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2016年3月

2016年3月29日 (火)

コッピバルタリ 4日目

コッピ・バルタリ 4日目

 

クラス:1クラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:3月27日

距離:163.6km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、グレガ・ボーレ、ジャコモ・ベルラート、ダニエーレ・コッリ、窪木一茂、アントニオ・ニーバリ、山本元喜、アレッサンドロ・ビソルティ

 

パブロの町とその周辺を周回するコースだった。

70.4kmと118.5kmに2級山岳地点が154.8km地点に1級山岳地点が設定されていた。

スタート後にしばらく下ってから長い登りが連続するハードなコース設定だった。。

 

 

レース前のミーティング

 

コッリと一緒に完走できるように頑張れという指示。

43km地点から始まる登りがかなりハードなためそこで頑張れという感じ。。

 

 

レースレポート

 

集団後方でレーススタート。

最初は短い登りを含むパブロの町の周回コースを3周。

アタック合戦が始まっているためかなり速い。

鋭角コーナーを2回含む周回の為コーナー毎に集団が伸び縮みを繰り返しキツイ。

周回コースを抜ける。

軽い登りが始まる。

集団先頭が遠くに見える。

アタックが連続している。

集団がハイペースで縦に長くなっている。

相変わらずキツイ。

足が重い。

千切れないようにするので精一杯。

早くアタック合戦が終わってくれと思うが終わらない。

急な下りに入る。

かなりハイペースで下るので怖い。

しかしここで遅れるわけにはいかない。

前の選手と一定の距離を保ったまま全神経を集中させて下る。

おかげで下りでは千切れなかった。

一旦下りが終わり登りに入る。

九十九折の登りで集団の先頭が見える。

コンチネンタルチームのディメンジョンデータの選手がアタックしているのが見える。

ペースが上がり徐々に集団が縦に伸びていくのが見える。

そしてとうとう自分のいる位置のペースが上がりだす。

かなりキツイ。

オエオエ言いながら前から遅れないように頑張って付いて行く。

気が付けば前方で中切れが発生し集団から遅れていた。

おくれた状態で下りに入る。

まだ26km、ここで遅れるのは早すぎる。

何としても前に追いつかなければいけない。

他の遅れている選手と一緒に全力で下りに突っ込んでいく。

怖がっている場合ではない。

しばらく下ったところで集団が見えてくる。

逃げが決まったようで若干ペースが落ちている。

そして追いつくことに成功。

追いついて少しして下りが緩くなりペースが更に落ちる。

再び下りの勾配が急になり集団のペースが上がる。

付いて行くのは問題ないが前に上がることも出来ない状態が続く。

集団後方で行き場に困っていると、とうとう強烈な登りが始まる。

レース前に計算した感じだと14%が2km続く登り。

道が細いせいで集団が縦に伸びて登る。

登り出しは比較的ゆっくりめのペースで登りだす。

このままクリア出来るか?と期待していると若干ペースが上がる。

心拍的にはまだいけるが足の筋肉がかなり辛い。

連日の疲れでガチガチになっているせいで出力を出し切れない。

徐々に集団から遅れる。

前もペースが上がっていないようで差がそこまで広がらない。

登りもそろそろ終わるはず!と思い、前に何とか追いつこうと力を振り絞って踏んでいく。

観客も応援してくれる。

「頑張れ!あと5kmで山頂だ!」

それを聞いた瞬間力尽きる。

その後、急勾配区間を抜けるが集団は遥か彼方。

追いつくことなど出来るはずも無くそこからは流して走り、チームのバスまで帰った。

 

 

感想

 

コースマップを見た時点で完走できる気がしなかったが、レーススタートの際には完走する気十分で挑んだ。

気持ちは十分でも足が十分でなく力尽きてしまった。

しかし登りでは頭がクラクラするくらいには追い込んで頑張ったのでしょうがなかった。

今回のレースでは苦しみっぱなしではあったがその分かなり鍛えられたと思うし、車との接触事故以降に落ちていた調子も回復の兆しが見えてきたので頑張りたい。

本格的にシーズンが始まり、レースの強度も上がっているのを肌で感じた。

本場で始まっている本格的なレースに置いて行かれないように気合を入れて頑張っていきたい。

 

 

キツさレベル

早々に千切れてしまったせいでトータル的にはそこまでしんどくは無かった。

とは言っても千切れてしまったところでは限界まで追い込んでいた。

今回のレース全体的に見ればかなりのダメージがあるのでしっかり休んで体を回復させて今後のレースに備えたい。

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2016年3月27日 (日)

コッピバルタリ 3日目

コッピ・バルタリ 3日目

 

クラス:1クラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:3月26日

距離:172km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、グレガ・ボーレ、ジャコモ・ベルラート、ダニエーレ・コッリ、窪木一茂、アントニオ・ニーバリ、山本元喜、アレッサンドロ・ビソルティ

 

カルドララ・ディ・レノを出発しクレバルコレまで走った後その町の周辺を9周するコース。

スタート後若干下ってからそのまま平坦のコースだった。
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レース前のミーティング

 

前半はベルラートと一緒にアタックに反応して逃げを狙い、乗れなかった際には窪木さんと一緒にいてスプリントのアシストをするようにという指示。

 

 

レースレポート

 

スタート時間を勘違いしていたせいでパレードスタートに全員遅れる。

急いで集団を追いかけリアルスタート地点で止まっている集団には追いつけた。

NIPPOだけでなく他のチームも遅れていたようで遅れた選手は全力で追いかけていた。

しばらくしてレース開始。

上手く前に上がりベルラートと一緒にアタックに反応していく。

リアルスタート地点まで集団を追いかけていた時にも感じていたが今日は調子がいい。

昨日まで受けていた地獄のような苦しみが嘘のよう。

アタックに反応しても集団の前方に合流することができる。

自分で判断したりベルラートに指示されたりしてアタックに反応していく。

しかし何度アタックに反応しても一向に逃げが決まらない。

主にアンドローニやバルディアーニがコントロールしており人数が多かったり強そうな選手が飛び出せば必ず吸収される。

それでも諦めず反応し続ける。

コースが横道に入り細くなったところで4名程が飛び出す。

バルディアーニが集団前方を蓋してアタック合戦終了の声を上げる。

それを無視して無理やりアタック。

飛び出し際にかなり幅寄せされたが上手くかわして前を追いかける。

前には追いついたが集団にも追いつかれる。

終了の声が上がりだしたことで逃げが決まるのも近いと判断しそれまで以上に頑張って反応する。

しかし最終的にコーナーを抜けたところで道がかなり狭くなりそこで飛び出した4,5名が逃げを決め、逃げに乗ることが出来なかった。

そこからは窪木さんの近くで待機。

逃げが決まってからしばらくして周回コースに入る。

周回コースに入るタイミングで50kmの表示を確認。

その後周回コースを1周し残り8周。

1周の計測距離が12.1km。

これを合計9周で108.9km

合計158.9km。

今日も距離が短くなっている。

周回コースという事でゴールまでの距離は把握しやすいが残り周回を計算する際には気を付けないといけない。

周回コースに入ってからはしばらく集団後方で待機。

無線からラスト3.4周でペースが上がるのでそれに備えて前に上がっておくようにという指示が出る。

窪木さんと一緒にラスト5周辺りから前に上がって行く。

ラスト4周辺りから先頭にかなり近い位置をキープする。

位置取りが激しいため位置を安定させることが難しく上がっては下がりを繰り返す。

前半にアタックを繰り返していたこともありかなりしんどい。

ラスト3周に入り本格的に先頭近くまで上がる。

タイミングが早い気もするが上手く位置を安定させることが出来ない以上前方位置に常に上がり続けるしかない。

ラスト2周に入る5km手前辺りからほぼ先頭まで上がる。

周回コースのラスト1km辺りからコーナーが連続するため前にいる必要がある。

窪木さんはほぼ集団の先頭でコーナーに入って行くが自分は失敗。

集団内に飲み込まれる。

そこから再び集団前方に上がり直そうとするが足が限界。

何度か集団の横を全力で上がって行っては集団に飲み込まれて後ろ下がるという事を繰り返す。

その内に足が完全に終わってしまい終了。

総合順位でもかなり遅れているため、今さら集団に残っても意味が無いと判断してラスト5km辺りで千切れる。

そこからは流してゴール。

 

 

感想

 

調子が回復して良かった。

何度か逃げを決めれそうなタイミングもあったが潰されてしまったのでしょうがない。

感覚的にはエトルフスキーやライグエリアぐらいにアタックに行けた気もするが、今日は前半からずっと平坦だったのであまり油断はできない。

昨日のレースで集団が疲れていたというのも動けた理由の一つにあるとも思う。

レース後半のアシストの動きでは、ほとんど仕事が出来なかったと感じた。

窪木さんには申し訳なかったが、前半にアタックに行く必要があったのでしょうがなかった。

前半に動いて後半の仕事に向けて回復させることが出来るような足を付ける必要があると思う。

明日はかなりハードな山岳ステージだが最終ステージでもあるので、出し切れるように頑張りたい。

 

 

キツさレベル

昨日までのしんどさが嘘だったかのように感じた。

前半のアタック合戦でもアタック後の回復がかなり早かったように感じた。

回復は早かったが、ダメージは蓄積していたため後半で動いた時にはキツく、最終的には終了してしまった。

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2016年3月26日 (土)

コッピバルタリ 2日目

コッピ・バルタリ 1日目

 

クラス:1クラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:3月25日

距離:154.7km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、グレガ・ボーレ、ジャコモ・ベルラート、ダニエーレ・コッリ、窪木一茂、アントニオ・ニーバリ、山本元喜、アレッサンドロ・ビソルティ

 

リッチオーネの町を周回後、ルビコーネに向かい登りが連続する周回を3周するコース。

68.3kmと75.1kmと101.8kmと123.9kmと146km地点に2級山岳が設定されていた。

コースマップではリッチオーネの町を出発後30kmは平坦区間が続き、その後から本格的な登りが始まるコースのハズだった……

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レース前のミーティング

 

今日は前半の平坦区間も常にクネゴの側に待機していつでも動けるように備えるようにという指示。

68kmにある山岳ポイントがキツイため、山岳が始まる前に集団の前方に居れるようにするようにとも言われる。

 

 

レースレポート

 

最初はリッチオーネの街中を2周する。

本当に街中を走るので車がすれ違うのもギリギリという感じに細い道を走る。

クネゴの側まで上がりたいが密集した集団のせいで前が見えずかなり危険。

どうしようかと困っているとしばらくしてクネゴ自身が下がって来る。

そこからはクネゴの側でしばらく走る。

町を2周して直線コースに入る。

しばらくは平坦区間が続くはず。

クネゴが前に上がりだしたので自分も付いて行くが、コーナーの位置取りで遅れてしまう。

そこから単独で前に上がろうとするがかなりキツイ。

昨日のダメージがかなり残っている。

なんとか前に上がろうとしていると後ろからニーバリがやって来て上がって行く。

一緒に付いて行こうとする遅れてしまい上がれない。

普段であれば無理やりにでも前に上がるのだが今はその余裕が無い。

どうにか前に上がれないかと前を見ていると前方に登りが見える。

距離はまだ30kmに至っていない。

小さな丘があるだけだろうと思っているとかなり長い。

そしてそこからアップダウンが連続し始める。

コースの高低図からは一切読み取れなかったアップダウン。

相当キツイ。

コースの感じとしては去年のアムステルゴールドレースや今年のアルゼンチンでグレガやサガンと一緒に大集団で飛び出した時のようなコース。

横風が若干吹いており集団の先頭ではアタック合戦が続いている。

そのせいで集団が1列に伸びた状態で高速で進み、相当キツイ。

丘を越えては再び丘が現れを繰り返す。

ほぼ集団最後尾で苦しみ続けているとクネゴが再び下がって来る。

クネゴの後ろに入り問題が発生した際に対応できるように備える。

というより、限界過ぎて後ろに居る事しかできない。

しばらくしてベルラートとコッリが下がって来てクネゴを集団の前方に引き上げていく。

自分も付いて行くがペースの速さに耐えきれず遅れてしまい、集団後方に取り残される。

そこで再び修行をするかのように苦しみ続ける。

散々苦しんでゲッソリしてきた辺りで逃げが決まりペースが落ちる。

そこでクネゴと再び合流。

少しして上がって行く動きに付いて行けず遅れる。

単独で上がろうと努力するが集団前方に行くほど過密になる為合流できず。

その後コースが右折したところで細くなる。

そのせいで過密な集団が更に詰まり落車が発生し足止めを食らう。

そこから集団に復帰後、山岳ポイントまで10kmの看板が出たところでアタックがかかり集団のペースが上がる。

数名の選手が遅れ始め、ダメージの蓄積で限界だった自分も千切れる。

50km程の地点。

ここで完全に遅れてしまっては完走することが確実に出来なくなる。

そうなると明日のレースに出走できない。

少しでも遅れるのを押さえようと頑張ろうとするが、限界になって千切れたので無理。

そこから4人になる。

自分は相当限界でクラクラしながら走る。

2チームカーのマンゾーニから水や食べ物を受け取って頑張る。

今日はゴールできる気がしないレベルでキツイ。

キツ過ぎて若干ではあるが涙も出てくる。

その後自分より先に遅れた選手や自分達の少し前を走っている選手と合流してき人数が少しずつ増える。

そこからはそのメンバーで何としてもゴールまでたどり着く為に全力で努力する。

正直ここでレースを止めてしまいたい。

そう思ってしまう位にキツイ。

両方のふくらはぎと太もも、左の二の腕が時々痙攣している。

しかしこの集団にいる限りはゴールできる可能性が高い。

何としてでも残るしかない。

もし、ここから遅れてしまいその後この集団がゴールにたどり着けば悔やみきれないほどに後悔するはず。

降りてしまいたい気持ちを押さえて頑張り続け、ラスト1周に入る。

そこで前の集団と40秒差と聞く。

何としても前に追いつこうと加速する集団に全力で食らいつき何とか前に合流することに成功。

NIPPOのコッリを含む35人の大集団になる。

そこからは千切れそうになるのを堪えてその集団でゴールした。

 

 

 

感想

 

本当にしんどかった。

選手をやっているのを後悔するレベルのキツさを味わった。

特に千切れたタイミングが早すぎたために諦めそうになるのを我慢するのがキツかった。

ヨーロッパに来てから体が痙攣するという事がかなり減っていたにもかかわらずこの2日は痙攣しまくっており本当にキツイ。

しかしゴールすることが出来たので明日も走ることができるという事に感謝するしかない。

昨日頑張り過ぎたダメージが思った以上に大きく、もはやどうしようもない。

マイナスイメージなことばかり書いているが、気持ちが落ちこんでいる訳ではない。

実際、今までにないくらい苦しんではいるが、そうして得られる経験や体への負荷というのは絶対に今後に生きてくる。

正直言ってしまうと結果を狙えるレースではない。

それであれば「如何にチームの為に動くか」と「如何に苦しんで自分を鍛えるか」が大事になると思う。

今回の場合、十分すぎるほどに苦しむことは出来ているが、チームの為にはあまり動けていない。

明日以降、頑張るしかない。

 

ちなみにレース後に確認した実走距離は138kmであった。

他の選手にも確認したので間違いない。

理由としては、始めのリッチオーネの周回がコースプロファイルでは10kmを2周する20kmであったが、実際は5kmを2周の10kmになっていたところにある。

さらに6km足りないが同じようにどこかが短くなっていたのだろう。

もし来年出ることになった時の為にこのコースは138kmだと覚えておこう。

 

 

キツさレベル

11

まさに限界突破である。

ヨーロッパに来た頃の自分であれば確実にやめていたと思う。

今まで苦しんできた経験が生きて来ている。

あまり積みたい経験ではないが。

ここまでキツいレースで追い込まれて心がポッキリ折れなかったというのは成長しているなぁと感じる。

もっとも、ここまでキツいレースになってしまったのは昨日に調子に乗って動きすぎたというのが原因の多くを占めているとは思うが!

明日も頑張りたい。

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2016年3月25日 (金)

コッピバルタリ 1日目

コッピ・バルタリ 1日目

 

クラス:1クラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:3月24日

距離:95.9&13.3km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、グレガ・ボーレ、ジャコモ・ベルラート、ダニエーレ・コッリ、窪木一茂、アントニオ・ニーバリ、山本元喜、アレッサンドロ・ビソルティ

 

午前中にガッテオ周辺を周回するセミタッパaと午後に1チームを2つに分けて行うチームタイムトライアルのセミタッパbが有った。

午前中のガッティオ周辺の周回コースは50.4kmと64.5kmと78.6km地点に2級山岳が設定されていた。

ガッティオを出発後平坦区間の周回を終え、山岳ポイントが含まれる周回を3周後、へ右端の周回を1周走ってゴールするコース。

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午後のチームタイムトライアルは出発後コーナーが連続し、それ以降もコーナーが配置されているテクニカルなタイムトライアルだった。

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セミタッパa前のミーティング

 

前半に発生する逃げにベルラートと一緒に乗れるようにアタックするようにという指示。

逃げれなければクネゴの側で指示に従いながら動くようにといういつもと同じ指示。

 

 

レースレポート

 

車の先導でしばらく走った後スタート地点で止まりしばらくしてからレース開始。

スタート後、遅めのペースで少し走ってからアタック合戦開始。

集団前方でアタックに反応しようとしていたが集団のあまりの勢いに飲み込まれる。

シーズン開幕時のレースとは勢いが全く違う。

若干の横風が吹いている事もあり、集団の前方に上がるのもかなり苦労する。

集団の横を前に上がろうと苦しんでいると無線で「アタックに反応しろ!」という指示が出る。

無理やり集団先頭まで上がり、その時発生したアタックに反応。

アタックに反応する事よりも前に上がる事の方がかなりキツイ。

飛び出しは不発に終わり集団に追いつかれる。

集団前方を維持しようと踏ん張るが若干集団に飲み込まれる。

少しでも飲み込まれれば集団の先頭に出ようとしている選手に左右から抜かされてドンドン後ろに下がってしまう。

集団のほぼ先頭で粘れるかどうかが集団先頭でアタック合戦に参加できるかどうかの重要な要因なのだろう。

その後再び先頭まで上がりアタックに反応するが不発。

再び集団に飲み込まれる。

そこから集団のペースが上がり縦に伸びた集団内で苦しむ。

集団が緩んだところで苦しみつつ前方に上がりアタックを仕掛けた2人に反応して合流する。

集団から飛び出していたためローテーションを開始する。

1回ローテーションしたところで後ろから数名に追いつかれる。

ベルラートも追いついて来ていた。

人数が増えたことで飛び出したメンバーの勢いが落ち、再びアタックがかかる。

ベルラートの指示でそのアタックに反応。

アタックした選手が踏むのをやめ、自分が先頭になる。

自分の後ろは少し離れている。

このまま単独で飛び出せるか?と考え、無理をし過ぎない程度に踏んでいく。

しばらく踏んだが後ろとの差が広がらないので単独で飛び出す事は無理と判断し、集団に戻る。

飛び出した集団の最後尾に入ろうとしていると人数がかなり増えている。

集団に追いつかれたから人数が増えたのだろうと考えて踏むのを緩めていると不意に集団が途切れる。

まさかの10人以上の飛び出しになっていた。

急いで踏み直しなら後ろを確認するとメイン集団とかなり離れている。

自分も前の集団と離れている。

ヤバいと思いながら前を追いかけるが集団から飛び出していたダメージも有り前に追いつけない。

前の集団は逃げを決める為に全力でローテーションを回している。

案の定追いつけず集団が迫ってきたため集団内に戻る。

一度は逃げ集団に入ったにもかかわらずそこから判断ミスで遅れてしまうなんて情けなさすぎる。

集団も大人数の飛び出しを何としても吸収しようと全力で追いかける。

逃げる側も全力のためさが中々詰まらずメイン集団の1列の追走が長時間続く。

最終的にメイン集団が前に追いつく。

追いついた後に飛び出した少数の選手が逃げを決めた。

逃げが決まった後もレースの距離が短いこともあり集団はあまりペースを落とさない。

少ししてから「登りに備えて前に上がれ!」という指示が無線から聞こえる。

前に上がろうとするが、登りに集団前方で入りたい選手が多くかなり密度が高い。

前に上がうとしては失敗という事を何度も繰り返していると、後ろからベルラートとニーバリがやって来て、「一緒に前に上がるぞ!」と言われる。

2人について前に上がって行くが、際どい位置を走っていることもあり遅れてしまう。

いよいよもって不味い状況になって来たと思っていると、ローターリーで集団が左右に分かれる。

大半の選手が右側に行ったが、そこから弾き出された少数の選手が左側に行った。

自分は左側。

しかし少数になったことが幸いし、中央分離帯を挟んで集団の左側を一気に前に上がって行く。

中央分離帯が無くなったタイミングで集団の先頭に居たチームメイトと合流。

登りに向けて集団の先頭付近を維持する為に先頭で引くようにという指示が出る。

集団の先頭に出てスカイとスカイダイブの選手と3列で並走しつつ先頭を引く。

40km辺りから先頭で引き始めそのまま登りを含むほぼ1周を集団の先頭で走る。

ペースがそこまで速くなかった事が幸いし耐えきることが出来た。

そこから一旦集団内に下がるとしばらくしてから「アモーレ・エ・ヴィータが先頭でローテーションしているから一緒に回れ」という指示が無線から出る。

比較的集団前方にいたので少しして集団の先頭に上がることが出来た。

しかし上がった時には集団の先頭がスカイのトレインに変わっていた。

ここに混ざった方が良いのか?と思いながら入ることができるかトレインに併走しながら様子を見るが混ざれそうな雰囲気が一切ない。

それ以前にかなりペースが速く併走しているのも、もう限界。

集団内に下がる。

位置取りが本格的に激しくなってきた事と今までの疲労で集団のほぼ最後尾まで下がってしまう。

そこからは集団の後ろにひたすら付いて行く孤独な戦いが始まる。

登り前の平坦区間を抜け2周目の登りへ。

平坦区間で速かった集団のペースが登りに入って一気に落ちることにより、集団の前は遅いが後ろは速いという状況が生まれる。

結果として集団が短くなり集団の密度が一気に上がる。

そのせいで選手同士の距離が近くなり前後左右の接触が増える。

自転車は速度が遅くなれば不安定になる。

その状況で他の選手と接触が増えたことにより落車が発生する。

登りが狭いため落車が発生すればそれより後ろの選手は全員足止めを食らう。

集団のほぼ最後尾に居た自分も足止めを食らう。

その区間を抜けて再スタートするが、登りが急なせいで再スタートに失敗した選手やチェーンが落ちた選手が道の真ん中に突っ立っているためかなり危険。

足止めを食らって遅れた分を取り戻すためにハイペースで前を追いかけ、下りの途中で集団に追いつく。

追いついたはいいがかなりヘロヘロ。

後は集団後方で最後の登りをいかに耐えるかのレースだろうか?と思いながら走る。

すると3周目の登り前にある平坦区間で落車が発生。

地面に倒れている数名の中にクネゴもいる。

その側にベルラートが止まっていたので自分もクネゴの集団復帰を少しでも手伝うために一緒に待つ。

ストラデビアンキで骨折した小指を再び打ったらしくかなり苦しんでおりレースに復帰できるか分からない状況。

それでもベルラートと一緒に待っていると痛みを堪えて再スタートする様子。

ベルラートが先頭で前を追いかける。

2番手にクネゴで3番手に自分。

本来であれば自分が2番手に入るべきであるがコーナーが連続する区間という事で邪魔をしないように3番手で直線区間に入ったら前に出ようと備えていた。

しかし、平坦区間に入る前に車の作る風の流れを上手く利用して2人が加速。

それを上手く利用できなかった自分がそこから千切れる。

待ったにも関わらず何もせずに遅れてしまい1人になる。

何がしたかったのか分からない状況。

仕方が無かったので他の遅れた選手と合流し協力してゴールした。

 

 

感想

 

本格的にシーズンが始まったというのを感じるしんどさのレースだった。

まさにヨーロッパのレースという感じで距離が短かったこともあり終始苦しみっぱなしだった。

ここまで苦しむのは指をケガした事による練習不足もあるとは思うので、苦しんで苦しむことで追い込んで、少しでも早く調子を上げることができるように頑張りたい。

 

 

キツさレベル

始めのアタック合戦に始まり、中盤の先頭を引いたことや落車で足止めを食らったり、遅れてからもかなり良いペースでローテーションしたり常に苦しみ続けたレースだった。

距離が短かった分キツさを圧縮したようなレースになっていた。

 

 

 

セミタッパb前のミーティング

 

チームタイムトライアルという事もあり出走の順番の確認程度のミーティングで終了。

順番&メンバーは、ベルラート、ビソルティ、ニーバリ、自分。

 

 

レースレポート

 

スタート直後からコーナーが連続。

慣れないタイムトライアルバイクでのコーナーリングでビビりまくり遅れる。

コーナー毎に遅れる。

そのたびに全力で前を追いかけ追いつく。

追いついて落ち着く間もなくコーナーで遅れる。

前の自分を除いた3人での交代が始まる。

最初の3kmでコーナー9回+ロータリー直進1回。

そのたびに3人の後ろで遅れては追いつきを繰り返す。

やっと直線区間に入る。

ここからが自分の仕事!とはいかない。

コーナー連続区間で負ったダメージが大きすぎてヘロヘロ。

最初前に出れなかった分長く引こうとするが限界過ぎて無理。

その後もちょくちょくコーナーが現れる為そのたびに遅れかけては追いつく。

インターバルのかかり過ぎで足が限界。

先頭に出て頑張って踏むが右のふくらはぎが痙攣しかける。

そしてそのままボロボロになりつつも千切れることだけは回避してゴール。

 

 

感想

 

とにかくしんどかった。

試走した際にマズイとは思っていたが、コーナーと午前中の疲れのダブルパンチで本当にキツかった。

コーナーだけはどうにかしないと致命的なダメージを負うことになってしまう。

 

 

キツさレベル

10

1日で2回も限界まで追い込まれる日が来るとは思いもしなかった。

タイムトライアルの心拍のデータがアルゼンチンのタイムトライアルとほぼ同じだった。

午前中にレースをした後にアルゼンチンレベルのタイムトライアルをすればここまでしんどいのも納得である。

残り3日もあるので頑張って我慢したい。

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2016年3月12日 (土)

ツール・ド・台湾 5日目

ツール・ド・台湾 5日目

 

クラス:1クラス ステージレース 

開催国:台湾

日程:3月10日

距離:146.26km

天候:雨

出場チームメイト:ジャンフランコ・ジリオーリ、山本元喜、小石祐馬

 

ジアンシャンピリゾートを出発し山岳を繰り返しながらウタイルカイミュージアムにゴールするコース。

45.43kmにスプリントポイント、24.15kmと68.93kmに2級山岳ポイント、146.24kmのゴール地点に1級山岳ポイント地点が設定されていた。

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レース前のミーティング

 

小石が総合順位で5位に付けているので総合優勝できるように残っているジリオーリと自分でアシストするという作戦。

ラスト20kmの山岳に小石が良い状態で入れるようにそこまでを全力でアシストするという指示。

 

 

レースレポート

 

パレードを終えてレース開始。

今日はアタック合戦に参加する必要が無いため小石の側で待機。

スタート前から降っていた雨が本格的に強くなりかなり視界が悪い。

スタート直後から登りに入り、アタック合戦が続いているためペースも速く結構キツイ。

しかし、昨日休みつつ走れていたこともあり比較的楽。

今日は足の調子が良さそう。

いつの間にか10人ほどの逃げが決まり24km地点の山岳ポイント通過。

下りに入る。

雨だけでなく霧も発生してきてかなり危険。

100m程先がぼんやりとしか見えないレベルで霧が濃いため相当怖い。

正直レースを止めたくなるレベルに怖い。

しかし、今日は終盤にかけて自分の仕事が有るはずなので止める訳にはいかない。

その後、徐々に霧が晴れていき走りやすくはなっていた。

しばらく集団内で様子見。

ブリッツェンから集団の先頭を一緒に引かないかと聞かれる。

NIPPOとしては小石の総合順位を上げたい日なので先頭でローテーションする意味はある。

しかし、昨日に石橋がDNFになったこともありNIPPOは最終日を3人で迎えている。

山岳手前までのNIPPOのアシストは自分1人である。

あまり早いタイミングで先頭のローテーションに入り自分が途中で力尽きるとジリオーリが動かないといけなくなり都合が悪い。

その為ローテーションの誘いは一旦断る。

そもそも小石は総合5位なのでNIPPOが先頭でローテーションに入る必要性は低い。

小石よりも上位の総合4位以上に入っている選手の所属しているチームの方が先頭のローテーションに入る義務が高いと考えられる。

その後しばらくしてからチームカーに下がりどうした方が良いか指示を聞く。

タイム差が結構開いているためブリッツェンがローテーションを始めたタイミングで一緒にローテーションに入った方が良いという指示。

集団に戻りブリッツェンと話しをするとローテーションを始めるという事で一緒に回ることになる。

だいたい50km地点。

ローテーションに入っているのは自分、ブリッツェンの阿部さん、ピシュガマンの3人。

あまり良い状況ではない。

他のチームが先頭でペースをコントロールしていない状況において先頭でローテーションを開始してしまうと「今ローテーションをしているチームに先頭を引かせていればいい」という状況になり集団のペースのコントロールを丸投げされるからである。

今は登りの区間に入っていることもあり先頭を自分のペースで登っている方が自分的には楽であるため問題は無い。

しかし平坦や下りの区間に入ると先頭の方が圧倒的にしんどいため先頭を引かせられ続けるとかなり消耗してしまう。

登りの区間だけ先頭のローテーションに入り、下りや平坦に入った際にはさりげなくローテーションから抜けてしまった方が良いだろう。

ローテーションから途中で抜けてしまう事で「NIPPOはローテーションに回らない」という意思表示にもなる。

そもそもレース前の指示では自分がローテーションに入るのは68kmの山岳ポイント後の下りを抜けてからという話だった。

なので、今ローテーションに入っているというのはタイミング的にも早すぎる。

だいたい64km辺りまでローテーションに入り、最初7分差であったタイム差を6分にまで詰めたところで一旦集団内に戻る。

そこから小石の側で山岳ポイントをクリアし一緒に下る。

相変わらず雨が降り路面が濡れている。

更に急な下りでコーナーも連続しかなり危険。

下りでビビった選手が集団から遅れだし自分と小石を含めた15名程の集団になる。

下りが緩やかになった時点で集団と結構離れてしまっていた。

ここで小石が遅れてしまっては全てが台無しになると判断し、集団に追いつきたいメンバーと協力して全力で前を追いかける。

かなり足を使ったが無事集団に復帰。

自分が無理に追いかけずとも追いついていた可能性が高かったが、万が一の遅れてしまう可能性を考えれば自分が追ったことは間違いでは無かったと思う。

そこからしばらくは集団内で待機。

本来であればこの辺りから先頭のローテーションに加わる予定であったが、集団のペースが安定して速いこともあり、自分が先頭でローテーションに加わる意味は無いという判断だった。

その後100km地点を越え、登りの入り口に向けての先頭の位置取りが徐々に激しくなっていく。

小石と話しながら自分が風除けになりNIPPOも3人で固まって位置を前方に上げて行く。

120km手前から自分も先頭のローテーションに加わり逃げの集団とのタイム差を詰めていく。

ローテーションに選手を送り込んでいるチームは集団の前方に居ても文句を言われない。

小石とジリオーリを集団の前方で走りやすくするために自分がローテーションに加わっている。

ローテーションに加わった際にはタイム差が3分だったがすぐにタイム差が2分になる。

125km地点を過ぎタイム差が1分40秒になったところで本格的に登りが始まったことにより自分が力尽きて千切れる。

ここで本日の仕事は終了。

同じく先頭のローテーションに入っていて集団から千切れたUKYOの住吉と一緒に登ってゴールした。

 

 

感想

 

最終日という事で全てを出し尽くすつもりで走ることが出来て良かったと思う。

前半にアタックをしなかった事もありレース全体を通して調子よく走れてチームの為に動くことが出来て良かったと思う。

小石は登りで遅れてしまった為総合順位29位という結果になってしまったが、あの登りでは自分がトップコンディションであっても遅れてしまったと思うのでしょうがない。

少ない人数の中でチームとして協力して走ることが出来たというのはいいことだったと思う。

今シーズンはまだまだ長く、レースが連続するため今一度ここから調子を上げてこれからのレースで結果を残せるように頑張りたいと思う。

人差し指を固定したままのかなり過酷なレースではあったが最後まで走りきることが出来たというのは、今までと違う意味での自信に繋がって来ると思う。

ここから調子を上げ直し指のケガを早く治してバリバリ走っていきたい。

 

 

キツさレベル

 

瞬間的なしんどさはそこまで無かったが、ローテーションに入ったりというジワジワとしたダメージで最終的に足が無くなったというイメージだった。

最後の登りも最終日という事である程度の負荷をかけて登ったのでかなりいい感じに疲れることが出来たと思う。

疲労をしっかりと抜いて回復させた後、再び練習してこれからのレースに備えたい。

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2016年3月 9日 (水)

ツール・ド・台湾 4日目

ツール・ド・台湾 4日目

 

クラス:1クラス ステージレース 

開催国:台湾

日程:3月9日

距離:166.56km

天候:雨

出場チームメイト:ジャンフランコ・ジリオーリ、山本元喜、石橋学、小石祐馬

 

ナントウカントリーホールを出発し大きな周回を経てサンムーンレイクにゴールするコース。

15.6kmと104.53にスプリントポイント、29.46kmに3級山岳ポイント、150.34kmに2級山岳ポイント地点が設定されていた。
20160312_212620

 

 

レース前のミーティング

 

小石が総合順位で2秒遅れの4位に付けているのでその順位を上げる為に15kmの中間スプリントを狙っていくという指示。

他チームの動きを見ながらアシストできる様に走るようにという指示。。

 

 

レースレポート

 

パレードスタートを終えてレース開始。

今日はアタック合戦に参加せず様子見。

今日もカザフスタンが積極的に仕掛けている。

前方の位置をキープできるように動く。

逃げが決まらないまま緩やかに登りだす。

その後下りに入る。

雨のせいで視界が悪くブレーキの効きも悪いためいつも以上にビビってしまい集団後方に下がってしまう。

下り切り平坦区間に入り中間スプリントに向けて集団のペースが上がる。

下りで後方に下がってしまっていたため前に上がれず。

先頭が見える位置まで上がった際には集団の先頭でスプリントが始まっていた。

中間スプリント後もアタック合戦が続いていた。

自分も参加しようかと思ったが、足が思っていた以上に重い事と今日の後半には山岳が控えていたこともあり集団内で待機することに。

集団はある程度のペースを保ったままアタック合戦を続けそのまま山岳ポイントが設定されている登りへ入っていく。

昨日までのダメージが蓄積しているのかかなりキツイ。

千切れたくなるが、ここで遅れてしまってはゴールすることが出来なくなる。

集団後方で千切れないように頑張って付いて行く。

勾配が緩くなり山岳ポイントまでラスト1kmの看板を過ぎる。

ペースが速くなったこともありいつの間にか山岳ポイントを通過していた。

山岳ポイント通過後も緩やかな登りが続き、集団のペースもあまり落ちない。

苦しみながらも頑張って付いて行く。

メーターを見るとまだ40kmを越えていない。

疲労度に対して進んでいる距離が少なすぎる。

完走することができるのか不安になるがとりあえず付いて行くことに専念する。

その後緩やかなアップダウンを挟み長い下りに入った。

下りに入ったおかげでかなり休むことが出来た。

緩い下りに入り足が良い具合に回復してきたと感じてきたところでメーターを見ると80kmを越えていた。

距離的には折り返しに来ている。

足の疲労度も回復してきているようにも感じる。

今日は登りでどこまで粘れるか試せるかもしれない。

その後緩やかに登りに入って行き、勾配がキツくなるにつれ先頭付近の位置取りが激しくなっていく。

小石の側を出来る限りキープしながら走る。

そろそろ登りが始まる、というところで後輪の空気が抜けていることに気が付く。

少し前にキャットアイに乗り上げたことが原因でパンクしたようだった。

急いで集団後方に下がりチームカーを呼んで後輪を交換後再スタートする。

素早く交換してもらえたおかげで集団はまだ見える位置に居る。

そこから自力で集団を追いかける。

幸い集団のペースは上がっておらず徐々に差が詰まっていく。

一気に追いついてしまっては追いついてから保たない。

しばらく頑張って集団に追いつくことに成功。

少しの間集団の最後尾で休む。

休みながら集団の先頭を見ると1列になりペースが上がっている。

すぐに最後尾もペースが上がり遅れないように必死について行く。

しかし追いついて少ししか休めていなかったこともあり千切れてしまう。

そこからは自分のペースで山岳ポイントまで走る。

150kmの山岳ポイントを越え下りに入る。

良い具合に下りのコーナーをクリアしていく。

しかし途中で思っていた以上にキツイ右コーナーが現れる。

完全にオーバースピード。

ブレーキで速度を落とそうとするが路面が湿っている事もあり後輪がロックして滑る。

ブレーキを緩めグリップを取り戻し再びブレーキを強く締め過ぎてロックする。

1つのコーナーで3回後輪が滑った。

その間前輪も全力でブレーキを掛けるが、前輪が滑ると確実に落車するので全力ではブレーキ出来ない。

左前に腰ぐらいの高さの縁石が迫る。

縁石の向こう側は崖。

「崖の下に落ちる!」と思いながらハンドルをムリヤリ右に切る。

後輪がロックして滑る。

滑った後輪が縁石にブチ当たる。

後輪が当たったおかげで勢いが殺さる。

絶妙な角度で後輪がぶつかったおかげで落車することも無くコーナーを抜けることが出来た。

まさに九死に一生。

その後後ろから8名程の集団が追いついて来たので一緒になってゴールした。

 

 

感想

 

前半はかなり調子が悪くゴールできるか心配なレベルだったが、後半にはかなり立て直せていたようにも感じた。

登りの手前でパンクしてしまったのは自分のコース取りが悪かったのが原因なのでそういう細かい所のミスを少なくしなければ、今後もっと重要な場面で同じような事が起きる可能性が有るので気を付けるようにしたい。

4日目になり練習量の不足や前半で大量にアタックした疲労がモロに表れて来ていると感じる。

そういう状況を理解したうえで今の状態を受け止めて今の自分が頑張れることを精一杯できるように最終日の5日目に挑みたいと思う。

 

 

キツさレベル

 

蓄積された疲労の為かなりしんどいとは感じているが、今日のレースのみでみた場合にはそこまでキツかったとは考えにくかった。

しかしコンディションが悪いことは確実なのでしっかり休んで回復させて明日のレースに挑みたいと思う。

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2016年3月 8日 (火)

ツール・ド・台湾 3日目

ツール・ド・台湾 3日目

 

クラス:1クラス ステージレース 

開催国:台湾

日程:3月8日

距離:118.9km

天候:曇り(光化学スモッグ)

出場チームメイト:ジャンフランコ・ジリオーリ、山本元喜、石橋学、小石祐馬

 

タオユアンシティホールを出発し海岸線に出た後山岳地帯に入っていき、ジャオバンシャンパークにゴールするコース。

50.4kmにスプリントポイント、88.75kmと100.17kmに2級山岳ポイント、118.88kmのゴール地点に1級山岳ポイント地点が設定されていた。
20160308_204525

 

 

レース前のミーティング

 

少数の飛び出しが有った際には自分か石橋が反応し、危険な人数の飛び出しにはジリオーリと小石も反応するという感じ。

序盤から危険な逃げが発生する可能性が有るので気を付けるようにとも言われる。

 

 

レースレポート

 

いつもより少し長めのパレードスタートを経てレース開始。

昨日の反省を生かしてアタックに行きすぎないように気を付ける。

基本的に自分からは飛び出さず、集団の様子を見続ける。

アタックに反応するというよりは集団前方をキープし続けるという感じ。

集団の動きを利用して楽に前方を維持できるように工夫する。

そろそろ決まりそうか?というタイミングで動き出す。

アタックに反応して飛び出すがヘルスケアやドラパックの選手も追って来て集団に追いつかれる。

そこからしばらくアタックの掛け合いが続く。

平坦区間という事もありかなりのハイペースで進む中でのアタック合戦。

山岳ポイント2位の選手やカザフスタン、ヘルスケアの選手が積極的に動いている様子。

自分も逃げる為に動いていたが集団の雰囲気から逃げることは厳しいと判断。

有力なチームのアタックに反応して潰して行くことに作戦変更。

総合に関係ないアジアのコンチネンタルチーム2人くらいが逃げるのが理想ではあるが、そういう状況になるとカザフスタンがアタックしていくため逃げが決まらない。

延々とアタックの仕掛け合いと潰し合いが続く。

状況が変わったのが50km地点のスプリントポイント手前。

コーナーを利用して9名程の選手が飛び出す。

少し遅れて自分も反応したが追いつけず。

50m程の差を詰めきれない。

後ろから単独で逃げ集団に追いつこうとする選手に何人か抜かれる。

そのたびに後ろに付いて行こうとするが、単独で追いかけ出した事とそれまでに集団前方で動き続けていたダメージで付けずに離れてしまう。

その内集団に吸収される。

集団と飛び出したメンバーとの距離は結構離れている。

かなりマズイと思っていると、集団もさすがに10人以上になった飛び出しを逃がしたくは無かったようで加速して吸収に動く。

飛び出したメンバーもかなり良いペースで逃げようとしていたようだったが集団にはかなわず吸収される。

この直後に50kmの中間スプリント地点を通過。

自分は足にかなりの疲労感を感じていたので、今日はもう前で動かないことにする。

それ以降も集団前方ではアタック合戦が続き、ゴチャゴチャした様子を集団内から見守った。

最終的に60km辺りで逃げが決まり、その後に意味の無いアタックが数回かかってから集団のペースが落ちて安定した。

60km地点までの平均時速46.6km。

50kmからは緩やかに登っていたので50kmまでの平均時速はもう少し速いはず。

一旦落ち着いた集団ではあったがすぐにペースを上げて逃げを追い始める。

レースの残りの距離が半分を切っているのでそこまでタイム差を広げないつもりだろう。

良いペースのまま88kmの2級山岳へ。

2級山岳とは言っても昨日程では無く1kmぐらいの急な坂のみで山岳ポイントが終了。

遅れた選手も少なく、自分も集団に残る事ができた。

そして100kmの山岳ポイントへ。

ハイペースな下りから登りに入ったことで位置取りに失敗。

集団のほぼほぼ最後尾から登る事になる。

今回の登りは1回目よりは長そう。

集団もペースが上がり縦に伸びる。

遅れだす選手を抜いて行き、集団に残ろうと頑張る。

集団から50m程離れた位置で粘る。

登りの残りの距離を予想して頂上付近でギリギリ追いつけるようにペースを上げる。

しかし頂上まで耐えきれずに燃え尽きて追いつけずに頂上通過。

平坦区間に入り集団のペースが上がり置いて行かれる。

そこからは遅れたメンバーで集まってゴールした。

 

 

感想

 

アタック合戦の前半はある程度冷静に動けていたと思うが疲れてくるとともに冷静さを失ってしまったようにも思う。

アタックの距離当たりの回数は昨日よりも抑えていたとは思うがアタック合戦の距離が昨日の2倍以上だったので総数的には昨日よりも仕掛けている気がする。

それだけアタックした中で2回目の2級山岳であと一歩というところまで残れたというのは良かったと思う。

残るのがベストではあったが、心拍のデータ的にも限界突破レベルで追い込んでいたのでしょうが無かったと思う。

総合で大きく遅れてしまっている以上、トップ集団でゴールするだけという事に意味は無いので、無理な日には諦めて次のステージでの1勝やアシストする為に足を温存&回復させていきたい。

調子も良くなってきているようなので明日以降も頑張りたい。

 

 

キツさレベル

 

前半はアタック合戦を諦めてしまうくらいにはしんどかった。

中盤からは回復させていくことができたが登りで付いて行けるまで足を回復させることは出来なかった。

千切れてからは比較的楽なペースでゴールすることができたので昨日よりは楽と感じることができたレースだった。

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2016年3月 7日 (月)

ツール・ド・台湾 2日目

ツール・ド・台湾 2日目

 

クラス:1クラス ステージレース 

開催国:台湾

日程:3月7日

距離:114.6km

天候:晴れ

出場チームメイト:ジャンフランコ・ジリオーリ、山本元喜、石橋学、小石祐馬、ニコラス・マリーニ

 

新台北市を出発しいくつかの周回を挟みつつ西に向かい、その後東に戻りバイシャ・ベイ・ビジターセンターにゴールするコース。

47.49kmと94.36kmにスプリントポイント、54.9kmに3級山岳ポイント、78.9kmに2級山岳ポイント地点が設定されていた。
20160307_212709

 

 

レース前のミーティング

 

集団ゴールになればマリーニで勝負し、集団が登りでバラけた際には前に残るようにするようにという指示。

10名以上の選手が飛び出すような動きには必ず誰かが反応し、それ以外でも逃げれると思えば動いて良いという感じ。

 

 

レースレポート

 

短めのパレード走行を経てレース開始。

参加選手が100人ほどという事もあり先頭付近を上手くキープしてレース開始。

スタートから積極的にアタックに反応していく。

しかしアタックの勢いがあまり良くないのですぐに集団に追いつかれる。

自分もアタックに反応していくが中々決まらない。

かなりの回数アタックに反応し、自分でも数回飛び出してみるが決まらない。

アタックの勢いもだんだんと上がって来て激しさを増していく。

緩やかなアップダウンが連続するため下りで集団がペースアップし飛び出しが捕まる。

海岸線もペースが上がったままアタック合戦が続く。

基本的に前方をキープしつつアタックに反応する。

長そうな登りが見えたのでその登り出しからアタックを掛ける。

登りに入った途中で後ろから追いつかれる。

しかし集団も縦に伸びておりキツそう。

このまま逃げが発生するかもと考え集団先頭付近に付いて行く。

登りで逃げを決めようと集団先頭からアタックがかかる。

集団が更に加速する。

付いて行くのがかなりしんどい。

何度かアタックがかかるが逃げが決まらず。

しんどさが限界になり集団内に下がって行ってしまう。

そのタイミングでカザフスタンの選手がアタック。

丁度登りが終わりカザフスタンの選手が一人で先行したまま下りに入る。

集団中盤辺りで下り切り平坦区間へ。

カザフスタンの選手が飛び出したのが20km地点辺り。

平坦区間でチャンピオンシステムの選手が一人飛び出してそれを集団が見送る。

その後しばらくペースが落ち着いてレースが進む。

その間にマリーニがレースをやめたことが分かる。

その後しばらくしてからなぜか再びアタック合戦が始まる。

ハイペースになり飛び出しが発生しては捕まりを繰り返す。

先に逃げていたチャンピオンシステムの選手が再び見える。

このまま吸収するのか?と思っているとアタック合戦が終わりペースが安定し、再びチャンピオンシステムの選手が見えなくなる。

そこからはゆったりとしたペースで進み3級山岳をクリアする。

その後2級山岳が近づくにつれ集団のペースが上がりだし位置取りも激しくなっていく。

出来る限りジリオーリの側を維持しながら走っていたがはぐれてしまう。

そこから2級山岳開始。

かなり速い。

勾配も一定では無く急になったり緩やかになったりを繰り返す。

付いて行けずに集団から遅れる。

集団も分解し始めていたので遅れだしていた選手と一緒に登る。

しかしそこからも遅れる。

足が異様に重い。

ケガで良い練習が出来ていなかった分のツケがここに来たのだろうか?

集団から遅れたグループに追いつけないまま下りに入る。

下り切ったところで4人ぐらいの選手で集まりゴールを目指して交代で先頭を引く。

集団から遅れた選手がさらに集まっていき最終的に9人の集団になる。

少しでも集団とのタイム差を少なくするために長めに先頭に出てペースを上げる。

しばらくそれを繰り返しているとお腹が減って来て踏めなくなって来る。

これはマズイと思い急いで補給食を食べるが回復には時間がかかる。

先頭を引く交代に加われず付いて行くだけになってしまう。

しばらくしてから自分の前に入ったチャンピオンシステムの選手が集団から遅れる。

その選手と一緒に自分も集団から離れる。

「チャンピオンシステムの選手と一緒にペースを落としてゴールできれば大丈夫だろう」と考えていると、チャンピオンシステムの選手が自分の顔を見ながら全力でダッシュして集団に戻っていく。

後ろに付いて行くだけになっていた自分を集団から切り離したかっただけのようだ。

遅れた集団でキツそうにしている選手をこんな風にして切り離すとは頭がおかしいとしか思えない。

追いかける余力も無く1人で走る羽目に。

そこから7km単独で走りゴールした。

 

 

感想

 

登りで足が重たかったのは「練習量が足りていなかったせいだ」とレース中は思っていたが、ゴールしてから考えてみれば前半にアタックに行き過ぎていたと思う。

ケガをして調子も微妙という事で「何かしなくてはいけない」という思いから冷静になれず頭に血が上った状態でレースをしてしまっている感が有る。

明日以降は冷静に状況を見て動けるように気を付けて集中していきたい。

冷静さを失ってしまっては普段できることも出来なくなってしまうといういい例になった日だったと思う。

心肺面に関しては昨日よりもかなり改善されているのでここから調子を上げていきたい。

足に関してはかなり疲労もあり痙攣しかけたりもしているが、レースで限界まで追い込んでいる証拠だと思い頑張るしかない。

総合は完全に射程外になってしまった以上、逃げて逃げ切りを狙うしかない。

また、ケガする前の好調な状態に一刻も早く戻すためにも楽なレースをするのではなくキツクてしんどいレースで自分に刺激を入れていきたいと思う。

 

 

キツさレベル

 

かなり追い込まれたレースだった。

足も痙攣しかけるぐらいまで追い込まれた。

前半のアタック合戦では好調でそこまでしんどいとは感じなかったが、中盤からのペースアップでかなり追い込まれた。

特にラスト7kmの独走は悲しくなるしんどさが有った。

明日以降も頑張りたい。

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2016年3月 6日 (日)

ツール・ド・台湾 1日目

ツール・ド・台湾

 

クラス:1クラス ステージレース 

開催国:台湾

日程:3月6日~3月10日

距離:83.2km

天候:晴れ

出場チームメイト:ジャンフランコ・ジリオーリ、山本元喜、石橋学、小石祐馬、ニコラス・マリーニ

 

台北シティホール前の直線を往復するド平坦の周回コース。

ゴール前500mを切ってから3回直角コーナーが有る危険なコース。

20160306_184801

 

 

レース前のミーティング

 

基本的にはマリーニのスプリントでの勝負を狙って行くという作戦。

3人以上の逃げが出来た際には必ずNIPPOの誰かが乗るようにして1分以上タイム差が開けば先頭交代に入らないようにするという指示。

 

 

レースレポート

 

パレードはスタート&ゴール地点の小さい周回を5周。

パレードスタート後止まることなくそのままの流れでレース開始。

スタート直後に3回の直角コーナーを抜け集団が縦に伸びた状態でアタックの掛け合いが始まる。

コーナーで後ろに下がってしまった為に少し遅れてアタックに反応していく。

右手の人差し指が固定されていることもあり基本的にシッティングで反応していく。

足の感じ的には悪くない、十分に反応できている。

しかし心肺面では相当キツイ。

反応は出来るのだがかなり息が上がり心拍数がかなり高いのがメーターを見なくてもわかる。

出来る限り前を維持して反応するがとにかく心肺機能へのダメージが半端無い。

直線コースの折り返し地点の180°ターンで集団内に下がってしまう。

今の指の状態で落車するとかなり危険な為どうしてもビビってしまう。

アタックに反応しながらレースが進む。

何度か飛び出すが追いつかれる。

2周目に入り、ジリオーリが数名で飛び出す。

いい感じで差が開く。

しかし逃げに乗りたい選手がアタックを繰り返す。

飛び出したメンバーがかなり速いペースで先行しているにも関わらず徐々に差が詰まっていく。

2周目が終わるタイミングで飛び出していたメンバーが吸収される。

ゴールの前後1km程で6回も直角コーナーがあるため自分は集団内に下がってしまう。

そのタイミングで小石を含む12名がカウンターアタックで飛び出す。

かなり良いメンバーが入っていたこともあり一気に差が広がっていき逃げが決まった。

そこからは集団内にいるマリーニの側で待機。

トラブルが有った際に対応できるように備える。

逃げとのタイム差は周回数が減る毎に徐々に詰まっていくが、詰まり方がイマイチ。

逃げ切りの可能性がかなり高い。

マリーニと一緒に集団内で前方に上がって行くがラスト1周でタイム差1分半。

その後集団のペースが一旦緩む。

こうなれば今日の逃げ切りは確定的。

そこからは集団内で落車だけに気を付けてメイン集団でゴールした。

逃げ集団はタイム差1分で逃げ切り、小石が5位に入った。

 

 

感想

 

思っていた以上に足の調子が良かったので少し安心した。

しかし予想通りに心肺系はかなり弱っていたのでかなりキツかった。

今日のレースで心肺系にはかなりいい刺激が入ったと思うので心配が少し無くなった。

調子が良いと感じていても足には確実に疲労が溜まっているはずなので油断しないようにしたい。

また、体力も確実に落ちていると思うので無駄に体力を使ってしまわないように気を付けたい。

 

 

キツさレベル

 

心肺的にはかなりキツかったが、足の疲労は比較的軽く距離も短かったので全体としてはそこまでキツイとは感じなかった。

ポイントポイントではしんどい場面もあったので明日以降も気を付けて走りたい。

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