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2016年4月

2016年4月24日 (日)

ジロ・デ・トレンティーノ 4日目

ジロ・デ・トレンティーノ 4日目

 

クラス:HCクラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:4月22日

距離:161.1km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、ジャコモ・ベルラート、アレサンドロ・ビソルティ、アントニオ・ニーバリ、ピエールパオロ・デネグリ、イウリ・フィロージ、山本元喜

 

マレを出発後、複数の周回を経てクルスにゴールするレース。

70.6kmと102.4km地点に2級山岳ポイントが126.3km地点に1級山岳ポイントが設定されていた。

スタートから30km毎に山を越えるという山岳レース。

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レース前のミーティング

 

自分への指示はゴールすることが出来るように頑張れという事、楽に登れるようにクネゴの側にいるようにという指示だった。

 

レースレポート

 

パレードはほとんど無しでレーススタート。

スタートからアタック合戦が始まりハイペースでレースが進む。

出来れば山岳に入る前に逃げが決まって、安定したペースで登りたいと思いながら付いて行く。

願い叶わず逃げが決まらないまま登りが始まる。

ハイペースで集団が進み必死について行く。

少なくない人数が千切れていく。

必死になりつつメーターを確認するとまだ30kmになっていない。

ここは山頂への登りでは無い。

マジか、と思いつつ頑張って付いて行くと平坦区間に入る。

ここでいったん休憩。

あと少しで始まるであろう山頂へ向けての登りに備える。

休憩とは言っても、まだ逃げが決まっていない為集団のペースは速いまま。

油断すると千切れかねないので休みながらも集中は切らさない。

そして山頂へ向かう登りが始まる。

頑張って付いて行くがさっきのダメージも抜けきっておらず相当キツイ。

しかし、この登りで千切れてしまっては完走することは絶望的。

何としても付いて行こうと必死に食らいつく。

少しずつではあるが遅れる選手が出てくる。

自分も千切れるギリギリの状態。

限界まで耐え続けたが山頂まで残り2kmという辺りで千切れる。

千切れてからも少しでも遅れるのを防ごうと頑張って踏もうとするが、千切れる前に限界まで踏んでいたせいでフラフラ。

嗚咽しながら泣きそうになりながら登る。

山頂を過ぎた時点で完全に1人。

逃げが決まれば前が緩むかもしれないと思い諦めずに下りも踏む。

しばらく踏んでいると後ろから20人近い集団に追いつかれる。

かなり全力で踏んでおり、前に復帰する気満々の集団。

これに付いて行ければ集団に戻ることが出来る!と考え付いて行く。

集団がかなりのハイペースで下りに突っ込んでいく。

集団に付いて自分もハイペースで下る。

昨日から取り戻している下りの感覚が更に研ぎ澄まされているおかげで「速い」とは思うが「怖い」とはあまり感じない。

これならば下りの問題は克服したと言えると思う。

ハイペースで下る集団に付いて行けたおかげで、下りが終わる直前に集団に復帰することに成功した。

集団に追いついた時点で逃げが決まっていたようでペースは少し落ちていた。

NIPPOの他のメンバーがいるところまで上がろうとするが中々上手く上がれない。

無理に上がることも出来るが、それをすると不意にペースが上がった時に付いて行く余裕が無くなってしまうのではないかと心配でできない。

上がろうとしている間にNIPPOのチームカーが前に上がって行く。

誰かが逃げに入ったのだろう。

あと少しでNIPPOのメンバーが固まっているところに合流できるというタイミングで山岳ポイントへの登りが始まる。

登りながらNIPPOの誰が集団にいるのかを確認すると、クネゴ以外の姿を確認することが出来た。

クネゴが逃げに入ったのだろう。

迫から山岳地点まで集団に付いて行く。

スカイのコントロールで進み、ギリギリ千切れないくらいのキツイペース。

最終日と距離が短いということで負荷の高いレースになっている。

縦に伸びている集団の後方で必死になりながら付いて行き山岳地点を集団で越えることが出来た。

レースは2回目の登りが終わり60kmが終わった。

後100kmでゴール。

下りに入る。

結構なペースで下っていくが、最初の下りに比べれば遥かにマシ。

下りで千切れるといった心配は無い。

次の登りは95kmから始まる山岳地点に向けての登りのはずなのでそれまでは出来る限り休んで足を回復させる。

集団の後方で休みながら走っていると91kmから登りが始まる。

見た感じかなり登っているっぽい。

山岳地点まで登り続けるのだろう。

前回の登りよりペースが上がっている。

今までのダメージで付いて行くのが限界。

踏み方も気にせずに全身を使って何とか付いて行こうと努力する。

しかし遅れる選手が出だしたタイミングで自分も限界になり千切れる。

諦めきれず千切れても踏み続けたが集団が離れていく。

集団からベルラートとフィロージが千切れて来たタイミングでチームカーに抜かされる。

抜かされる際にジュリアーニから「登りは抑えめで登り、平坦は踏んでいけ」と言われる。

そこからベルラートとフィロージと他の遅れたメンバーと合流し山岳地点を通過。

その後更に前から遅れて来た選手に合流し10人以上の集団になる。

自分単独ではゴールすることは厳しいが、これだけの人数が居れば協力してゴールできるはず。

と思っているとレース最後尾と書かれた車に抜かされてレース終了になってしまった。

 

 

感想

 

最初の登りからかなりハイペースで相当キツかった。

1回1回の登りで後の事は考えずに付いて行くために全力で登っていたので毎回限界近くまで追い込んでいた。

レース前には120km地点から始まる登りの麓まで集団に付いて行ければゴールすることが出来ると考えていたので、その手前の91kmからの登りで千切れてしまったのは我慢が足りなかった。

しかし手を抜いた訳では無く限界まで追い込んだ結果、千切れてしまったので登りの更なる強化が必要だと感じた。

今回のレースでは全日程を通して1度もアタックすることなく集団内での仕事をするためと集団に残る為に頑張っていた。

その分今までならば千切れていたと思う部分で残れていたという事が多々あった。

やはり前半にアタックに行き過ぎなければその分の力を他に回すことが出来るので粘れるようになるのは当然だと思う。

ここから後1歩強くなって今回千切れたようなタイミングでも付いて行けるようになるのがここからの第1の目標になった。

 

 

キツさレベル

10

毎回の登りで限界まで追い込んでいたので相当キツかった。

最後の登りではそれまでのダメージのせいで踏めなくなって千切れてしまった。

千切れてからは足がスカスカという感じだったので極限まで踏めていたと思う。

今は登りで付いて行けず千切れて情けないが、この気持ちに負けることなく日々努力して少しずつでも強くなっていきたい。

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2016年4月22日 (金)

ジロ・デ・トレンティーノ 3日目

ジロ・デ・トレンティーノ 3日目

 

クラス:HCクラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:4月21日

距離:204.6km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、ジャコモ・ベルラート、アレサンドロ・ビソルティ、アントニオ・ニーバリ、ピエールパオロ・デネグリ、イウリ・フィロージ、山本元喜

 

シッリアンを出発しメッゾロンバルドにゴールする直線レース。

124kmと190.6km地点に1級山岳ポイントが設定されていた。

スタートから前半にかけては下り基調の平坦区間でそこから19kmと11kmの登りを通過してゴールするという後半が山岳区間のレース。

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レース前のミーティング

 

ベルラート、フィロージ、ニーバリには逃げに乗るようにアタックするという指示で、自分にはクネゴ、デネグリ、ビソルティと一緒に居るようにという指示が出た。

1回目の山岳ポイントの手前で逃げれなかったメンバーを含む全員で前に上がるようにという指示が出た。

 

 

レースレポート

 

8kmのパレード走行後、少しの間止まってレース開始。

昨日と同じくアタックに行かなくていいという指示だったので集団の後方でクネゴとデネグリの側で待機。

集団前方では下り基調の道でアタック合戦が続く。

集団もほぼ1列でハイペースで進む。

集団がこれだけ早く進んでいては簡単に逃げは決まらないだろう。

ちょくちょくNIPPOのジャージが飛び出しているのも見える。

予想どうり逃げは中々決まらず1時間ハイペースで進んだ後に逃げが決まった。

そこまでの平均時速50km。

いつの間にかレースの1/4が終わっていた。

逃げが決まった後にNIPPOのチームカーが上がって行く。

集まってきているメンバーを見る感じ、逃げに乗ったのはフィロージだろう。

一応ニーバリに確認すると「そうだ、いい感じだ!」と言っていた。

その後今日はスカイのコントロールでレースが進む。

昨日と違い安定したペースでレースが進む。

この後の1回目の山岳地点の登りが心配でビソルティにどうなると思うか聞いてみる。

「あまり分からないが、機能と似たような感じになるか、数名がアタックを掛けてペースが上がる可能性がある」と言っていた。

ここでは出来る限り粘らなければいけないし、千切れるにしてもある程度の人数が千切れてからでないと協力してゴールすることが出来なくなる。

その後100km手前から固まって集団の前方に上がって行く。

デネグリが先頭で上がって行ったのだが風を浴びる位置に居たので自分が先頭に出て風除けになる。

後ろにいるデネグリからの指示で徐々に前に上がって行く。

ほぼ先頭という位の位置まで上がったタイミングで丁度登りが始まる。

良い位置で入ることが出来た。

登りに入ってからは集団内での位置取りになる。

下手な自分が前に居ては他の選手に割り込まれて位置を下げてしまうので後ろに下がる。

しばらくNIPPOの隊列の後ろに付いていたが前に割り込まれ離れる。

ある程度見える位置にはいたので無理に前には上がらない。

ここで無理に前に上がって足を使ってしまうよりは少しでも温存して長く集団に残った方が良いと判断したからだ。

ペースが上がらなければ集団で山岳地点を越えることが出来るしそもそも前にいる必要が無い。

ペースが上がった際にはどのみち千切れる可能性が高いので前にいる意味が無い。

集団後方で山頂までにの距離をカウントダウンして登る。

勾配が緩やかなこともありいい感じのペースで登っているので付いて行ける。

10km程登ったところで勾配が急になりペースが上がる。

集団の前方を見るとアスタナがアタックして飛び出している。

集団がバラケ始めている。

自分も遅れそうではあるが無理をすれば付いて行くことはまだできる。

ここで無理をして付いて行った場合、更にペースが上がり限界になって千切れてしまう事は必然的。

そうなると一気に減速してしまい他の遅れた選手に付いて行くことが出来なくなる可能性が高い。

無理をせずに山頂を目指すためにあえて遅れる。

そこからは自分のペースを刻んでタイムトライアルの様に登る。

途中で千切れて来たベルラートを抜かす。

その際に「無理に踏み過ぎるな」と念押しされる。

そこからは心拍数を見ながら限界まで踏み過ぎないように気を付けて登る。

前から千切れて来てかなりキツそうなデネグリを抜いて行く。

逆に自分を抜いて行く選手もいるが無理には付いて行かない。

あくまで自分の維持できるラインのペースで登る。

ふいに路肩に山頂まで残り500mの看板が出る。

メーターでの計測値は116kmだったので若干短くなっている。

自分の50mほど前に10人ほどの集団がいる。

山頂を越えるのであれば前に追いついた方が絶対に楽になる。

自分のペースを無視してかなり踏んで無理やり前に追いつくことに成功。

その集団で山岳地点を通過しアップダウン区間を過ぎて下りに入る。

ここからは下りの練習。

自分の下りはビビり過ぎ&遅すぎでチームからも問題視されている。

何としても改善しなければいけない。

前の選手がコケない限りは自分がコケることも無いと言い聞かせコーナに突っ込んでいく。

幸い自分のいる集団にはスカイの選手が居たのでその選手の後ろに付く。

ワールドツアークラスの選手であれば下りが上手なはずだ。

頑張って付いて行くうちに下りの感覚が分かって来る。

ここまで集中して下ったことも無いだろう。

下りの練習が終わり平坦区間に入る。

この区間でデネグリとベルラートを含む大量の選手が後ろから合流してきて30人ほどの大きなグルペット(遅れた選手で協力してゴールを目指す集団)が完成する。

これだけの人数が居れば休みながらゴールを目指せる。

そこからはイーブンペースで進み登りも緩めのペースで登り切った。

ここから再び下り。

先ほど分かって来た感覚を更に研ぎ澄まして下りを克服するしかない。

前から遅れないように全力で付いて行き、かなり上手く下れるようになった。

下り切ってからデネグリに「下りがマシになっていないか?」と聞くと「問題ないぐらいに上手くなっている」と言ってくれた。

その後平坦区間を集団で流して走りゴール。

 

 

感想

 

前半は下り基調であったこともありそこまでキツイと感じることは無かった。

登りの手前も意外と楽に前方を維持することが出来たので良かった。

登りは残りの距離を警戒してペースが上がった時点で離れてしまったがそれ以降も自分の限界のペースで登っていたので結構しんどかった。

そのペースで登っていても集団と徐々に離れて行ってしまい山頂の時点では見えなくなっていたので無理に集団に付いて行っていた場合は限界になって千切れてしまい、かなり遅れていた可能性が高かった。

下りに関しては忘れていた感覚を取り戻していると思う。

かなり攻めることが出来るようになっているが、調子に乗って突っ込み過ぎてこけてしまうとコーナーが怖くなるので調子には乗らないようにしたい。

 

 

キツさレベル

トータル的にはそこまでしんどくは無かったが、登りで千切れてしまってから結構いいペースで登り続けたのでキツかった。

距離の長い日が連続しており疲労も溜まってきているので最終日の明日に備えてしっかり休んで良い状態で挑みたい。

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2016年4月21日 (木)

ジロ・デ・トレンティーノ

ジロ・デ・トレンティーノ 1&2日目

 

クラス:HCクラス ステージレース

開催国:イタリア

日程:4月19日、20日

距離:12.1、220.3km

天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、ジャコモ・ベルラート、アレサンドロ・ビソルティ、アントニオ・ニーバリ、ピエールパオロ・デネグリ、イウリ・フィロージ、山本元喜

 

初日

 

初日のチームタイムトライアルは12.1kmのタイムトライアル。

「コーナーで前から離れずに付いて行け!」と言われながらスタート。

鋭角コーナーで1度大きく離れてしまったが、それ以外の部分では少し遅れる程度か付いて行くことが出来た。

ラストの1.5km程は直角コーナーが2回あったので中切れしてはマズイと思い、その前に全力で先頭を引いて離脱。

遅れてゴールした。

 

 

2日目

 

アルコを出発しオーストリアのアナラスにゴールする直線レース。

138.7kmとゴールの220.3km地点に2級山岳ポイントが設定されていた。

前半から徐々に徐々に登って行きラスト4kmが急勾配な登りというレース。

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レース前のミーティング

 

ベルラートには逃げに乗るようにという指示、クネゴとビソルティには最後の登りで勝負するようにという指示、デネグリにはそれをアシストするようにという指示、自分とフィロージとニーバリは3人の側にいて指示に従って動くようにという指示が出た。

特に自分は無線を付けていないのでよく話すようにと言われた。

 

 

レースレポート

 

パレード走行をして一瞬止まって直ぐにレース開始。

アタックに行かなくていいという指示だったので集団の後方でクネゴとデネグリの側で待機。

アタック合戦が続きペースが速い。

集団後方も棒状1列になるので中々キツイ。

キツイと言っても集団先頭でアタックを繰り返すよりは遥かにマシ。

集団の先頭ではNIPPOのジャージがアタックに行く姿が何度か見える。

逃げが決まらないまま軽い登りに入る。

出来ればここに入る前に逃げに決まって欲しかったがしょうがない。

先頭で逃げる為の飛び出しがかかり続ける為集団のペースも速いまま。

中々しんどい。

徐々に後ろに下がる選手も出てくる。

中々しんどそうな顔をしている。

それに比べれば自分はまだ楽だと感じている方だろう。

スタートしてからも感じていたが調子が良い。

回すことを意識しながら登りの頂上を越える。

その後、緩やかな下りで逃げが決まった。

30km辺りの地点

逃げが決まってからしばらくしてNIPPOのチームカーが前に上がって行った。

近くに居たビソルティに「誰が逃げに乗ったのか?」と聞くと「ベルラートが乗った」と教えてくれた。

その後一旦ペースが落ち着いてから逃げを追いかける為にペースが上がる。

しかしその上がったペースがかなり速く、集団がほぼ1列になって進む。

集団の先頭は白いジャージが引いている、恐らくスカイダイブドバイだろう。

フィロージに「どこのチームが先頭を引いているのか?」と確認すると「スカイダイブが引いている」と教えてくれた。

ついでに「このペースは普通なのか?速くないか?」とも聞いてみると「かなり速い」と言っていた。

自分だけが速いと思っていたのではなかったようだ。

1回目の山岳ポイントの登りがどれぐらいキツイのか気になり、デネグリに「今日のレースは去年のトレンティーノと一緒のコースなのか?」と聞くと「去年走っていないから知らない」と言われる。

同じ質問をビソルティにすると「このコースは去年は走っていない、去年は別の道を使った」と教えてくれた。

去年使っていないのであれば山岳ポイントの登りがどんな感じなのか聞くのは無理だ。

その後スカイダイブの謎の追走が80km辺りの地点で終了しアスタナがコントロールを始める。

先ほどまでよりはペースが落ち着いて比較的リラックスしながら走ることが出来る。

今日のレースは山間部を走るレースでかなり景色がいい。

ヨーロッパでは電線が地下に通っているので電線柱が無く、景色が綺麗に見える。

集団内でリラックスして走れるから楽しめる光景だろう。

先頭を引いていたり逃げに入っていては楽しむ余裕などない。

あまり景色を楽しみ過ぎて前と接触してしまってはただの馬鹿なのでレースに集中し直す。

120km地点辺りで自分のボトルが1本空になる。

自分が空になったという事は他の選手も空になっている可能性が高いのでデネグリに「水をチームカーから貰ってこようか?と聞くと「水じゃなくてパワードリンクを頼む」と言われる。

パワードリンクというのはスポーツドリンクのようなものである。

後ろに下がるついでにデネグリの使わなくなった上着を回収する。

集団の最後尾に下がって手を上げてチームカーを呼ぶ。

すぐにチームカーが上がって来る。

チームカーの所まで下がると監督のジュリアーニに「調子はどうだ?」と聞かれる。

「いい感じ」と答えると「たばこでも吸うか?」と冗談を言われ「吸いたい」と冗談を返すと笑っていた。

その後ボトルを受け取り集団に戻る。

各自にパワードリンクか水のどちらがいいか聞いて渡していった。

120km後半を過ぎクネゴが「山岳ポイントの登りは登り始めてから6kmほど続くから気を付けた方が良い」と教えてくれる。

そして登りが始まる。

アスタナが緩めのペースでコントロールしていることもあり千切れる事は無いと思うが、一応保険をかけて集団の前方に上がる。

集団の前方に居ればペースが上がって遅れだしても後ろにいる選手の分だけ遅れる事が出来る。

集団の最後尾では遅れた瞬間に千切れる事になるので前に上がっていればその分余裕を持って登る事が出来る。

今回のチームのメンバーの中で登りで1番最初に遅れるとすれば自分なので、自分が1番警戒して登る必要がある。

もし他のメンバーにトラブルがあったとしても自分が待つのは意味が無い。

なぜなら集団に復帰する際に自分が先に千切れるから。

集団先頭付近まで上がると集団と逃げのタイム差が書かれているボードを確認する事が出来た。

タイム差2分。

このタイム差であれば登りでペースが上がる心配はほとんどない。

ペースを上げ過ぎると逃げに追いついてしまうからだ。

それを確認してから徐々に後方に下がって行く。

山頂を通過するころにはデネグリとクネゴの側まで下がった。

山頂通過後もほぼ平坦状態の道をある程度の速度で進んでいく。

逃げとのタイム差を調整しているのだろう。

ニーバリが「景色がかなり綺麗だぞ!見てるか!?」と聞いて来たので「一緒にセルフィー撮るか?携帯持ってるか?」と聞き返すと「持ってない」と言って笑っていた。

その後160km地点辺りでデネグリから「しっかり捕食は食べてるか?今日はあと60kmもあるからな!」と言われる。

その後もフィロージやニーバリからも「捕食を食えよ!」と言われる。

恐らく無線で「捕食を食え!」という指示が出ているのだろう。

170km地点辺りでビソルティに「残り何km辺りから集団の前に上がるのか?」と聞くと「決まってない。様子を見ながら。」と言われる。

180km辺りから集団のペースが徐々に上がり始め緊張感も増していく。

190km地点、残り30km辺りからデネグリを先頭にして集団の前方に上がって行く。

かなり位置取りが難しくいつものように離れては合流しを繰り返す。

その内にかなり先頭付近まで上がって行ってしまったため合流できなくなる。

なんとか前に上がれないかと集団左側で隙を伺っていたが結局前には上がれず。

ラスト5km辺りでクネゴが若干見える位置まで上がることが出来たが合流できず。

ラスト3.5kmで左に鋭角に曲がり登りが始まる。

たとえ全力で登ろうとも千切れて疲れるだけという事は確定的なので、明日以降のレースに備える為に無理の無いペースで登ってゴールした。

集団は登りでバラけクネゴが3位に入った。

 

 

感想

 

前半から集団内で休んで走ることが出来たので比較的楽に走ることが出来た。

ペースアップも最後の登りだけだったのでダメージは比較的少ない。

しかしこれ程長いレースを走ったのは久しぶりだった気がするのでしっかり休んで明日に備えたい。

ちなみに明日も200kmでしかもかなりの山岳コースである。

登り前の位置取りはスプリント前の位置取りと同じくかなり危険でクレイジーだが、そこで頑張れなければアシスト出来ているとは言えないので気合と根性で頑張れるようにしたい。

良い位置取りが出来ていればその分有利に展開することが出来るのでとても重要な仕事であると思う。

明日以降も続くハードなレースを頑張りたい。

 

 

キツさレベル

瞬間的なキツさてきにも長期的なキツさてきにもそこまでしんどかったという印象は無い。

コースが平坦基調で、かつ逃げとのタイム差がそこまで開いていなかったことが大きな原因だと思う。

しかし距離が長かった分疲労が溜まっている事は確実だと思うのでしっかり休んで明日以降に備えなければいけないと思う。

今は調子が良いと感じているのでこの感じを維持して更に上げていけるように頑張っていきたい。

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2016年4月18日 (月)

ジロ・デ・アッペニーノ

ジロ・デ・アッペニーノ

 

クラス:1クラス ワンデーレース

開催国:イタリア

日程:4月17日

距離:196.

天候:曇りのち雨

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、アレサンドロ・ビソルティ、アントニオ・ニーバリ、アントニオ・ビオラ、石橋学、山本元喜、ジャンフランコ・ジリオーリ

 

ノビ・リグーレを出発しキアバリにゴールする直線レース。

86.0kmと112.5kmと134.7kmと159.1kmと174.6kmと191.3km地点に山岳ポイントが設定されていた。

前半は平坦基調のコースだが中盤から後半にかけては山岳ポイントが連続するハードな山岳レースだった。

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レース前のミーティング

 

自分、ビオラ、マリーニでアタックに反応し逃げに乗れるように動き、ジリオーリ、ニーバリ、ビソルティは後半で勝負するように備え、石橋は全体的なアシストといった感じ。

逃げたい選手が多いはずなので気を付けるようにとのこと。

 

 

レースレポート

 

パレードスタート後少し止まってからレース開始。

最初に複数名が飛び出し、そこにマリーニが入っていたので少し様子見。

結構な人数が飛び出していたが集団が追いかけて吸収する。

そこからアタック合戦が始まる。

何度もアタックがかかっては吸収という展開を繰り返す。

今日は風が強い為風向きによって集団のペースや楽に走れる位置が、コーナーを曲がる毎に変わる。

なかなか逃げが決まらないままレースが進んでいく。

自分も何度もアタックに反応して付いて行くが決まらない。

飛び出せて集団が少し離れることはあっても最終的には追いつかれる。

何度も繰り返しているうちに疲労が溜まっていく。

集団の先頭付近を維持して連続で何度も動けていたのが単発でしか動けなくなっていき、そのうちに1回反応するごとに集団に飲み込まれるようになっていく。

それでも諦めずに集団の前に上がり直し「今度こそ決まれ!」と思いながら動く。

しかし決めることが出来ず。

集団内に飲み込まれて距離を確認すると50km地点辺り。

さすがにこれ以上は限界、20回以上アタックに反応した気がする。

明らかにやり過ぎている。

頭に血が上り過ぎていた。

そこからは逃げに乗ることは諦めて集団内で様子を見ることに。

その後もアタック合戦というより勢いの死んだ飛び出し合いが続き、逃げが決まらずレースが進む。

しばらくして数名が飛び出し、そこに集団から少しずつ選手が飛び出しては加わっていった事により集団が大きく2つに分かれた。

NIPPOは石橋以外が後ろの集団に残ってしまっていた。

マズイ展開なので前を追いかける為に集団の先頭に上がる。

どこでこけたのか、左のお尻に擦り傷を作っていたニーバリが先頭を引いており、それと交代してニーバリに「行け!行け!」と言われながら自分が先頭で踏んで前を追いかける。

しばらく踏んでいると「終わりだ!」とニーバリに言われ、後ろを見るとアモーレの選手が自分を抜いて集団の先頭を引き出したので集団内に戻る。

その後集団は一つにまとまり再び飛び出し合いが続き、最終的に70km手前で数名が逃げを決めたようで集団のペースが落ち着く。

一旦チームカーのところまで下がる。

監督のマリオに「20回ぐらいアタックに行ったせいで疲れている」と伝える。

「オッケー分かった。捕食をしっかりとって回復させろ」と言われてジェルを受け取り集団に戻る。

ジリオーリを見つけて側に行き「アタックに行き過ぎてかなり疲れている。ジリオーリの後ろに付いて走っていればいいか?」と聞く。

「アタックに行っていたのは見ていた。後ろに付いて一緒に走っていれば問題ない」という事でジリオーリに付いて行く事にする。

その後バルディアーニのコントロールでレースが進み登りに入って行く。

雨も降りだし視界もかなり悪い。

山岳ポイントに向けてジリオーリと一緒に集団の前方に上がって行くが前に上がりたい選手が多いせいでかなり密度が高い。

選手同士の接触や視界が悪い中で道が急に狭くなることにより急ブレーキや落車が発生する。

それをかわしつつ集団の前方を維持し続ける。

ペースも徐々に上がり始めジワジワと疲労が出てくる。

登りの勾配が急になったところで一気にペースが上がりジリオーリから遅れ、集団内での位置を下げてしまう。

集団も若干バラけており自分の側にも遅れかけている選手が結構いる。

このメンバーの近くで下りには入れれば下りで集団に追いつける可能性が残っていると思い。

そこで全力で耐えて下りに入ることに成功する。

しかし雨が降っている上に霧まで発生しており最悪の状況の下り。

前の選手が見えるギリギリの距離で下る。

前と距離を詰め過ぎると前が落車した時に突っ込んでしまうし、逆に離し過ぎるとコーナーの深さが読めず下るのが遅くなってしまう。

ギリギリの距離で頑張って下っていると後ろから来た選手に追い抜かれる。

かなりいいスピードで下って行くな…と思っているとその選手がスリップして落車。

上手くかわしてそのまま下っていく。

やはり飛ばし過ぎるとかなり危険な下りだ。

その後、霧が薄くなり下りやすくなる。

しかし下りやすくなったせいで逆に前で落車している選手が増える。

コーナー毎に落車が起きていると言えるレベル。

コンチネンタルチームからワールドツアーチームのランプレまでありとあらゆるチームの選手が滑ってこけている。

それでも前に追いつく為にギリギリを攻めてコーナーに入っていく。

そのおかげでメインの集団かは分からないが前方に集団の最後尾が見える位置まで追いつくことに成功する。

このままいけば集団に復帰できる。

しかし、集団の最後尾まであと少しというところで、とうとう自分もスリップする。

右コーナーで後輪が滑る。

後輪のブレーキを緩めバランスを取り直しグリップし直す。

そのままではスピードが速すぎて曲がり切れないので再びブレーキを締め後輪がスリップする。

それを2回ほど繰り返す。

暴れるバイクを押さえつけて何とかコーナーを曲がろうとする。

コーナーの左サイドギリギリまで膨れていく。

道路の左端にはかなり深い溝がある。

ここに落ちればかなり大怪我をする可能性がある。

「後1回スリップすれば溝に落ちる」

その状況で何とかタイヤが持ちこたえ溝に落ちることなく曲がりきることが出来た。

今のコーナーで集団の最後尾とは結構離れてしまった。

しかし、周りにはまだ遅れた選手が居た為その選手と一緒に下って前を追いかける。

その選手たちが下りでスリップすることを警戒し過ぎていてかなりユックリ下るので前に追いつけない。

かと言って自分が単独で飛ばして前に追いつく技術は無いので一緒に下るしかない。

少し下ると右コーナーの左端でジリオーリが落車してうずくまっているのを発見。

レースに復帰できるか分からない状況だったので待たずにそのまま下る。

その後下りがほぼ終わるというところの右コーナーでNIPPOの誰かが沿道に立っているのを発見。

誰か分からなかったのと自分が待つより単独で復帰する方が良いと判断してパスする。

下り切り平坦区間に入る。

いつの間にか3人に減っており、3人で全力でローテーションして前を追いかける。

しばらくして下りの落車で足止めを食らっていたチームカーの車列が追いついて来て自分達を抜かしていく。

自分と一緒に走っていた2人の選手が各自のチームカーを利用して一気に加速していく。

NIPPOのチームカーは中々やってこない。

他のチームカーを利用しようとするが一気に抜いて行かれるために利用できない。

前に大きな集団が見えはするが追いつけないという状況でしばらく粘る。

しかしその集団もトップ集団では無かったようで前に追いつく為に加速していきしだいに離れていく。

追いつこうと全力で踏んでいたせいで足が完全に終了し完全に遅れてしまいレース終了。

105km地点。

そこからは遅れたメンバー10人くらいでゴールを目指して70km走った。

 

 

感想

 

前半のアタック合戦ではかなり調子よく走れていたと思う。

その分アタックに行き過ぎたのは確実だった。

逃げれないと判断すればその日は諦めて後半に備える必要もある。

アタックに反応し過ぎていなければ1回目の登りで千切れる事は無かったと思う。

1回目の山岳を越えた後の平坦区間でもあと1歩で集団に復帰できるというところで千切れてしまったのでかなり悔しかった。

足の調子的にはかなりいい感じに仕上がってきていることを実感出来ているので自信を持つことは出来ているが、ここぞという時の判断やあと一歩というところで失敗することが連続しているのでそういう部分の能力を身に付けたい。

何もできずにただ千切れていた時よりは成長出来ている事を感じれているのであともう1段階成長してさらに上のレベルで頑張れるようにしたい。

下りの部分に関しては様々な改善点を洗い出して徹底的に改善したおかげでかなり上手く下れるようになったと感じた。

前の選手がスリップしないのならば自分もスリップしないはずなので心を無にして突っ込んでいけるように頑張りたい。

 

 

キツさレベル

最初のアタック合戦のダメージがジワジワ効いていたせいで1回目の登りのペースアップで千切れてしまいそこまで長時間苦しみ続けたという事が無かったのでダメージは意外と少なかった。

あと一歩というところで追い付けなかったので精神亭には中々来るものがあったが気持ちを切り替えて次のレースに挑みたい。

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2016年4月 6日 (水)

GPアドリアモビル

GPアドリアモビル

 

クラス:1クラス ワンデーレース

開催国:スロベニア

日程:4月3日

距離:167km

天候:晴れ

出場チームメイト:ジャコモ・ベルラート、ダニエーレ・コッリ、窪木一茂、アントニオ・ニーバリ、山本元喜、アントニオ・ビオラ

 

ノボメストを出発し大きな周回後に山岳賞を含む周回を2周して平坦な短い周回を3周するコース。

28.3kmと50.3kmと97.7kmと146.1kmに山岳ポイントが設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

今日はアタックに行かず長く残れるように走るようにという指示。

基本的にコッリの側で走るようにし、10人以上の飛び出しにNIPPOが誰も入っていない場合にのみ動くようにと言われる。

特に前半はアタックが過激になると思われるので中切れに気を付けるようにとも言われる。

 

 

レースレポート

 

短めのパレードスタートを経てレーススタート。

スタート後からアタックがかかりペースが上がる。

先頭が見えるくらいの位置をキープし先頭の様子を見続ける。

自分はアタックに行かないようにと言われているので様子を見るだけでいい。

出発直後の平坦区間で逃げが決まらず登りに入る。

登りでのアタックと吸収が繰り返されペースが安定しない。

山岳ポイント少し手前で3名程が飛び出し、それを7名以上の選手が追いかけて集団から飛び出す。

集団は若干ペースを落とし様子を見る。

飛び出した10名以上の中にはアモーレエヴィータとアドリアの選手が2人ずつ確認できたがNIPPOは入っていなかった。

恐らく山岳ポイント狙いの飛び出しなので山岳ポイント通過後は集団に吸収される可能性が高い。

しかし、もし、この飛び出しがそのまま逃げになってしまってはNIPPOとしてはかなりマズイ。

仕方がないので自分が集団から飛び出して前の集団を追いかける。

集団が自分に付いて来ていなかったので限界ギリギリのペースで飛び出しを追いかけ山岳ポイント少し手前で追いつくことに成功する。

追いついてしんどかったこともあり山岳ポイントは後方で通過。

その後下りに入り集団が追って来て捕まる。

その後もアタックが出来ては捕まる津言う展開を再び繰り返す。

レースのクラスが2クラスという事でレースを完全にコントロールするチームが居ない為延々とアタック合戦が続く。

そして50.3kmに山岳ポイントがある登りに入る。

山岳ポイント狙いの選手が先頭でアタックを掛け集団が分割する。

前方に20人近く飛び出している模様。

再びNIPPOが入っていない。

仕方がないので集団右側から飛び出したメンバーに追いつく為にアタックする。

それと同時に集団左側からアタックしたベルラートと合流。

本来であれば同じチームの選手が同時にアタックすれば片方がやめて集団に戻るのだが、前に飛び出している人数がかなり多いのでそのまま2人で前に追いつく。

追いついた先の集団内でもアタックの掛け合いが発生しており集団が分断しかけている。

集団の前方から遅れないように付いて行き、下りに入る。

やはり集団に追いつかれ振り出しに戻る。

自分的には逃げに入りたい訳ではないので別にいいのだが、NIPPOが入っていない飛び出しが連続するのは正直、面倒くさい。

その後集団内で様子を見ていると狭めの道で5人ほどの選手が飛び出し、アタック合戦に嫌気がさしていた集団が道を塞いで逃げを行かせた。

そこからはしばらく集団内のコッリの側で休憩。

通過した2回の山岳ポイントで集団の人数が結構絞られていたので走りやすかった。

その後80km地点辺りから山岳ポイント地点の登りに向けての位置取りを開始。

徐々に前方に上がって行き登りに入る。

逃げが決まっていたこともあり、集団は登りをある程度のペースで登った。

若干キツイとは感じるが千切れたいとは思わないくらいのペース。

登り切って平坦区間を挟み下って2周目に入る。

次の登りが最後の登りになるのでそこでかなりペースが上がるはず。

次の登りへの位置取りはかなり激しくなるはずなので気を付けなければいけない。

しかし、あまり早くから前方に上がると登りで残る力を残せない。

1周目は早くから前方に上がり過ぎていた。

1周目よりも遅めの地点から集団の前方に上がって行く。

そして山岳ポイントが設定されている登りへ。

集団の中盤より前方で登りだした。

登りの最初はペースが落ち着いていたが、途中からペースが上がる。

ここで遅れる訳にはいかないと必死で食らいついて行く。

足がかなり限界ではあるが我慢して頑張る。

遅れていく選手を抜いて行き前に付いて行く。

集団が分断し、自分がいるのは2番目の集団。

しかしこの集団に残れれば登り切った後に先頭集団に残れるのは確実。

徐々に遅れ後ろから抜かされながらも付いて行く。

自分がこの集団の最後尾になってしまった時点で離れれば追いつくことは出来ない。

自分の後ろに選手が残っているうちに登りが終わってくれと願いながら登る。

山頂まで残り300m~200mというところで自分の後ろに選手が居なくなる。

自分が集団の最後尾になってしまい、そこで付いて行けずに遅れてしまう。

1度遅れてしまうと集団と離れていくのはあっという間。

登りの200mは長い。

登り切ったころには自分の居た集団はかなり遠くに行ってしまっていた。

そこからは後ろにいる自分より先に遅れた選手と合流する。

後ろには窪木さんとコッリが居たはずなので、そのスプリンター2人を集団に復帰させるための手助けをする必要がある。

先頭集団もゴールスプリントに向けて加速していくはずなので追いつくのは難しいかもしれないがやらなくてはいけない。

2人と合流し平坦区間と下り区間を他の遅れた選手と共にローテーションして全力で追いかける。

前方にメイン集団の後方についているチームカーの車列が見えるところまで近づく。

あと少しで車列に追いつけるというところで自分は足を使い切ってその集団から遅れる。

そこからはほとんど1人で走りゴールした。

最終的にコッリは集団まであと50mというところまで行けたが、集団には追いつけなかったと言っていた。

 

 

感想

 

久しぶりに2クラスのワンデーレースを走った。

始めてヨーロッパに来た頃に比べて確実に強くなっていると改めて実感することが出来た。

しかし、やはり力が足りない。

登りの頂上まであと少しというところまで残れたのは力が付いた証明であると同時に最後の粘りが足りないという事も証明していた。

ここで残れなければ勝負に絡むことが出来ない。

そもそもこの上に1クラス、HCクラス、ワールドツアークラスがあるのでまだまだ頑張らないといけない。

しかし車との接触事故以降、良い練習が出来ず落ちていた調子が復活しかなり良くなってきていることは確実なので、ここからドンドン調子を上げて活躍出来るように全力で走っていきたい。

 

 

キツさレベル

ジワジワとダメージを溜め込んでいき最終的に力尽きたという感じだった。

足がつりかけるぐらいには追い込んだし、心拍のデータもかなり良い数値が出ていたので頑張ったのは確かだった。

調子的にもここから上がって行くのみなので追い込んでドンドンキツイことをしていきたい。

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