手のペダルと自分の前輪が接触。

かなりの衝撃で落車が頭をよぎるがギリギリ耐えた。

しかし、前輪のスポークが数本折れたようで、思いっきり左右に振れている。

とても走行できる状態ではないので集団最後尾まで下がり右によって止まる。

集団が通過した後、中々チームカーの車列すら来ないので自分で前輪を外して待つ。

千切れたらしい6人の選手が通過後、チームカーの車列が来る。

前輪を外して持ち上げて分かりやすいようにして待っている。

他のチームカーを爆速で抜かしてきたNIPPOのチームカーが自分の少し前に停車。

急いで前輪を交換してもらいレースに復帰。

チームカーの車列まで戻る。

徐々に前に上がっていくが集団は見えない。

原因は先ほど通過した6人の選手のせいだろう。

その6人のところでチームカーの車列が止まってしまっている。

6人が見えるところまで上がって来る。

集団はかなり遠い。

ここで6人に合流してしまっては集団への復帰は絶望的。

チームカーが前の6人を抜くのに便乗してチームカーの車列を利用して集団に復帰するしかないだろう。

チームカーの車列の中で待っていると、とうとう6人を抜き出す。

自分も合わせて踏み出すが、速すぎて千切れる。

それでも諦めず踏み続けていると、NIPPOのチームカーから抜かれざまに「後ろの6人に合流しろ」と伝えられる。

6人に合流して7人になるが、2人いるバルディアーニの内1人は後ろに付いているだけで実質6人。

6人でローテーションして一生懸命前を追いかけるがチームカーにドンドン抜かれていく。

最後尾のチームカーにも抜かれ、途中まで見えていた集団も完全に見失った。

最後に車列の最後尾を走る救急車に抜かれる。

その際に「次のロータリーを左に曲がるとショートカットしてゴールに到着できる」と伝えられる。

わずか43kmでレース終了。

 

 

感想

 

初端から全力でアタックに行っていたので相当きつかった。

今回のような平坦で集団のペースが落ち着きにくい上に中間スプリントまで設定されているレースでは簡単なことでは逃げが決まらないのだろうと思った。

前輪が接触により破損したのは本当にタイミングが悪かったと思う。

少しでも走れる状態であれば集団の後方で粘るということも出来たが走行不能に近いレベルで破損していたのでどうしようも無かった。

6人に合流してしまった時点で自分のレースが終わるとは分かっていたものの抵抗する社団が無かったとも思う。

運が悪いことも時にはあるので切り替えて次のレースに集中したい。

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2015年10月 6日 (火)

イル・ロンバルディア

イル・ロンバルディア

 

クラス:WT ワンデーレース

開催国:イタリア

距離:245km

天候:雨

 

ベルガモからコモへの直線レース。

172kmまでは2つの登りのある平坦基調で進みそこから本格的に山岳が始まるというコース。

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レース前のミーティング

 

今日はスタート後のアタック合戦に参加して飛び出せという指示。

マラグッティやグロスも前に上がるので一緒に付いて行くようにと言われる。

いつも以上に全力で行けと念を押される。

実際最後まで残れる可能性が無いので前半で見せ場を作れという事だろう。

飛び出せなければいつも通りだが、それよりもとにかく飛び出す事に集中しろという感じ。

 

 

レースレポート

 

パレードは2km程。

その間にグロスと一緒に集団の先頭に出る。

レース開始。

アタック合戦が始まる。

平坦な道でのアタック合戦。

直前まで降っていた雨の影響で路面はウェット。

集団の先頭は1列でアタックがかかっては吸収を繰り返す。

マラグッティが単独で飛び出す。

少しの間先行する。

集団が追いかける。

マラグッティを吸収する前に一旦ペースが緩んだのでほぼ先頭まで上がる。

後ろから「行け!」という声が聞こえる。

マラグッティが吸収されて緩んだタイミングを見てアタック。

飛び出す。

恐らく後ろと離れている。

振り返りはしないが誰かが来ている音がしない。

恐らく単独で先行している。

そのままの勢いで踏んでいく。

ロータリーに入る。

滑りやすそうな路面、逆バンク、雨で湿っている。

滑った。

1人で前後輪共に滑って、こけて左半身を下にしてスライディングしていく。

少しの間を置いて集団から2人ほど先行した選手が転がっている自分の横を通り過ぎていく。

やはり単独で飛び出していたようだ。

今となっては意味が無いが。

飛び出してロータリーで1人ゴケとは……

恥ずかしいし、情けないし、悲しい。

立ち上がって再スタート。

左にこけた事もありバイクは無事。

先頭で飛び出してこけたので集団の最後尾には合流できた。

集団の前方まで上がり直そうとするが速すぎて無理。

最後尾も1列になっている。

緩んだ時に上がろうとするが、すぐに1列になる上にロータリーでビビって遅れる。

しばらくして逃げが行ったようで一瞬緩む。

一応前まで上がろうとするが、再びペースが上がる。

飛び出したメンバーを見える範囲に捕えたままハイスピードで進む。

飛び出したメンバーに選手を送り込めなかったチームが潰しに行っているのだろう。

しばらく追走が続いたが、捕まえることが出来ず。

デネグリを含んだ数名の逃げが決まった。

ペースが完全に落ちる。

落車で負った傷が痛い。

例えば、前方でクラッシュが起きてそこに突っ込むのであれば、ある程度予測が効くので吹っ飛んだ週間に受け身を取ったり転がったりすることが可能である。

しかし、今回は全く予想していないところでいきなり滑ったので受け身も何もできずになすがままに無様に滑っていった。

そのせいで左ももの外側と左ひじが削れた。

左手の付け根も1cm四方で皮がガッツリ抉れている。

滑った原因はタダでさえ滑りやすい逆バンクのロータリーが、雨で濡れて更に滑りやすくなっていたにもかかわらずペースを落とさず突っ込んだせい。

完全に自分のせいなので、ただただ悲しい。

下がって来たグロスに「傷の具合は?」と聞かれ、「左ひじと手の付け根が痛い」伝える。

救護車で治療を受けた方が良いと言われ、一緒に救護車の所に行きグロスが状況を説明してくれる。

そしてそのまま自転車に乗って走りながら救護車から治療を受ける。

治療と言っても傷口の洗浄と消毒だけ。

「ガーゼを巻くか?」と聞かれるが「いらない」と答えて治療終了。

集団に上がり直す。

そこからは安定したペースで進む集団内で休憩。

クネゴの側で走るが、ロータリーで集団が左右に分かれたりコーナーで集団の密度が上がるたびにはぐれる。

その際には無理に上がらずタイミングを見て合流する。

40km地点を過ぎる。

あと10kmでキツイ登りが始まる。

ここからは多少足を使ってでもクネゴの側を維持することに集中する。

50km地点から登りが始まる。

逃げが行っていることもありそこまでペースは上がらない。

少し足に来る程度で登っていく。

コーナーが連続するせいで集団内はペースの上がり下がりが激しい。

他の選手との接触に注意しながら山頂通過。

下りに入る。

そこから再び安定したペースで進む。

今日は距離が過ぎるのが速い。

ペースが速いのか、距離が長いと分かっているから気持ち的にすぐに感じるのか。

100km地点過ぎから再び登りが始まるはずと思いクネゴの側で走るように気を付ける。

途中の下り区間でかなり強めの雨が急に降りだす。

視界が悪く車間を詰めれない。

他の選手も同様で集団がかなり広がった状態で、しかしハイペースで下っていく。

強烈な雨ではあったがそこまで長引かずにやんだ。

その後100km地点の登りへ。

今回の登りはそこまででも無いキツさで終了。

下りに入る。

下り切ったところで湖の横を通過する。

ここでペースが落ちて他のメンバーと合流できる。

その後小さなアップダウンが連続する。

次の大きな登りは170kmを過ぎてからのはず。

しかし思っていたよりもアップダウンが激しい。

平坦でのペースも上がりだし、一度はぐれると合流するまでかなり時間がかかるようになってくる。

いつの間にか集団の後方に取り残される。

上がろうとしても集団の前方はかなりの密度で詰まっているか、ハイスピードで縦に伸びているかのどちらか。

いずれにしても上がれる状況ではない。

集団の後方で千切れる心配は無いが上がることも出来ない状態がしばらく続く。

150km台後半で結構キツ目の登りが始まる。

本格的な登りは170kmからのはず。

驚きながらも集団の後方で粘る。

しばらく粘り続けると下りに入る。

道が狭く結構急な下り。

滑ってこけた自分としては結構怖い。

下りに左側で落車している選手がいる。

NIPPOのジャージが見えた。

誰かは分からなかったがそのまま下る。

自分が下りで止まって待っても意味が無いと判断し、集団後方で待つことに。

ここからのコースによっては今落車した選手が集団に復帰してきたときに前方に上がるアシストを出来るかもしれない。

かなりの速さで下っていく。

集団の後方には下りの下手な選手が集まりだす。

下りのテクニックの差で中切れが起きた。

しかし、自分に下りで前に追いつくテクニックは無い。

千切れた選手たちの後ろに付いて行く。

下り切って平坦区間に入るが、ここもコーナーが連続する。

中切れを起こした選手が責任をもって前を追い続ける。

170kmの登りが始まる手前で集団に追いつく。

追っている最中に何度か後ろを確認したが落車した選手は戻って来ていなかった。

その後すぐに登りが始まる。

登りが始まると同時に集団後方にいた選手がバラけて千切れていく。

登り開始から少しは自分も千切れる選手を抜かして前に付いて行くが、登りが始まって程なくして千切れてしまう。

千切れてからも前が見える範囲で粘っていたが、集団のペースがもう一段階上がり更に離れてしまい終了。

174km程の地点。

そこでレース終了。

そこからは千切れた他の選手と集まってゴール地点まで帰った。

ショートカットはしたが、結局200km以上走った。

 

 

感想

 

「逃げよう、前に飛び出そう」と、今までにないくらい気合を込めてスタートしたにも関わらず、その気合が空回りしてしまった。

逃げが決まってからは集団に居ただけでほとんど何もできていなかったのでもっと動けるようにならないといけない。

足の調子は良かったと感じていただけに力の差を知らされて悔しかったとともに、更に力を付けなければいけないと改めて感じさせられたレースだった。

ヨーロッパで走れる選手になる為にはまだまだ力もテクニックも足りないと感じる。

しかしこの1年で今まででは考えられないくらい力が付いたのも事実だと思う。

ここで諦めずに頑張ることが出来れば更に上を目指していけるのだと感じている。

今年最後の世界トップレベルのレースに出ることが出来て本当に良かった。

来年に向けてのモチベーションも更に高めていくことが出来ると思う。

しかし、まだ今年のレースが有るのでまずはそこに集中して頑張りたい。

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2015年10月 3日 (土)

グラン・ピエモンテ

グラン・ピエモンテ

 

クラス:HC ワンデーレース

開催国:イタリア

距離:185km

天候:雨

 

San Francesco al campoからCirieへの直線レース。

コースの前半は平坦基調で110km地点に平均勾配5%最大勾配10%の7kmの登りを挟みそこからアップダウンが激しくなるというコース。
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レース前のミーティング

 

アタックに反応してチェックに入り、逃げに乗れなければクネゴの側にいるようにという指示。。

 

 

レースレポート

 

雨の為早めに並びに来る選手も少なく最前列に並ぶことが出来てパレード開始。

雨という事で逃げが早々に決まりそうな気がする。

右端の2列目でレース開始。

レース開始直後に自分の前の選手が一気に後ろに下がる。

ギリギリ端を下がるので横から抜くことも出来ず自分も後ろに下がってしまう。

先頭ではアタックがかかり1列。

改めて前に上がり直す。

前に上がっている最中にベルラートがアタック。

3名程で飛び出す。

そこに集団から数名が飛び出して追いかける。

自分はこの飛び出しが潰れた際にカウンターで飛び出すために集団前方で待機。

下りに入る。

180°のターンが連続する。

下りでもアタックがかかるが集団に戻って来る。

下りが終わり集団の先頭が横に広がりだす。

追加で逃げたい選手が最後のあがきでアタックをかける。

その飛び出しは許さず、集団の先頭が縦に伸びて捕まえる。

集団の先頭が横一杯に広がり、ペースが落ちて今日の逃げが決まる。

スタートしてから10kmも過ぎていなかった。

逃げが決まってすぐ、再びペースが上がる。

相当速い。

道も2車線でそこまで広くない上に時々ロータリーが現れる。

集団は2列くらいで進む。

コースマップからは分からない登りもありキツイ。

クネゴの側を維持しようとするが時々はぐれる。

雨で視界が悪い上にハイスピードで進むのでかなり集中力が必要。

足だけでなく精神的にも疲れる。

コーナーを曲がり集団が1列になる。

タイミングを逃し集団の横に併走してしまう。

凄い風圧。

そこまで強くは無いだろうが横風が吹いているらしく集団に他の選手の後ろに入らないと一気に消耗する。

急いで集団に割入るが、今の一瞬のダメージで前から離れそうになる。

割り込んできて前から千切れようものなら後ろからどんな風に怒鳴られるか想像しただけでも怖いので前と少し離れながらも全力で粘る。

粘っているうちにペースが落ちて前との差を埋めれる。

集団も3列ぐらいに広がっており、前方ではクネゴが前に上がろうとしている。

急いで前に上がってクネゴの前で前に上がろうとすると再びペースが上がる。

風をもろに受けながらこのままではマズイと思い後ろを見るとクネゴが自分の横の列に入っていたので下がる。

下がるというより足が無くなって降っていくという感じ。

このままの勢いで下がってしまっては集団から千切れると思い踏み直して集団に割り込む。

相当後ろまで下がってしまった。

自分の横をチャパッロとグロースが上がっていくのでその後ろに付いて行く。

少し休んで3人でクネゴとデネグリの所まで上がっていく。

そこから少しの間はハイペースの集団内に留まる。

その後集団のペースが再び落ちたのでチームカーに上着を取りに下がる。

ついでにあったかい紅茶の入ったボトルを3本受け取る。

もっと持っていきたかったが手がかじかんで上手く背中に入れることが出来なかった上に、集団のペースが上がりだしたようだったので急いで戻ることにした。

しかし、道が狭くなったうえにロータリーが頻繁に出現するので他のチームカーが詰まり上手く上がれない。

チームカーは道が開けた瞬間にカッ飛ばしていくので置いてけぼりになる。

ロータリーで邪魔されて直線で置いて行かれる。

何とか集団に復帰出来たが相当足を使ってしまった。

これだったら下がらない方が良かったかもしれない。

受け取ったボトルをクネゴとマラグッティに渡す。

その後90km地点にある補給ポイントへ。

受け取った際に集団のペースが上がると大変なので受け取るか悩む。

受け取らない方向で行こうかと思ったがクイックステップの結構な人数の選手が路肩に止まっているのを見てペースが上がらないと判断し受け取ることにする。

しかし、補給を受け取った直後に前の選手がもがきだす。

集団のペースが上がっていた。

反応することも出来ずに遅れる。

自分の後ろにはクイックステップの選手も大量にいるはずなので焦って踏まずに他の選手が上がって来るのを待つ。

ランプレの選手が後ろから来たので協力して集団に追いつく。

ここでも結構足を使ってしまった。

集団に追いつくとクネゴが受け取ったサコッシュの中身を背中のポケットに入れるのに手間取り集団から遅れかけていたので待つ。

クネゴが移し替えたのを確認後クネゴの前に出て集団に復帰する。

100km地点。

クネゴと一緒に集団の後方にいると石畳へ。

石畳の右への鋭角コーナーで前が詰まる。

落車が発生していた。

真ん中で落車が発生していたので右側から抜けようとすると、他のチームの選手から少し押される。

直後に前輪が滑って落車。

低速だったので転がることも出来ず石畳に打ち付けられる。

右の太ももの付け根の外側を打ったようで相当痛い。

自転車は壊れていなかったので再スタートする。

他の落車した選手と一緒に集団を追う。

追っている最中に右手がヌルヌルしている事に気付く。

ベッタリ油が付いていた。

落車した際に地面に触れたからだろう。

タダでさえ滑りやすい石畳で雨が降っているうえに油まで浮いているという追い打ち。

通常であれば絶対に落車しないペースであったのにも関わらず滑った理由が分かった。

他の選手と協力して集団に追いつくが相当疲れている。

距離を見ると登りが始まる直前。

登りが始まるとほぼ同時に遅れる。

無理に踏み込んで追いついても再び遅れると判断し、限界ギリギリのペースで登る。

すぐには前とは離れない。

集団のペースが落ちるか、遅れ過ぎずに登り切れれば下りで追いつけるはずと思い頑張る。

しかし、登りの途中で集団のペースが上がり離れていく。

しばらく頑張って踏んでいたが足が尽きて一気にペースが落ちてレース終了。

120km地点で回収車に収容された。

 

 

感想

 

判断ミスが多くそれの積み重ねでダメージを蓄積していって終了してしまった。

ダメージが無ければもう少し残れていたと思うと悔しい。

今日の大量の失敗の経験を次に生かして同じミスは繰り返さないようにしなければいけない。

それにしてもハードなレースだったと感じた。

雨が降っていて寒く、軽めとは言え石畳と横風もあり、ハイスピード。

そのうえ路面に油が大量に浮いているなど辛さのごった煮状態だったと思う。

体も疲れたが精神的にもゲッソリした。

1日挟んでロンバルディアに出場するのでコンディションを整えて万全の状態で挑めるようにしたい。

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ミラノ~トリノ

ミラノ~トリノ

 

クラス:HC ワンデーレース

開催国:イタリア

距離:186km

天候:曇り

 

ミラノからトリノへ1本道で進んだ後に、トリノでの同じ坂を2回登ってゴールというレース。

コースは1回目に坂に入る162kmまで小さなアップダウンはあるがずっとフラットで、平均勾配9%最大勾配14%の4kmの坂を2回登ってゴールというコース。

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レース前のミーティング

 

全体のミーティング後にまず、デネグリから「今日初端から全力で行けよ!全力!」と言われる。

その後クネゴから「今日の前半160kmはずっと平坦だからそこで頑張れ!」と言われる。

「最後に2回坂が有るけど…」というと「そこは気にしなくていい。それまでに動いていれば坂に入らずに降りてしまっていい」と言われる。

ジュリアーニに確認すると「今日は最初のアタック合戦に入って逃げを狙う。逃げられれば足を使い切って千切れる事が無いように気を付けて回る。逃げられなければクネゴの側で指示に従って動く。最後の坂の為に足を残す必要は無いからクネゴのアシストに徹するように」という指示。

今日はとにかく登りに入るまでが大事。

 

 

レースレポート

 

スタートラインに結構前の方で並ぶ

パレード中に先頭付近まで上がる。

自分以外にもマラグッティ、ベルラート、ニーバリ、フィロージが上がって来ている。

レース開始からアタック合戦開始。

アタックへの反応が被らないように交代でアタックに乗って行く。

左側からIAMの選手がアタックしようとしている雰囲気を感じ後ろに付く。

ロータリーの右コーナーでその選手がアタック。

後ろに付いていた自分もそのまま飛び出す。

IAMの選手が後ろを振り返ってから踏み直す。

後ろが離れているのだろう。

先頭を交代し今度は自分が踏んでいく。

全力ではないが、さっきのペースを落とさないように維持して前を引く。

しばらく踏んで足が限界になる前に交代。

一緒に飛び出していたランプレのフェンチュンカイが先頭に出る。

飛び出したのは3人。

集団も1列になっているが少し距離がある。

もしかしたら決まるかもしれない。

2回目の先頭を引き終わり後ろに下がる。

振り返ると集団から追加で数名が飛び出してきていた。

その数名と合流してすぐに集団に追いつかれる。

そのカウンターでアタックしたキュベカの選手にベルラートが付いて行く。

そのアタックも捕まり、その後アタックしたマラグッティを含む5名が逃げを決めた。

飛び出し後追走がかかるかと思い集団先頭付近で様子を見る。

2、3回単独での追走の動きがあったが全て捕まり、集団が落ち着く。

10km地点。

そこからは安定したペースで進む。

今日は道が広くコーナーも少ないため後ろに付いていると楽ができる。

クネゴの側を維持して進んでいく。

登り手前で位置取りの為にペースが確実に上がる。

その時まで足を残しておくためにギアを重くし過ぎないよう気を付けて走る。

今日は曇りということもあり、水の消費は少ない。

むしろ気温が低いことによりカロリーを多く消費するので食べ物のほうが必要かもしれない。

取りに下がろうかと考えていると丁度補給所が始まり必要なくなった。

100km手前。

そこからは再び集団後方で休む。

動き出したのが135km地点の辺り。

登り開始までラスト25km程。

固まって前方に上がりだす。

風を浴びる位置で走っている際には積極的に前に出て風除けになるようにする。

集団内に飲み込まれた際の位置取りはまだ上手くない。

後ろからの「ロットの後ろ」や「ガーミンの後ろ!」というデネグリの指示に従って動く。

一度集団内で囲まれて動けなくなる。

自分から後ろはラインを変更して抜け出したためはぐれる。

自分も脱出し外側から前に上がり直す。

邪魔になっていないか心配になるが、その時にはイタリア人の事だからハッキリと「邪魔」と言われるはず。

その後も位置取りを続けるが再びはぐれる。

登りまでラスト15kmぐらい。

前方を見るとデネグリが風を受けながら前に出ている。

これは何としても前に上がりたい。

一瞬の隙間を利用して右サイドに突っ込んでいって前に上がる。

丁度デネグリの前に出る!というところで右サイドに集団が寄って来くる。

かなり危なかったがデネグリの前に出ることに成功。

そこから再び位置取り開始。

ただの位置取りでは無く50km/hほど出ている中での位置取りの為先頭に出ると半端無くキツイ。

一瞬で足を使い切りそうになる。

「ヤバヤバイ」と思っていると右側からキャノンデールの列車が上がって来て風除けになる。

助かった。

しかし集団の右端を位置取っているのでかなり危ない。

ロータリーで縁石に突っ込むんじゃないか、というぐらいギリギリを攻める事2回、前が開けたタイミングを見計らいデネグリが「ゲンキ、バスタ!(終了)」と言ってクネゴと一緒に更に前に上がる。

自分は終了したので後ろに下がる。

途中でフィロージとニーバリに合流し、「前に上がってくれ!」と言われる。

2人を後ろに付けて前に上がり直そうとするが、さっきまで先頭にいたせいでほぼ足が無い。

少し前に上がることが出来たが、それ以上は前に上がることが出来ないと判断し下がる。

そもそも集団の先頭は道の横幅をフルに使って高速の位置取り合戦が行われているので1度後ろに下がってしまっては先頭まで上がり直すのはほぼ不可能。

更に下がって行くと集団後方でビソルティを発見。

後ろ過ぎたので少しでも前に連れて行こうと風除けになったが、足を使い切っていたこともありあまり前に上がることも出来ずに終了。

その後はトラブルがあった際に対応できるように集団後方で遅れそうになるのをギリギリ耐えて付いて行く。

そして162km地点の登りへ。

自分のレースはここで終了。

自分と同じようにアシストを終えた選手が登りに入ると同時にやめてユックリ登っている。

デネグリもすぐに下がって来てそのまま見えなくなる。

他の選手と一緒に登っているとUターンして下り出す。

「麓に全チームのバスが有る」と教えられて自分もUターンして帰った。

ゴールはクネゴが6位に入った。

 

 

感想

 

最初の飛び出しではもしかしたら逃げることが出来るかもという期待を持てたが結局捕まってしまい残念だった。

最後の位置取りでは短時間ではあったがかなりの高強度できつかった。

自分が離脱した後も登りの入り口までは8kmほど距離が有ったので、もっと長く先頭で粘れるようにならないとアシストとしては十分な仕事ができない。

登り手前では相当キツかったが、レース全体としては後ろで休んでいることが多かったので昨日よりは楽なレースだった。

追い込もうと思えば最後の坂にも全力で突っ込んで千切れるのも有りだったかもしれないが、明日もレースが有るのでそこで動けるように無駄な足は使いたく無かった。

その分明日のレースで動けるように頑張りたい。

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2015年10月 1日 (木)

リ・トレ・ボッリ・ボレジネ

リ・トレ・ボッリ・ボレジネ

 

クラス:HC ワンデーレース

開催国:イタリア

距離:198.5km

天候:晴れ

 

Busto ArsizioからVareseへ直線コースで83.3km進んだあと、Vareseで12.8kmの周回を9周するコース。

コースは直線は前半が小さいアップダウンが連続し最後に大きな登りが2つあり、周回コースは緩い登りと下りで出来ているように見えた。

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レース前のミーティング

 

ミーティング後に監督のジュリアーニに今日はどうしたら良いか確認しに行く。

どうしたいか?と聞かれ、クネゴの側で走りたいと言うと、それで良いとのこと。

 

 

レースレポート

 

パレードで少し走った後0km地点でいったん止まりレース開始。

レース開始直後にデネグリから「アタックに行け!前に上がれ!」と言われる。

どうしようか、と悩むが、前で反応して逃げれなければクネゴの側にいればいいだろうと思い前に上がる。

アタックに反応して動くがかなりキツイ。

やはりヨーロッパのHCクラスになって来ると強度のレベルが違う。

アタックに1回反応するだけでもかなり足を使う。

連続で動くことは到底無理。

しかし、1回行った後にある程度前方に合流することは可能。

始めてイタリアでレースを走った際には1回のアタックで集団中盤よりも後ろまで下がってしまったことを考えると成長はしていると思う。

何度もアタックに反応して動くが決まらない。

スタートから20kmが過ぎる。

かなり疲れている、後ろに下がってしまいたい。

しかし周りも結構疲れて来ている様子。

そろそろ決まるかもしれない。

他の選手がアタックしたのに反応し、そのまま逃げを狙う。

かなり踏んで決めにかかるが捕まる。

これ以上は足的に不味いと判断し後ろに下がる。

30km手前。

集団後方にクネゴを見つけ近くにとどまる。

しばらくして逃げが決まったようでアタックに行っていたベルラートも下がって来る。

逃げにはデネグリが乗ったようだ。

そこから集団内で休もうとするが、休めない。

ずっとペースが速い。

しかも道が狭く曲がりくねっているせいで集団がずっと1列で伸び縮みを繰り返す。

相当キツイ。

先頭の選手は分かった上で後ろにダメージを与える為にやっているのだろう。

苦しみ続ける。

コーナーの位置取りに失敗し足を使って合流を繰り返す。

一向に休憩できる気配が無い相当ヤバい。

メーターを見ると60km手前。

あと少しで登りが始まる。

クネゴを中心に集まっている側で待機する。

登りが始まる。

コーナが少ないこととペースが平坦より緩むことにより集団の伸び縮みが収まる。

平坦よりも登りの方が楽という状況。

一旦下る。

この下りの方が高速でコーナーに突っ込んでいくので集団が伸びてキツイ。

再び登る、やはり楽。

登りの辛さはあるが集団に引きずり回される辛さよりは楽。

この登りを越えれば周回コースに入るはず。

周回コースは緩いアップダウンのはずなので残っていけるはず。

前半の様に道が狭かったり曲がりくねっている可能性もあるので一概に楽とは言い切れないが。

ゴールラインを通過し周回コースに入る。

ゴールライン通過直後に180°のターンが有る。

そしてその後、登る。

結構登る。

コースマップからは予想できないレベルで登っている。

そしてその後一瞬下る。

そして再び結構登る。

そして結構下ってから緩く登って下ってゴールライン。

緩やかなアップダウンの周回では無く、ガッツリ2回の登りを挟んだ上、登り以外の部分は狭いという極悪なコース。

鋭角や先の見えないコーナーも多く、周回コースとしてはかなりハード。

2周目に入る。

1回目の登りでペースアップ。

集団が縦に伸びてブチブチ千切れだす。

直前に通過したコーナーの連続区間で下がってしまっていたせいで後ろに取り残される。

だいたい100km地点。

自分の集団は10人以上いる。

協力して回れば追いつけるかもしれない。

全員で協力して前を追うが差が詰まらない。

前から追加で降ってくる選手や後ろから合流する選手。

そしてこの集団から千切れていく選手、とメンバーがドンドン入れ替わっていく。

メイン集団はまだ見える距離にいる。

正直千切れてしまいたいくらい辛い。

ここで復帰したところで再び千切られることは目に見えている。

だが、メイン集団に戻れる可能性がある以上諦める訳にはいかない、と思い踏ん張る。

しかし、差がキープされたままで一向に詰まっていかない。

精神的に結構キツイ。

何人かは諦めて踏むのをやめて千切れて行った。

前から遅れて1周半が過ぎた。

一時、前が完全に見えなくなったがペースが緩んだのか再び見えるようになった。

その時、前からベルラートが下がって来る。

千切れたのか?と思ったがメカトラブルの様子。

待とうかと思い足を緩めると、大丈夫だから集団に居ればいいとのこと。

10人くらいの千切れた集団の後方でベルラートを待つ。

ベルラートが帰ってくればベルラートだけでもメイン集団に引き上げる必要があると思い足を休める。

しばらくしてベルラートが帰って来る。

メイン集団とは再び離れていた。

ベルラートと前に上がり先頭で踏んで下がる。

前のペースが再び落ちたのか再びメイン集団が見えるようになる。

チームカーの車列に追いつく。

千切れてから3周目。

集団に復帰しラスト5周の看板が出ているゴールラインを通過する。

そこから少しの間ではあるが休む。

そして再び登る。

足が重い。

キツイというのはあるが、それ以上に思ったよりも踏めない。

ジワジワ遅れて集団から少し遅れて登りきる。

集団後方は自分と同じような選手が他にもおり、ブチブチになっている。

前に追いつければ再び集団に戻れると思い下りで踏もうとするが踏めない。

チームカーの車列に混ざりながら下り、再び登る。

ここで一気に踏めれば追いつけるはずと思うが、足が完全に終わっていた。

踏むどころか減速してしまい限界だという事を理解する。

チームカーに抜かれる際に、限界だろうから軽いギアで回して帰るようにと伝えられてレース終了。

150km地点。

 

 

感想

 

やはり前半に動いてしまっては最後まで残るのは無理と改めて感じた。

心拍数の平均値がかなり高かったので今日は相当ハードなレースだったという事が理解できた。

途中で遅れた際に今までであれば諦めていたところで頑張って復帰できたのは良かったと思う。

しかし、その後何もできずに千切れてしまっていたので反省すべきところであると思う。

明日からのレースも引き続き頑張っていきたい。

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