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2016年7月

2016年7月30日 (土)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 12&3日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 12&13日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月29&30日

距離:22.6&95km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜

 

 

29日に行われたタイムトライアルでは総合順位で大きく遅れている自分は特に頑張る必要が無かったので流して走った。

 

バイインで行われたクリテリウムレース。

8周のレースで偶数周のゴールライン通過時に中間スプリントが設けられていた。

 

 

レース前のミーティング

 

自分と石橋がローテーションの要員でスタキオッティとコッリとマリーニがスプリント要員。

最初の中間スプリントではマリーニとコッリが狙いに行くという作戦だった。

 

 

レースレポート

 

コッリとスプリントポイントが近い選手を含む逃げが出来たときに反応できるように先頭でスタートラインに並ぶ。

号砲と同時にレースが始まり2人の選手が飛び出す。

このまま決まればいいなと思いながら見送るが、少数の追走が続いてから集団が追いかけて潰れる。

そこから再びアタック合戦が続く。

危険な選手が逃げに入っていない場合は逃がして中間スプリントのポイントを潰させた方が良い。

今日はゴールスプリントに持ち込みたいチームが多いはずなので多少の逃げであれば強力な追走で潰されるのは確定的。

2周目に入り6人ほどが飛び出す。

無線で(スプリントポイントで3位につけている)ルビアーノが逃げに入っている、という情報が入って来て自分がブリッヂをかける。

なんとか追いついてメンバーを確認するとルビアーノが居ない。

見間違えたっぽい。

NIPPO的には逃げる意味が無いので付いて行くだけでローテーションに加わらない。

その逃げは中間スプリントの3km手前で捕まる。

そこから集団で中間スプリントへ。

コッリがスプリントしているのは見えたが何着かは不明。

中間スプリント直後に逃げが発生。

結構な人数が行っていたので自分も追走して前に追いつく。

11人の逃げ。

自分は逃げたくないので付いて行くだけ。

ランプレやビノフォーエバーの選手も逃げたくないらしく回らない。

自分が前に入っていれば集団が追走をかけるとなった時にNIPPOが先頭を曳かなくていい理由が出来る。

そうなればスプリントに持ち込みたい他チームのアシストを消耗させることが出来る。

周回数が減ってからも差が詰まらなければ後ろに下がって追走に参加すればいい。

自分にとって逃げても意味のない日にやっと逃げに入れるというのは中々皮肉な感じでもある。

回りたくない選手がいるせいでローテーションが乱れペースが上がらない。

自分にもローテーションに回るように要求してくるが、絶対に加わらない。

これまでのNIPPOの動きを見ていれば狙いは簡単に分かるはず。

何も考えていないのか見えていないかのどちらかだろうか?それとも分かった上で要求しているのか。

2回目の中間スプリント前には逃げ集団は分裂する。

2人が飛び出し、それを追うランプレとビノを含む3人、単独追走のバイクエイド、その後ろに追いつきたいのか何がしたいのか分からない自分を含む5人。

前6人が合流して逃げを再結成されると中々めんどくさいので前を追うように自分もローテーションに入る。

単独追走のバイクエイドを吸収して前が5人になる。

前は5人、その内3人は逃げが出来てから積極的にローテーションに加わっていたので疲れている。

このメンバーであれば逃げの吸収は容易と判断しローテーションから抜ける。

 

結局、中間スプリントの3位争いという微妙な理由で前の3人が分裂し自分達の集団に吸収される。

逃げから飛び出した2人とその後方にやる気のない9人、そしてメイン集団という形になる。

ゴールラインを通過してしばらくして後ろにメイン集団が見えてくる。

減速していた自分達の集団から『諦めない気持ちを持ったメンバー』がアタックを仕掛けていく。

無理と判断した選手が順に集団に帰っていき、自分が帰った時点で前から順に45秒差の2人、見える位置に居る諦めない4人、集団、となる。

諦めない4人が集団に戻りラスト3周。

石橋もローテーションに加わり残り2人との差を調整していく。

タイム差は40秒程。

ラスト2周へ入る際の中間スプリントは逃げに消化させてゴールスプリントに備える、という事で逃げを吸収しないようにペースを調整しながら石橋がローテーションに加わる。

ラスト2周に入る手前で自分もローテーションに参加。

ラスト2周の中間スプリントは逃げの2人が消化し、3位は逃げを追走する為に飛び出していた選手が取る。

ラスト2周をランプレとサウスイーストと自分と石橋でローテーションしながら消化していくが、かなり頻繁にアタックが掛かる。

どう考えても逃げ切れるはずがないのにかなりしつこい。

その度に微妙に逃がして、泳がして吸収というのが繰り返される。

特にチンハイ選抜チームの動きがおかしい。

自分達の横をもがいて上がって行くが、先頭まで出る頃にはかなり弱り減速している。

そのままアタックしているつもりで全力で踏んでいるがその選手の後ろにローテーションの列が繋がり良い曳きになってしまっている。

それを3度ほど繰り返してから散っていった。

ラスト1周に入りローテーションもペースを上げて行く。

それでもアタックが掛かり、微妙な飛び出しが潰され続ける。

ラスト3kmを切ってもアタックが掛かり、その時に先頭に居た自分がそれを潰す。

ここまですれば仕事終了だろうと判断し交代と同時に下がって行く。

集団に付いて行く理由も無かったのでそこから遅れてゴール。

集団スプリントではコッリが4位に入りポイントリーダージャージを守り抜いた。

 

 

感想

 

中々アグレッシブな最終日だった。

飛び出しては吸収されてを続けていたので疲れもしたが、逃げに入っているときは基本的に付いているだけだったのでそこまでしんどくは無かった。

去年と違い落車に巻き込まれる事なく無事に終えることが出来て良かった。

前半は調子も微妙でどうなるかという感じではあったが、後半になるにしたがって調子も上がって行きローテーションの仕事もかなりこなしていくことが出来たので良かったと思う。

シーズン後半戦に向けていい感じに追い込んで体の調子を戻していくことが出来た良いレースだったと思う。

ここからヨーロッパに戻り次のレースが始まるので頑張っていきたい。

 

 

キツさレベル

動いていた割にはそこまでしんどく無かったという印象。

後半に入り曳きまくっていたダメージが残っていたので辛い部分もあったが悪くは無かったので良かった。

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2016年7月28日 (木)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 11日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 11日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月28日

距離:122.50km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜

 

 

インチュアンで行われたクリテリウムレース。

最初の54kmを走るうちに周回コースに途中から合流してゴールラインを通過し、そこから34.7kmの周回を2周するコース。

30km地点と1回目と2回目のゴールライン通過時に中間スプリントが設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

大人数の逃げの反応とスプリントのアシストがスタキオッティ、コッリは中間とゴールのスプリント狙い、マリーニはゴールスプリント狙い、自分と石橋はローテーションに入るようにという指示。

 

 

レースレポート

 

パレード無しの号砲スタートでレースが始まる。

今日はアタックが掛からずにいきなりハイペースでレースが進む。

若干の横風を利用して後ろの選手を披露させるためにペースを上げているのだろう。

後ろに下がり過ぎないように気を付けつつ付いて行く。

20kmを過ぎたあたりからペースが緩みアタックが掛かり始める。

逃げるつもりは一切ないがチェックにだけは動いておく。

潰し続けているとコッリが上がって来てアタックに反応していく。

どうしたのか?と思っていると中間スプリントだったようで先行した数人でもスプリントをしていた。

その後飛び出した選手が全員吸収されランプレのコントロールが始まる。

先頭を1人で逃げる選手とそれを追いかける2人という2つの逃げが出来る。

石橋が先頭のローテーションに加わる。

3人が逃げていることで1回目のゴールラインは穏便に通過した。

そこから順調に進んでいき、いつの間にか逃げを追いかけていた2人が吸収される。

中間スプリントの為にコッリ達と上がり2回目のゴールライン通過の中間スプリントでコッリが集団のトップを取って2位通過。

ラスト1周に入り自分もローテーションに加わる。

昨日のダメージが残っていてローテーションが辛い。

始め2分差だった逃げとのタイム差はランプレ3人、アンドローニ1人、サウスイースト1人、自分、石橋の7人のローテーションで順調に詰まっていく。

タイム差が40秒を切って見えてきたところで、まだゴールまで距離が有ったので追走のペースを落として差をコントロールし始める。

差をコントロールしている最中にMAAPの選手が追加のアタック。

1人目は先頭のランプレが付いて行って潰す。

先頭が変わり自分の時に再びMAAPがアタック。

後ろから「行かせろ、行かせろ」と言われたので無理に追わず差を広げる。

元から逃げていた1人が捕まり、MAAP1人が逃げている状態に。

そこからその選手を泳がしてペースをコントロールし、ラスト10kmを切って吸収する。

その時点でローテーションのメンバーは減り、自分、石橋、ランプレ1人、アンドローニ1人の4人。

そこから交代で先頭を曳いていたがラスト5kmを切ったところでゴールスプリントに向けての位置取り争いが始まり、集団に飲まれる。

踏むのをやめて集団から千切れて流してゴール。

集団スプリントではコッリが4位に入りスプリントリーダージャージを手に入れた。

 

 

感想

 

いつも通りにローテーションに加わったがいつもよりかなり少ない距離だった。

それでも昨日の疲労がかなり残っていてしんどかった。

明日はタイムトライアルなので溜まっている疲れを取る為にも無理せずに流す感じで走りたい。

 

 

キツさレベル

今日自体のしんどさはそうでも無かったが、残っていた疲労のせいで地味に辛かったという感じだった。

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2016年7月27日 (水)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 10日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 10日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月27日

距離:240.30km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜

 

 

チアンスイから北北東にあるピンリャンに向かうレース。

92.7kmと189.1km地点に3級山岳が設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

スタキオッティが逃げに入れれば入るが、自分と石橋はローテーションに加わる為に待機。

中間スプリントは逃げが決まっていなければコッリが取りに行き、ラストのゴールスプリントはスタキオッティ、コッリ、マリーニで狙うという指示。。

 

 

レースレポート

 

パレード無しの号砲スタートでレースが始まりアタック合戦が続く。

逃げなくていいという話だったので集団後方で楽にしながら付いて行く。

しばらくしてからスタキオッティに呼ばれて前に上がる。

7人が逃げ始めておりほぼ決まっている。

まずい選手が逃げに入っているのかアタックしろと言われる。

リバッリが列車を組んで全力で曳いているのでアタックを掛けるタイミングが難しい。

一瞬ペースが緩んだのでアタック。

前が結構遠く届きそうにない。

ペースを維持して踏んでいると後ろから集団に追いつかれる。

そこから集団が再び活性化し、アタックの掛け合いが続きながら逃げを追いかける。

逃げも本気で決めたいらしく中々差が詰まっていかない。

しばらくアタックが続いた後、再びリバッリが前に集まって来て列車を組んで曳き始める。

リバッリが引いてくれるなら、といった感じで誰も前に出てこなくなる。

そこからリバッリが一生懸命曳き続け、あと少しというところまで差が詰まっていく。

力尽きたリバッリの選手が散っていきながら何故か「……NIPPOアタック……」と言ってくる。

なんで俺らやねん、と思いながらも様子を見てブリッヂをかける為にアタックをすると丁度リバッリの最後の生き残りがアタックを掛けるタイミングと被り後ろに入る。

逃げが全員捕まり振り出しに戻ったところで36.7kmの中間スプリントポイント。

コッリがもがいて行った。

そこから再びアタック合戦。

先ほどのようなことにならないように前方を維持してヤバそうな逃げにはチェックに入っていくが中々キツイ。

しばらく動いていたが終わる気配が無かったので、もう勝手にやっていてくれ、と思って下がって休む。

自分が休み始めたのが48km地点。

その後も延々とアタック合戦が続き、集団が分裂しては合流しを繰り返す。

一体誰が、どんなモチベーションで、何を目的にしてここまでやっているのだろうか?

キチガイのように繰り返されるアタック合戦を集団後方から静観し続ける。

最終的に集団が落ち着いたのが80km手前、時間にして1時間45分程。

レース全体の距離が長いからと言ってやり過ぎだと思う。

そこからしばらくの間ペースが落ちてユックリしながらレースが進む。

逃げが決まっていたことで92.7km地点の3級山岳を楽にクリアし、下りに入る。

下りの途中からサウスイーストと共にローテーションを開始。

最初はアンドローニ2人、サウスイースト2人、自分、石橋の6人で回っていたが、そこにルスとバクが1人ずつ加わり8人でローテーションすることになる。

だいたい500mずつ曳きながらのローテーション。

結構速いペースで踏んでいき最初6分あった差が15m程で2分近く縮まる。

再び登りが始まりペースを落としながら登っていく。

残りの距離を考えても3分差ぐらいで維持出来ているといいかな、と思っているとピシュガマン共が上がって来て一気にペースを上げる。

それまでペースをコントロールしていたメンバーはかなり足に来ていた為散り散りになって集団に吸収される。

集団に吸収されてからもペースに付いて行けずドンドン位置を下げていく。

ブチブチ千切れ始めている位置まで下がったところでトンネルが始まる。

緩やかに登るトンネルの中でもペースアップは行われているらしく、1列になって前を追っているが追いつかない。

トンネル内が暗く前方の集団の様子が見えず追いかけにくい。

しばらくしてトンネルを抜けて下りに入る。

前方の集団がトンネルから抜けたタイミング的にそこまで差は開いていないはず。

下りでコッリに「マリーニが……だから前を曳くな」と言われる。

……の部分が分からなかったが遅れたのだろうか?

確かペースアップした時に自分を抜いて行っていたから前にいるはず。

一応千切れていた場合を考えて後ろを確認しながら下り、集団に追いつく。

マリーニは無事に集団に残っていた。

恐らくマリーニが前に残っているから曳かなくていいと言われたのだろう。

登りでペースアップしてきた癖に下りが終わってからはペースをコントロールするチームが無く緩いペースで集団が進む。

登りでかなり疲れたので取りあえず集団後方で休み、138km地点で補給を受ける。

その後150km辺りからサウスイーストに「行くぞ」と言われ共にローテーション開始。

タイム差が再び6分にまで広がっていたことにかなり精神的なダメージを受けた。

サウスイースト2人、アンドローニ2人、自分、石橋、ルス1人の5人でローテーションを頑張る。

こういう状況を引き起こしたピシュガマンはローテーションに加わらず。

人数が少ない事と疲れているせいでペースはそこまで上がらないが差はタイム差はジワジワと詰まっていく。

途中で「俺たちは抜ける」と謎の宣言をしてサウスイーストの2人が抜けて5人のローテーションになる。

177km地点から山岳ポイントへ向けての登りが始まる。

距離は12km、一人500mを曳くローテーションと考えて5回曳けば終わる。

前回みたいにアタックしてくるなよ、と思いながらローテーションを回していく。

登りの前半でランプレが水を貰いに集団先頭を抜いて行ったのをアタックと勘違いしたピシュガマンがアタックしようとしてくる。

アンドローニが切れて「何してんだボケ!」と叫ぶ。

今の感じ的にアンドローニも相当フラストレーションが溜まっている。

叫ばれたピシュガマンは勘違いに気付いて下がって来る。

自分もイラ付いていたので、前を開けてピシュガマンを無理やりローテーションに加わらせる。

ピシュガマンは嫌そうに200mだけ曳いて下がって行った。

そこからは5人でローテーション。

山頂までの距離が徐々に減っていき、後ろから他のチームの選手が上がって来る。

かなり不穏な感じ。

山頂まで2kmを残してピシュガマンが再びペースアップ。

イラッとしたのでペースアップに付いて行く集団の7番手辺りに割り込んで、中切れを起こして千切れた。

かなりバテた状態で集団から遅れたグループに付いて行く。

今日はこの集団でグルペットか?と思っていると自分達の集団にサウスイーストが大量に残っており、スプリンターを集団に復帰させるために必死の追走。

集団に追いついてしまった。

NIPPOのスプリンター3人は集団の前方で付いて行っていたため、誰も遅れず集団に残っていた。

アップダウン区間に入り1列の集団前方を見ると、自分が中切れを起こしたせいか集団から7人ほどが先行していた。

その7人を追いかけていろいろなチームが全力で追っている。

あわよくばスプリンターを振り落とそうという考えだろう。

この状態であれば付いて行くのはキツイが、前を曳かなくていいので助かる。

しばらくしてアップダウンが終わったところでコッリ達のところまで上が。

石橋がチームカーから貰ってきたボトルを受け渡している横から「回るのか!?」と叫ぶように聞くと頷かれる。

良いペースで進んでいく集団の横を、時々集団に入れて貰って休みつつ前に上がって行く。

サウスイーストが4人も投入してローテーションを回しておりそこに加わる。

タイム差は2分程。

そこからヘアピンの下りを下り切り平坦区間へ。

残り30km。

まずは集団から飛び出していた7人ほどを飲み込み、そのまま勢いを殺さずに逃げを追い続ける。

タイム差が縮んで行くが、相当キツイ。

千切れてしまいたいと思いながら交代して先頭に出てきたサウスイーストの選手の顔を見ると死にかけの表情。

ここで抜けると前を追う選手が足りなくなり逃げ切られる可能性がある。

マジで千切れたいなかで頑張ってローテーションを回していると、自分、石橋、サウスイースト1人になる。

どこに行った、残り3人。

タイム差は1分を切り前方に見えるくらいに近づいている。

そこから2、3回ローテーションに加わって残り20kmを切ったところで限界になり離脱する。

自分が抜けた直後に表示されたタイム差が35秒、これであれば確実に吸収される。

離脱してからは集団にも付かず、そのまま遅れて1人で走った。

残り5kmを切ったところで後ろから来たグルペットと合流してゴールした。

集団スプリントではマリーニが3位でコッリが4位。

 

 

感想

 

1日を通して本当にキツかった。

1回目のローテーションの時点で相当キツかったのでそれ以降のローテーションは本当に地獄という感じだった。

登りごとにピシュガマンがアタックしてくるのは本当に鬱陶しかったので、誰も逃げ切れず、ステージの着にも絡めていないのはざまぁ見ろと言う感じだった。

今日はレース後に440kmのバス移動があるのでホテルに到着するのは10時ごろの予定。

マッサージを受けることも出来ないので確実に疲れは残り、明日のレースにボロボロで挑むことになるがとにかく気合で乗り越えたい。

 

 

キツさレベル

11

久々の限界突破。

まさにボロボロという感じなので気持ちだけは強く持ちたい。

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2016年7月26日 (火)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 9日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 9日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月26日

距離:100km

天候:雨

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜

 

 

チアンシュイで1周12.5kmのコースを8周するクリテリウム。

偶数周回ごとのゴールライン通過時にスプリントポイントが設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

今日はコッリが中間スプリントポイント狙いで逃げを狙い、自分と石橋は先頭交代のローテーションに加わる為に待機、最後はコッリ、スタキオッティ、マリーニでゴールスプリントという指示。

 

 

レースレポート

 

最初は動かなくていいという事なので集団中盤からスタート。

スタート直後はアタックと吸収が連続し集団が縦に伸びたまま進む。

集団後方で落車に気を付けて付いて行く。

2周目の中間スプリントでもがいたコッリからジャケットを受け取ってチームカーに返しに行く。

その後集団に戻り前方に上がって行く。

その最中にサウスイーストが集団をコントロールしているのが見える。

前に上がって行き、コッリ達に「前で回ろうか?」と聞くのと「前で回ってくれ」と言われる声が被る。

お互いに「オッケー」と言ってから前に上がって行ってローテションに加わる。

ラスト5周の表示を通過。

逃げとのタイム差が40秒で7人逃げている状況。

去年はこのコースで逃げ切られているので差をそこまで開けたくない。

ローテーションにはアンドローニ、サウスイースト、コルス、中国チーム、から1人ずつとNIPPOから自分と石橋が入って回る。

コルスと中国チームは差を広げておきたかったらしくペースを落とし、差が1分にまで広がる。

去年に自分達と同じように逃げ切られたサウスイーストが焦ってペースを上げる。

そこからアンドローニとサウスイーストが1人ずつでNIPPOが2人の4人でのローテーションになる。

タイム差が40秒に縮み、そこから更に詰めていく。

ラスト3周に入り25秒程で見える位置まで迫る。

あまりに早く吸収し過ぎると再度アタック合戦が始まるので徐々に差を詰めていく。

ラスト2周で10秒程といった感じ。

その半周後に逃げを吸収。

逃げを捕まえたタイミングで1人が飛び出しそれを追いかける展開になる。

ラスト1周を切った辺りで逃げを完全に吸収。

交代で1人が飛び出すがチェックに入りすぐに吸収。

そこからは自分、アンドローニ、コルスの3人でアタックが掛からないぐらいにペースをコントロールしながら進む。

ラスト5km程のところでサウスイーストが列車を組んで上がって来て自分は集団に呑み込まれる。

仕事完了という事でそこからは流して走り、集団から遅れてゴールした。

集団スプリントではマリーニが2位。

 

 

感想

 

前半は後ろで休めていた上にコントロールが始まってからも本気で差を詰め始めればすぐに詰まる感じだったのでそこまではしんどく無かった。

距離が短かったのも楽だった原因だと思う。

去年と違い逃げを潰し切ってしっかりとゴールスプリントができるように展開して言うことが出来たのは良かったと思う。

明日は今大会最長の240kmなので気合を入れて頑張って来たい。

 

 

キツさレベル

ハッキリ言って楽に終えれたという感じ。

しっかり休んで明日以降に備えたい。

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2016年7月24日 (日)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 8日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 8日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月24日

距離:234.76km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜

 

 

レヅからスタートし南東のリンキアに向うコース

177.3km地点に2級山岳が設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

今日は自分と石橋が逃げを狙って動きそれ以外のメンバーはゴールスプリントに備えるという指示。

 

 

レースレポート

 

様子を見ながら動く為に中盤からスタート。

サインボードにサインをしたときに数えてみたが、すでに46人ぐらいがリタイアしているので集団が小さくなっている。

NIPPOは骨折により2人リタイアという事で23チームが出場していることを考えると平均的なリタイア人数だが、チームによっては5人以上リタイアしてしまっているチームもある。

チーム成績は上位3人の合計タイムで競われるので、そういうチームはチーム順位から除外される。

現在チーム順位は21チームで争われている。

レースが始まってすぐに石橋がアタック。

集団から先行ししばらく粘り続ける。

4人ほどで行っているのでもしかしたら決まるかもしれないと思いながら集団前方で待機する。

コルスは追っていないが、トレンガヌやリバッルが追っている。

どうせならコルスに追わせればいいのに何がしたいのか良く分からない。

かなり粘ったが追い付きかける。

そのタイミングでカウンターアタックに行く。

しばらく一人で先行しそこに1人が追いついて来て2人なる。

その後1人やって来て3人になり、更に2人が追いつき5人になる。

逃げようとするがパークホテルがローテーションに入りたがらない。

だから、リーダーチームでもないのに逃げるつもりが無いなら飛び出して来るな。

逃げが上手く回らず崩壊しかけていたので、5人の内、逃げたがっている2人を先行させて、パークホテルとやる気のないもう1人と一緒に遅れる。

そこから単独でダッシュして前に追いつく。

後ろを見るとパークホテルは付いて来ておらず3人になりローテーションをしばらく回す。

しかし結局集団に追いつかれる。

前を曳いているのはトレンガヌのメガネをかけた選手。

一旦集団に戻り様子見。

その後リバッルの選手がアタックしたので付いて行く。

自分のチームのアタックを潰すはずがないのでリバッルが前を曳かなければ決まるかもしれない、と思って反応してみた。

しかしアタックの勢いが無さ過ぎて飛び出しにすらならずに不発で終わる。

その後3人が飛び出し集団がペースを落とし逃げが決まった。

20km地点辺り。

そこからは珍しくユックリ目のペースで進む。

逃げとのタイム差を3分程でキープしたまま進んでいく。

延々と進んでいき、次の動きが現れ始めたのが130km過ぎ。

進行方向が変わる為、横風を警戒して前に上がる選手が出てくる。

自分達も前に上がっていたが、結局横風もペースアップも無くそのまま進んだ。

その次が165km過ぎ。

登りでのペースアップに備えて集団前方に上がろうとする動きが出てくる。

前に前にと上がり続けていたが、前をキープする為にかなり頑張る必要がある。

ここで頑張るぐらいだったら登りで頑張って付いて行けばいいと考えを切り替えて無理に位置取りをしないことにする。

位置取り争いを眺めながら走っているとスタキオッティがパンク。

登りの直前でかなりマズイが待ったとしても復帰できる保証が無い。

登りで集団に残ってから、上がって来るのを待って引き上げた方が良い。

集団に残る事に集中する。

すぐに山岳ポイントの登りが始まる。

最初はイーブンペースで進んでいく。

このペースで登りきるか?と思いながら前を見ているとピシュガマンが前に出てペースを上げ始める。

集団が徐々に伸びていく。

しかしこの登りは短いはず、限界まで耐えれば集団でクリアできる可能性が高い。

自分の位置もペースが上がり始める。

そこまでしんどいペースでは無い。

注意するべきは中切れのみ。

前での中切れを警戒しながら登っていく。

中切れを発生させる選手が出てくるが致命的な差が開く前に前の集団に追いつく。

ラスト1kmの看板を越える。

ここからは全力で踏み続けても耐えられる。

山頂まで付いて行けるのは確定。

集団が伸びたままで登り切り、若干のアップダウン区間に入る。

遅れた選手を引き離すためかペースが速いまま。

少ししてペースが落ち始めたので後ろに下がる。

チームカーの車列に交じりスタキオッティが上がって来るのを待つ。

中々帰って来ない。

そうこうしているうちにチームカーの車列が審判により止められる。

車列の中に紛れ込んでいた自分は集団から離れた位置に取り残される。

全力で追えば追いつける距離。

追おうかと思った時に無線からスタキオッティの声が聞こえる。

後ろを振り返ると10数名の集団がやってきている。

その集団が楽をしないようにチームカーの車列を止めたのだろう。

そこにスタキオッティがいるのであれば合流して後ろの集団が復帰するのを手伝った方が良い。

集団を待って合流し一番後ろまで下がる。

スタキオッティがいない。

チームカーが後ろに居たので呼んで状況を聞く。

スタキオッティは更に後ろの集団に居るらしい。

どうしたものか?

自分が今いる集団は前に追いつけるか分からない微妙な位置に居る。

この集団より後ろにいるスタキオッティは復帰できるかかなり微妙。

自分1人でも前に残る為にこの集団のローテーションに入って前を追った方が良いかもしれない。

それか、スタキオッティがこの集団に追いついてくるのを待ってから前を追うか?

その場合、メイン集団との差が広がり過ぎていると自分も前に追いつけなくなるリスクがある。

しかし、この山岳を越えれば残りは平坦区間のみなのでゴールスプリントになるのは確定的。

その場合、スタキオッティがいるといないのとでは勝率に大きな差が出る。

それに自分が今いる集団には登りで遅れたスプリンターが多いはず。

前を追うのを簡単には諦めないはずだし、スタキオッティがいない他チームのスプリンターばかりのこの集団が前に復帰するのを自分が手伝うのは馬鹿げている。

スタキオッティが合流してくるのを待つことにする。

集団の最後尾に付いてローテーションには加わらない。

もし、追いつけなければその時はその時、スプリンター達と共にグルペットで帰るしかないと腹を括る。

最後尾で待ち続けていたが一向に戻ってこない。

ペースも速いので当然かもしれない。

自分がいた集団が追いつく為に必死になり、メイン集団のペースが落ちたこともあり前に追いつく。

再び車列まで下がってスタキオッティを待つ。

今回はすぐにスタキオッティがやって来て合流する。

集団にまで戻るとスタキオッティのボトルが空だったので「水を取って来ようか?」と聞く。

最初は「大丈夫」と言われたが、空である事に気付いたようで「水を頼む」と言われてチームカーまで下がる。

丁度チームカーからボトルを受け取っているときに無線でコッリから「水を持ってきてくれ」と言われる。

全員分を受け取って集団の横を上がって行くが中々見つからない。

どこかで見落としたか?と不安になっていると集団のほぼ先頭に居た。

石橋が先頭で曳いていたので、コッリにボトルを渡してから「自分も回ろうか?」と聞くと「回ってくれ」という事でローテーションに加わる。

自分と石橋とサウスイーストの選手の3人でローテーションを行う。

曳いている最中に単独のアタックがかかる。

後ろにいるサウスイーストの選手が「急いで追うな、ペースで行けばいい」と言っており、アタックを見送る。

一定の差をキープしたままローテーションを続けていると追加でもう一人がアタックをかける。

それも見送る。

前の状況が分かっていないので石橋に聞くと、先ほどのアップダウン区間で一度逃げが捕まり、今はついさっき飛び出した2人が逃げている状況らしい。

2人とのタイム差が40秒の状態でラスト25kmを通過する。

そこからローテーションをしながら差をジワジワと詰めていく。

ラスト15km程で飛び出した2人が遠くに見えるようになる。

MAAPが2人でアタックを掛けてくる。

後ろから「逃がすな!」と言われて3人で交代しながら追走し捕える。

飛び出した2人がかなり近づいて来た状態でラスト10kmを切る。

本格的に差を詰めていく。

差が詰まった事で単独のアタックが掛かる。

それを追走すると最初に飛び出していた2人も吸収される。

吸収されてから少しの間をあけてイルミネイトの選手がアタック。

2番手だった自分が反応して追いかける。

後ろを見ると集団も付いて来ている。

無理にペースを上げずに淡々と踏み続け、差を少しづつ詰めていく。

かなりキツクなって来るが恐らくこれが最後の仕事。

全てを出し切るつもりで追いかけ続ける。

ラスト4km辺りであと自転車数台分というところまで差を詰めて交代。

限界だったので集団から遅れてゴールした。

その後の集団スプリントではマリーニが僅差で勝利した。

 

 

感想

 

久しぶりにロードレースらしい展開になってくれて助かった。

235kmという事で距離に警戒していたが、思っていたよりも楽に終わった1日だった。

ラスト35kmからの一連の仕事は普段ゴールスプリントのアシストをする場面が少ないだけにここぞとばかりに張り切って頑張った。

それだけに、ゴールスプリントで勝ってくれたのはかなり気持ちが良かった。

昨日今日とハイペースのローテションに加わって思ったが、登坂能力が若干落ちた代わりに平坦の巡行能力がかなり上がっている気がする。

登りに関しても気合を入れた上で一定のペースで登る分には耐えれるので悪くは無いと思う。

明日は休息日なのでしっかり休んで後半戦に備えたい。

ちなみに最後に曳ききったときに本日の最高心拍185bpmを記録していた。

最後の場面でここまで上げれるのはかなり調子がいい証拠だと思う。

 

 

キツさレベル

距離が長かったがその分ペースが安定した1日だったのでそこまで疲れなかった。

最後の曳きも調子が良かったのでダメージが残り過ぎるとい程でもないと思う。

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2016年7月23日 (土)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 7日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 7日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月23日

距離:150.06km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜

 

 

チリアンからスタートし南東のチンシズイに向うコース

94.6km地点に1級山岳が設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

ジリオーリは昨日のレースの始めの5km程で起きた落車に巻き込まれて鎖骨を折ってDNF

今日はスタキオッティと石橋が逃げを狙って動きそれ以外のメンバーは登りで残れれば残ってゴールスプリントをするという指示。

 

 

レースレポート

 

今日は自分は休むという事で集団中盤に並ぶ。

いつも通りパレードが無く号砲でレース開始。

石橋が逃げを狙ってスタートアタックに行き5人ほどで飛び出した。

それを追加で追いかけた選手が多く逃げに集団が追いつく。

追いつきはしたが、集団先頭では逃げの為のアタックが頻発し1列で進み続ける。

石橋が先頭で展開し続けていたが、勾配が急になるところ飛び出していた選手たちが一旦吸収される。

集団に残って足を溜めていた選手が登りを利用してアタック開始。

ペースが上がり石橋が下がって行く。

集団の前にNIPPOの反応する選手がいなくなったので自分が上がる。

前に上がると2人が飛び出した状態になっていた

コルスがチェックのためにブリッヂを掛けに行くのでそれにチェックに入る。

自分は逃げたくないのでローテーションには加わらない。

コルスが逃げに入っていなければ、最終的に自分達で潰しに行くはずである。

自分の今日の目標は石橋を逃げに送り込む事なので、石橋が回復して前に戻ってくるまで時間稼ぎをすればいい。

飛び出した2人との差が中々詰まっていかない。

もしかしたら今飛び出している2人が逃げになるかもしれない。

そうなるのであれば今のうちに石橋を前に引き上げて発射してブリッヂを掛けた方が良い。

石橋を探して集団内に右から下がると、左側から石橋が上がって行くのが見えた。

自分も前に上がり直すと石橋が再びアタックを開始していた。

他の選手もアタックを再開し集団先頭が再び活性化していた。

そこからしばらく様子見。

再び勾配が少し急な登りが始まり石橋がジワジワ下がって来る。

登りが終わったところで再び動きが有るはずなので石橋の背中を軽く押してその場に留まらせる。

石橋の後ろに付いて登りきる。

下りに入ったので石橋に合図して集団の前に上がって行く。

下り切って平坦に入ったところでアタックした選手にコルスの選手が反応したのでそれに付いて行く。

飛び出した選手が自分達に追いつかれてから集団に吸収されたところで石橋がアタック。

かなり良いタイミング。

そこに追加で3人が追いつき4人の飛び出しが出来る。

集団を締めて逃げを決めようとするが差が開かない。

飛び出した4人の内にビノフォーエバーとコルスが入っておりローテーションが上手く回っていない。

コッリも上がって来て集団を抑えにかかるがピシュガマンの選手がアタックする。

コッリがそれに付いて前の4人に追いつく。

後ろを確認しながら何とか逃げを決めようとしていると、自分の側から加速して行く選手が目の端に映る。

タイミングを合わせてその2人に付く。

飛び出したのはコルスが2人。

ある程度近づいたところで2番手のコルスが追いつく為にもがいて行く。

後ろを見ると集団が離れている。

この状況であれば飛び出した1人を行かせて、残っている1人と集団に戻った方が良いと考える。

コルスが逃げに2人入れば逃げを追う可能性が低くなるし、ここで自分も前を追えば集団が活性化するのを手伝う事にもなりかねないからだ。

残ったコルスの選手が前を追い出せばいつでも反応できるようにしながら一緒に集団に吸収される。

そこから7人が飛び出した状態で登りへ。

追いつきたい選手が一気に加速して行く。

7人に、追加で飛び出した選手が追いつき、リーダージャージを含むかなりの人数が先行する展開になる。

20人近い選手が先行しているのでもしかしたらそのまま逃げていくかも、と思っていたが、逃げに選手を送り込んでいないチームが集団を全力で牽引し、なんとか前を吸収する。

吸収したところで22km過ぎ。

前に上がろうとコッリを抜くと「前輪が壊れた」と言われる。

前輪が左右に振れておりギリギリ走れているという感じ。

無線で連絡してから集団後方に下がってチームカーを呼ぶ。

コッリと一緒にチームカーを待ち、チームカーが上がってきたところでコッリが止まって車輪を交換する。

自分は減速してチームカーの車列で待つ。

車輪を交換したコッリがカーペーサーで復帰してきて車列に追いついたところで合流する。

そこからコッリがキツクならないように気を付けつつ前を曳いて集団に復帰する。

その間に逃げが決まっており10人ほどが先行する展開になる。

先行している集団には現在トップと同タイムで2位のコルスの選手と1秒差で3位のビノフォーエバーの選手が入っているという情報を無線から貰った。

この逃げがそのまま逃げ切れば今日は楽なレースになるだろうが、今までの展開から考えて追いつきに行く可能性が高い。

少しの間ペースが落ちてタイム差を2分程に広げてからタイム差をキープするペースで進みだす。

そしてその後、横風が始まる区間でペースが上がる。

1番始めのペースアップでは油断していたためかなり苦しまさせられたが、そこからは集団の前方に上がり続けてモロに風を受けないように気を付け続けた。

その最中に逃げが捕まる。

そこからは地味なアタック合戦後に2人が先行する。

しばらくペースが安定した後、71km地点の中間スプリントの登りでペースアップ。

コッリが前から離れていたので待つ。

登りが終わった後の緩やかなアップダウン区間で、集団を全力で追う。

石橋と自分と他数名で7km近く追い続けて追いつく。

そこでかなり足を使い疲労がヤバくなって来る。

集団後方で休んでいると、飛び出していた2人が捕まり、今度は15人ほどの選手が飛び出す。

そこにコルスの上位選手も入っており集団のペースかなり落ちる。

今日はこれで終了かと思っていると登りで地味にペースが上がる。

それまでで足が限界だったので山頂まで5kmというところで集団から遅れる。

石橋を含めた6人で集団から遅れる。

残りの距離が60kmほどあるので余裕はない。

しかし千切れたメンバーがかなり弱く6人のローテーションのペースが全然上がらない。

仕方が無いので自分が長めに曳いて相当頑張ってゴールした。

打ち切りギリギリのタイムでのゴールだった。

 

 

感想

 

最初から最後まで逃げが出来ては潰れてを繰り返す、かなり目まぐるしい展開のレースだった。

逃げが潰れるたびにペースが上がり、横風でペースが上がり、とかなり苦しんだ。

千切れてからも悲惨としか言えない状況だったのでゴールすることが出来て本当に良かった。

やはり遅れる際には大きな集団を確保する必要があると改めて感じた。

休みたかった日だったのにさらに疲れてしまった。

しかし調子は悪くなく、かなり踏めるようになってきているので、それは良いことだと感じた。

 

 

キツさレベル

昨日に比べればまだマシ、といった感じ。

調子が上がって来たので救われている部分もある。

ジワジワと蝕んでくるようなダメージが残っていると思うのでしっかりケアして明日を乗り越えたい。

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2016年7月22日 (金)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 6日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 6日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月22日

距離:206.75km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、ジャンフランコ・ジリオーリ、石橋学、山本元喜

 

 

チンハイレイクの北東側からスタートし北上するコース

107km地点に1級山岳が、173km地点に超級山岳が設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

自分、石橋、スタキオッティで逃げを狙って動いて行くようにという指示。

 

 

レースレポート

 

集団の中盤に並びレーススタート。

いつも通りパレードは無しの号砲スタート。

アタックに行こうとしているタブリズの選手を見つけて、一緒に飛び出す。

しばらく先行するが何人かに追いつかれる。

追いつかれたメンバーでローテーションを回すが上手く行かず。

後ろから追いついて来た集団からカウンターアタックに反応して付いて行く。

それからも追い付かれはするが集団に戻ることなくカウンターアタックに反応し続けることで、常に集団から先行した状態でレースを展開し続ける。

正直かなり足に来ていてヤバい。

その後、単独で先行する自分を後ろから来た3人が一気に抜いて行く。

流石に足に来過ぎていて付けず。

それを追いかけて自分を抜いて来た3人に付いて行こうとするがそれも付いて行けず。

一旦集団に戻ろうとするが無線からスタキオッティが「ゲンキ行け!」と言ってくる。

後ろを振り返ると集団が結構離れている。

これは逃げが決まる可能性が高い。

マジで頑張って自分の限界ペースを維持して前に追いつく。

自分が追いついたことで前は7人になる。

逃げを決める為にローテーションを回すが交代がスムーズに行えない。

7人の内、コルスとビノフォーエバーとパークホテルがローテーションに加わりたがらない。

コルスはチェックのためだとして、他の2人は何のために飛び出してきたのか意味が分からない。

そうは言うものの自分も足が相当限界。

ローテーションに入りはするがそこまで速いペースで曳ける訳でもない。

後ろを見ると集団からは離れているが、差が開いて行きそうな印象を持てない。

これは追いつかれる可能性がある。

飛び出した7人と後ろの差は1分近くまで開くこともあったが、緩い登りで後ろから大量の選手に追いつかれる。

後ろから追いついて来た選手が逃げる為にガンガン踏んでペースを上げる。

緩い登りとは言え、そこまで動き続けていた自分は限界で千切れる。

そのまま10人ほどの選手が逃げる展開となった。

自分が千切れたのが25km地点辺りだった。

その後集団に戻るが、ペースがそこまで落ちることが無く進む。

そして35km地点で道が右に曲がり風が横風になった事で本格的にペースアップ。

集団が左に寄せられて外スピードで進む。

千切れないように全力で前に付いて行く。

ペースが緩んだタイミングを見計らっては左側から一気に前に上がり、少しでも中切れに巻き込まれるリスクを減らす。

元から足にかなり来てるので心配になるが、ここで残れなければ後を心配する意味が無い。

千切れることなく集団に付いて行ける。

横風区間が終わってからも集団のペースは緩むことなく進み続ける。

そしてスタートしてから67km地点。

コッリに「前の動きに注意しろと言われる。

前を見ると9人の逃げが吸収されていた。

そこから再びアタックが始まるがコルス潰される。

そしてコルスがアタックすらできないようにするために集団を高速で曳き始める。

アタックすらかけれない状態でしばらく進んでから、ペースが緩む。

しかし、今日は逃げれないと判断したのか集団内に諦めムードが漂いアタックが掛からなくなる。

その後その状況を突破して2人の選手が飛び出して行った。

集団は飛び出した2人が見える範囲の差に収めた状態で進んでいく。

その後100kmから始まる1級山岳ポイントの登りでペースアップ。

かなり苦しんだ挙句マリーニと一緒に千切れる。

そこからはグルペットで進んだが、グルペットのローテーションの回りがかなり悪くペースも遅かった。

その後160km手前でマリーニを含む7名程でグルペットから抜け出して超級山岳を越えてゴールした。

 

 

感想

 

前半の25kmで動き続けたことで1日中疲労がヤバい走ることになった。

DNFになるんじゃないかというくらいキツかったが、ゴールできたので良かった。

とにかく苦しんだが高地で強烈に追い込むことが出来たので良かったと思うことにする。超級山岳では標高4120mまで登り、呼吸がかなりしんどかった。

体調に気を付けて無理をし過ぎないようにしたい。

 

 

キツさレベル

10

最初のダメージが大きすぎてかなり苦しんだ1日になった。

確実に明日に響くので明日は回復させる日にしたい。

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2016年7月21日 (木)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 5日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 5日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月21日

距離:184.96km

天候:雨

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、ジャンフランコ・ジリオーリ、石橋学、山本元喜

 

 

チンハイレイクの南側からスタートし時計回りに進むコース

本日は山岳が設定されていなかった。

 

 

レース前のミーティング

 

今日はコッリを逃げに送り込んだうえでもう一人逃げに乗れるように狙って行くという作戦。

中間スプリントとゴールスプリントをコッリが狙いポイント賞ジャージの為の点数を稼ぎに行くようにという指示。

去年は強風が吹いていたのでそれにも気を付けるようにと指示される。。

 

レースレポート

 

去年はこのステージでスタートアタックを決めれたので今年もそれを狙って行く。

いつもより少し早目に並びに行き先頭に並ぶ。

小雨が降っていたこともありスタート5分前を切ってから他の選手が集まって来た。

3200mの高地な上に天候が雨という事でかなり寒い。

本日もパレード無しの号砲でレース開始。

予定通り号砲がなってすぐにアタックを仕掛ける。

が、足が相当重い。

踏んではいるが粘り付くような感覚でかなりキレが悪い。

自分が思い描くような加速では無く、ゴリゴリ進んでいくといった感じの加速。

自分と逆側からスタートアタックした選手と合流しローテーションする。

後ろから数名追いついて来て、逃げる為に踏んでいく。

しかし集団に追いつかれる。

今日は平坦ステージでしかも雨。

さっさと逃げを決めさせてしまいたいはずである。

出し惜しみせずガンガン反応していく。

ここで多少無理をしても問題ないはず。

アタックに反応して動いて行くが中々決めれない。

雨が降っており視界が悪いこともあり集団内に合流するのが難しい。

一度アタックすると集団に呑み込まれる。

アタックがしばらく続いた後3人が集団から抜け出す。

これは決まる可能性がある。

前に追いつきたいが単独では難しい。

誰かいないかと前方にランプレのフェンチュンカイを発見。

彼も絶対に逃げたいはず。

腰を上げてアタックする為にペースを上げて行き、フェンチュンカイに並んだ時にチラッと見てみる。

こちらの意図を理解してもらえたようでフェンチュンカイも腰を上げたのを確認してアタック。

一気に差を詰めたが自分だけでは追いつききれず交代する。

後ろに付いて来てくれていたフェンチュンカイが前に出て更に差を詰める。

交代で後ろに下がると6人ほどの選手が付いて来ている。

後ろに入って足を回復させていると、飛び出していた3人に追いつく。

追いつけたのは良かったが後ろから集団も迫って来る。

飛び出したメンバーが捕まると判断しペースが緩む。

そのタイミングでフェンチュンカイを含む3人が飛び出したメンバーからアタック。

自分は追いつくときに足を使いすぎたせいで回復しきっておらず反応できなかった。

その3人が飛び出したことで追いついて来た集団はペースを落とし逃げを決めようとする。

改めてフェンチュンカイのアタックのタイミングは上手いなと感じながら集団に戻る。

その後集団が落ち着くかと思ったが再び活性化する。

飛び出した3人とは結構差が開いているため追いつきそうにはないが、そこに向かってブリッジを掛けようとする選手が集団から飛び出す。

自分も反応しようと思い前に上がろうとしたときに、飛び出した選手にコッリが付いて行ったのが見えた。

コッリが飛び出したのであれば積極的に動いて集団を活性化させるのはマズいので集団前方まで上がって様子を見る。

コッリ達が前に合流する。

逃げが5人になった。

10km過ぎ

今日のコースが平坦という事を考えれば逃げが5人でも集団は容認するだろう。

案の定リーダーチームのコルスがペースをコントロールして逃げとのタイム差を広げて、いらんアタックが掛からないようにしようとする。

しかし、逃げに選手を送り込んでいないイランチームのタブリズやピシュガマンが気に食わないのか、アタック開始。

再び集団が活性化。

追加で逃げたい選手がゴチャゴチャとアタックをし始めて集団がグチャグチャになって来る。

コルスはコントロールしていてもしょうがないと判断したようで飛び出した選手にアシストの選手をチェックに行かせることで対応していた。

「飛び出している選手の中に自分のチームの選手がいるから曳かないよ」という事である。

5人以上の選手が集団から少し先行しそこにスタキオッティも入っている。

そこにブリッジを掛けに行く選手がいたので自分も後ろに付いて行き前に合流する。

コッリを含む5人の逃げがギリギリ見える位置に自分とスタキオッティがいる10人ほどの集団ができる。

集団にはコルスの選手が2人入っている。

後ろを振り返ると、コルスがコントロールを放棄していることで結構離れている。

この集団が逃げに合流できればNIPPOにとって都合の良い展開になる。

コルスが2人入っているがアシストするための選手なのでそこまで強くないはず。

スタキオッティが自分と同じ判断をしたようで先頭を曳いていたのでそこに合流して前に追いつく為にペースを上げる。

ある程度引いて交代しようとするが前に追いつきたくないコルスの選手が2番手に入っており交代を渋ってペースが落ちる。

後ろに下がるとスタキオッティが後ろを確認して「ストップ」と言ってくる。

自分も後ろを確認すると集団が1列になって追走してきてペースが落ちた自分達に追いつく。

20km地点。

その後は他の選手が追加で逃げれないと判断したようでコルスのコントロールでレースが進んだ。

50kmを過ぎたあたりから集団内に前方へ上がろうとする動きが出てくる。

NIPPOのメンバーも上がりだしていたので自分も前に上がっておく。

位置取りがかなり激しく、左からの横風が吹いているため右によって密集しながら走る。

左側から前に上がる選手がいる為その場にとどまろうとしても下がってしまう。

前の選手の横に突っ込んだり左側から一気に前に上がったりを繰り返して位置をキープする。

位置取りの争いが続いたまま65km辺りで右に曲がる。

追い風になり緩い登りに入る。

かなり速いペースで登る。

集団の十分前方にいたので少し下がっても大丈夫か、と思い少し位置を下げつつ登る。

登りが終わり下りに入る。

ペースがかなり上がっている。

強烈な横風が始まる。

慌てて踏み直すが時すでに遅し。

自分の前で中切れが発生している。

ヤバいと思って全力のフルもがきで前を追いかけるが、加速した集団には追いつけず。

後ろを一瞬見て、やって来ていた集団に合流。

その集団で前を追いかける。

全力で前を曳いて交代して後ろに付く。

再び自分の前の選手が中切れ。

思いっきり罵りながら前を追いかける。

しばらく踏み続けたが追いつけず。

仕方がないから後ろを見てやって来ていた集団に合流。

そこからはその集団で走る。

残りの距離を確認すると100km近くある。

自分が合流した集団には総合順位に絡んでいる選手が多かったらしく、全力で前を追いかけ始める。

自分は後ろに付いて行くだけだが横風区間はかなりキツイ。

何としても追いつきたいらしく、常に時速40km以上の高速で進んでいく。

前の遠くの方には先頭集団からこぼれて来た選手たちの集団が点々と見えている。

全力で追い続けてはいたが、前も全力で踏んでいるらしく差が詰まらないまま、距離だけが減っていく。

140km過ぎの大きく右に曲がるかなり遠くまで見渡す事が出来る場所に出たが、自分たちの集団が先頭だと思って追っていた集団は先頭から遅れた小集団で、先頭集団は影も形も無かった。

その少し後にサウスイーストの選手が「トップから10分遅れている」と教えてくれた。

そこからは少し落としたペースで走り、残り20kmを切った辺りでマリーニ、スタキオッティ、ジリオーリの集団に合流し、ゴールした。

先頭ではコッリが2位に入った。

 

 

感想

 

去年と同じくスタートアタックが決まるかと思ったが失敗した。

逃げには何度か挑戦したが上手く決めることが出来なかった。

フェンチュンカイが上手く決めたので見習いたいと思う。

横風区間に入るところでは完全に油断していたと思う。

いつも最後の詰めが甘く失敗してしまうので、最後まで気を抜かず集中する癖を付けたい。

横風区間ではかなり苦しんだが、無事にゴールすることが出来て良かった。

 

 

キツさレベル

最初のアタック合戦と横風区間はかなり足に来たが、それ以外の部分は休むことが出来たのでトータルとしてはそこまで疲れていないと思う。

ポイントポイントではガッツリと踏んでいるのでしっかりと休んで回復に努めたい。

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2016年7月20日 (水)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 4日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 4日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月20日

距離:146.98km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、ジャンフランコ・ジリオーリ、石橋学、山本元喜

 

 

グイデからチンハイレイクに向かうコース

52km地点に超級山岳が設定されていた。

 

 

レース前のミーティング

 

今日は始めから超級山岳があるので無理せず明日に備えるという作戦。

もし先頭に残れればゴールスプリントするという感じ。

 

レースレポート

 

今日はアタックに行く必要が無いという事で比較的後方に並ぶ。

パレードは無しの号砲でレース開始。

スタートしてすぐ先頭の様子を見に上がると5人ほどが飛び出して逃げ始めていた。

集団からは逃げを容認する雰囲気が出ており、そのメンバーがそのまま逃げて行った。

そこからはコルスのコントロールでレースが進む。

比較的速いペースで進む。

逃げの人数が多かったこともあり中間スプリント争いは発生せず。

しかし山岳の登りが始まる少し手前からアタックがかかり始める。

コルスが一定のペースで先頭を曳き続け飛び出した選手を吸収する。

一定のペースではあるが速度が上がるため中々キツイ。

近くにコッリがいるのを発見。

今回来ているメンバーのスプリンターの中で一番登れるのがコッリなので、山岳ポイント終了後に集団がまとまるような展開になれば残っている可能性が一番高いのがコッリ。

なので、その際のアシストに為にもコッリの近くで登りをクリアするのが一番良い。

そこからはコッリの側をキープして登る。

山頂まで15km程を残して集団が本格的にペースアップ。

一瞬見えた集団の先頭はバラバラになり始めていた。

しばらくコッリの側で耐えようとしたがキツ過ぎて一旦千切れる。

残りの距離が長いのでここで無理に付いて行ったところで絶対に遅れてしまう。

自分の限界ギリギリのペースで登って行く。

コッリの集団に少しずつ近づいて行く。

このままのペースをキープしていればいずれ合流できると思っていると、後ろからジリオーリと石橋に抜かされる。

丁度いいタイミングだったので2人に付いて行って前に合流する。

そこからジリオーリがその集団の先頭に出て、コッリの為に一定のペースをキープする。

それが結構速い。

ギリギリ千切れないくらいの速さではあるがジワジワと足に効いてくる。

最初の内はコッリの後ろに付けていたが、山頂まで6kmの辺りでキツ過ぎて集団の後方に下がる。

標高が3300mを越えていることもありかなりキツクなって来る。

登りのペースに耐えるのがかなり辛かったので少し遅れる。

そのまま遅れる訳にはいかないので平坦区間でもがいて追いつき直す。

その辺りで山頂まで2kmを切る。

ここまで残れれば後は付いて行くしか無いと考えそこからは我慢して付いて行った。

山頂を越え下りへ道幅が広く真っ直ぐで勾配が急な下りだったので全員がトップチューブに座り前傾姿勢になって下って行く。

下りが緩くなったところからローテーション開始。

前に追いつける可能性がまだ残っているので自分もローテーションに加わりに行く。

1回先頭を曳く。

足が相当辛い。

登りでのダメージが全然抜けていない。

これはローテーションに回れる状態ではないと判断して一旦下がる。

後ろから見ている感じでは、前に追いつきたくない、ローテーションに加わりたくない選手が多くローテーションを上手く回せていない。

しばらく休んで再び前に上がる。

その辺りで先頭とのタイム差8分半。

山頂のところで10分程だったので意外と差が詰まっている。

もしかしたら前に追いつけるかもしれないと考えてローテーションに加わっていく。

その後タイム差が7分半まで詰まったがそれ以上は差が詰まらず。

ラスト40km辺りという事もあり、追いつくのはほぼ不可能になる。

これ以上ローテーションに加わり続けるとただでさえ溜まっているダメージが更に溜まって回復できなくなることを心配してローテーションに加わる頻度を減らす。

その後ラスト20km辺りでペースが落ちたこともあり、かなり多くのチームがローテーションに加わり始めたので、そこからは集団後方に下がって休んでゴールした。

 

 

感想

 

昨日の反省を生かして前半に突っ込み過ぎないようにかなり気を付けた。

そのおかげか昨日よりも良い位置で登りをクリアすることが出来たので良かった。

標高に対するキツさは去年ほどではないが、今年は標高4000mを越えるステージも有るので気を付けたい。

登りのジリオーリのペースコントロールは相当きつく、チームメイトに千切られる事を覚悟したが付いて行けて良かった。

明日からは標高3200mでのレースが始まるので覚悟して挑みたい。

明日のコースは去年逃げて吸収されてから落車に巻き込まれ、息が上がり過ぎて3分程再スタート出来なかったコースなので、いろいろ気を付けたい。

 

 

キツさレベル

とにかく登りがキツかった。

登りが終わってからもそのダメージが抜けきらず地味に苦しみ続ける事になった。

標高3200mでの宿泊になるが疲れを溜めないように気を付けたい。

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2016年7月19日 (火)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 3日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 3日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月19日

距離:132.98km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、ジャンフランコ・ジリオーリ、石橋学、山本元喜

 

 

ヅオバからグイデに向かう直線コース。

75kmに超級山岳が設定されていた。

 

レース前のミーティング

 

今日は超級山岳が有るので残れる選手は頑張って総合順位を狙いに行くという感じ。

大人数の逃げが決まりそうな場合には誰かが反応するようにとも指示される。

もし逃げが決まっていなければコッリが中間スプリントを狙って行くという指示。。

 

 

レースレポート

 

今日もパレード無でレーススタート。

山岳狙いの逃げの潰し合いが発生するだろうと予想しそこまで前に上がっていない位置でスタートする。

スタート直後からアタック合戦が始まり集団のペースが上がる。

大人数の飛び出しが決まってはマズイと思い前に上がる。

あまり逃げたくはないが、少人数で飛び出せるのならラッキーと思い動いていく。

基本的には潰しばかりやっていたが、一度全力でアタックしてみた。

5人ほどで飛び出せたが結局捕まる。

その後延々とアタック合戦が続き、その間に何度も20人近い飛び出しがあった。

NIPPOも交代で誰かが反応するが結構疲れてくる。

50km手前でイラン人が1人飛び出した状態で一旦集団が落ち着く。

しかし51kmの中間スプリントに向けてコッリを含む数名が飛び出す。

それにつられて集団も加速。

中間スプリント通過後にアタック合戦が再加熱。

そのころには「もうどうにでもなれ。そもそもこれ以上動くと登りが無理」と考えて集団内で待機。

集団前方ではアタックがかかり続け集団が伸び縮みを繰り返したまま登りが始まる。

コースプロフィールでは5%ほどの登りが20km程続くはずだった。

それくらいの勾配であれば後ろに付いて行くだけであれば耐えられると思っていたが、勾配が緩くなったり急になったりしていてかなりキツイ。

勾配が急な所で追い込まれて、緩くなったところで少しだけ休める。

回復しきる前に再び急な勾配で追い込まれる。

中切れも発生し始め、それを埋める為に集団後方は更にペースが上がる。

何度か耐えたが限界を迎える。

「甘く見ていた。これは無理」と判断し限界の状態で遅れる。

ペースを落とし回復できるペースで登る。

途中でコッリに追いつかれ、付いて行こうとするがキツクなって遅れる。

今日のこのタイミングで遅れているようでは総合狙いなど無理。

潔く諦めて逃げ狙いに切り替えた方が良い。

後ろを振り返るがグルペットの姿が全く見えない。

山頂までは20km弱あるのでその辺りで追いつかれるように、自分のペースで休みながら登る事にする。

他の選手に何度か抜かされるが無理に付いて行くことはせず自分のペースを維持して登った。

山頂まで10km程の辺りでグルペットの姿が遠くに見え始め、ラスト2km程でグルペットに追いつかれて一緒に下りに入った。

下りは登りよりも勾配が若干急な上にコンクリートのような路面がデコボコしていてかなり危険だった。

横風も合わさり千切れかけながらもその区間をクリアしアスファルトで舗装された下りへ入る。

そこからは深くないコーナーばかりだったのでローテーションに加わってゴールした。

 

 

感想

 

調子も良さそうだったので総合狙いが出来るかな?と思っていたがやはり甘かった。

心肺機能的にはある程度対応できていたが筋肉に疲労が溜まって限界といった感じだった。

コリアの時のような「全く踏み込めない」といった状態ではないので、ここから刺激を入れて行けば調子が上がって行くと思う。

総合順位で遅れてしまったので明日以降は集団の様子を見つつ逃げてステージを狙って行けるような動きを狙いたい。

また、あまり無理をし過ぎて出し切ってしまうことが無いようにも気を付けたい。

 

 

キツさレベル

最初のアタック合戦と登りの前半がかなりしんどかったが、それ以降は比較的楽に走れて回復も出来たと思う。

呼吸もそこまで苦しくなかったのでいい感じだと思う。

調子を上げれるように頑張りたい。

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2016年7月18日 (月)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 2日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 2日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月18日

距離:164.75km

天候:晴れ

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、ジャンフランコ・ジリオーリ、石橋学、山本元喜

 

 

38km進んでから42kmの周回を3周するコース

 

レース前のミーティング

 

昨日と同じく5人以上の逃げが発生した場合には誰かが入っておくようにという指示。

最後はコッリ、マリーニ、スタキオッティの3人でスプリントをするという感じ。

 

 

レースレポート

 

昨日と同じくパレード無し。

今日は昨日と違いスタート直後からアタック合戦が始まる。

今日も逃げるつもりはあまりないので人数の多い逃げを潰すような感じで動く。

何度か3人ほどの飛び出しが発生しリーダーチームの甘粛銀行が逃げを決めさせようとするがそのたびに追加でアタックが掛かり中々決まらない。

ゴタゴタしたが最終的に20km手前で3人逃げが決まる。

その後もVINOEVERやタブリズがブリッジを掛けようと試みていたが適当に泳がされて吸収されていた。

逃げが決まってからも大きくペースが落ちることは無く時速40km前後で進んで行った。

今日のコースは去年と同じコースだと石橋から聞いていたが自分は思い出せずにいた。

しかし周回コースに入った瞬間にすべてを思い出した。

行きは道の悪い緩やかな登りで帰りは道が悪い上に狭くコーナーも多い緩やかな下りの周回コース。

去年は大量の落車が発生しかなり危険だった。

出来れば集団前方で下りに入りたいと思い前に上がったが集団に入れて貰えず、最終的に集団中盤で下りに入る。

やはり狭い上にコーナーも多い上に路面も悪くかなり危険。

落車が発生しないかかなり注意しながら走っていたが今年は大きな落車は発生せず。

2周目に入る。

気が付くと意外と足に来ている。

あと2周、80kmも残っているのにこの状態はマズイ。

原因を考えると、ケイデンスが低くなっている。

道が悪い為気が付くと重いギアで踏むようになってしまっているのだろう。

意識的にケイデンスが高くなるようなギアを選択して走る。

1周目よりは楽な感じで下りに入る。

前回の周回では地面の振動が激しすぎてサドルに座っているとお尻がかゆくて辛かったので、お尻をサドルから少し浮かして乗るようにする。

そうしていると地面からの衝撃が逃げるので楽。

その下りで近くに居たスタキオッティに「前のローテーションに入った方が良いか?」と聞くと「入らなくていいから俺の側に居ればいい」と言われた。

そこからはスタキオッティの側をキープして走る。

3周目、残り40kmという事もありゴールスプリントに向けての位置取りも激しくなり始める。

スタキオッティの側から離れすぎないように気を付けて走る。

逃げていた3人の内2人が集団に吸収され1人逃げになる。

集団のコントロールにはサウスイーストが加わり、逃げとの距離を上手く保って集団は進む。

緩い登りの途中で追加のアタックが掛かる。

コッリに「追った方が良いか?」と聞くと「追わなくていい」とのこと。

また、「前で回った方が良いか?」とも聞いてみたが「それも大丈夫」という事でスプリンター3人の側から離れないように気を付けて走る。

登りが終わり下りに入る。

ラスト20kmを切る。

かなりハイペースな集団中で位置取りをする。

何度か離れるが、毎回焦らずに危険な動きはせずに合流する。

「今年は全体的に去年より落車が少ないな」と思っていると集団の右端で「パァンッ」と言う音と共に選手が木に突っ込んでいた。

そこから更に位置取りが激しくなる。

ラスト10kmを切って広い道に出る。

それまで後ろにしか居れなかった選手が前に上がろうとし、それを防ぐために集団のペースが上がり、集団の先頭が2つや3つに分かれ、とグチャグチャになる。

NIPPOのスプリンター3人もバラバラになりながらそれぞれが集団先頭に残れるように位置取りをしている。

一体誰に付いて行けば良いのか分からない状態。

ラスト3kmの道が狭くなる部分で少しでも良い位置で入る為にそんなグチャグチャが集団が蛇行したりしながらポジション争いを繰り広げている。

完全に蚊帳の外。

変な動きをしても落車を引き起こすだけと考え危なくなさそうな位置で付いて行く。

そしてラスト3km辺りで道が狭くなり、それまで広がっていた集団がギュッと凝縮される。

そこからゴールに向けてのラストスパートが始まる。

加速する集団の中で前に上がれないか試してみたが無理。

集団に付いて行き、ラスト200m手前にあるU字コーナーを抜けてゴールへ。

去年はこのコーナーで盛大に選手が吹っ飛んでいたのでかなり警戒していたが、今年は落車無し。

そのまま集団でゴールした。

集団スプリントではコッリが5位に入った。

 

 

感想

 

今日も無理し過ぎないように気を付けつつ様子を見ながら走った。

去年は大量に落車が発生していたコースだっただけにかなり警戒していたが無事に終えれて良かった。

路面が悪い道ではいつもと違う疲れが体に溜まるので気を付けたい。

体の調子は悪くないと感じた。

レースの展開にもよるので一概には言い切れないが、去年よりも楽に入れているように感じるのでいい傾向だと思う。

明日以降も気を抜かずしっかりと走りたいと思う。

 

 

キツさレベル

レース中は体にキテいると感じることもあったが、疲労困憊という感じでは無い。

千切れそうと感じるほどの場面も無かったのでいい感じだと思う。

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2016年7月17日 (日)

ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 1日目

ツアー・オブ・チンハイレイク 1日目

 

クラス:HCクラス・ステージレース

開催国:中国

日程:7月17日

距離:112.98km

天候:曇り

出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、アントニオ・ビオラ、ジャンフランコ・ジリオーリ、石橋学、山本元喜

 

 

18.83kmの周回コースを6周するコース。

 

レース前のミーティング

 

5人以上の逃げが発生した場合には誰かが入っておくようにという指示。

最後はコッリ、マリーニ、スタキオッティ、ビオラの4人でスプリントをするという感じ。

 

 

レースレポート

 

パレードが無いという事は分かっていたのでスタート直後から始まるアタック合戦に備えて集団の前方でスタートラインに並ぶ。

レース開始。

開始直後はアタックが発生せず緩めのペースで進む。

しばらくしてから集団の右からアタックが掛かり、集団が活性化する。

集団前方から下がらないように気を付けて様子を見つつ、人数の多い飛び出しには反応していく。

自分と同じく石橋やジリオーリ、スタキオッティの3人が反応している。

逃げたい訳でもないので無理をし過ぎないように、でも逃げが決まった際にNIPPOが前を曳かなければいけないような不利な展開にならないように気を付ける。

具体的にはサウスイーストやアンドローニ、そしてランプレの選手が入っている逃げは絶対に決めさせないようにする。

今日の感じではその3チームは逃げようとはしていなかったが。

中国でのレースではあるがイタリアチームが多く顔なじみのメンバーでのレースといった感じもある。

1周目の途中の左コーナーの真ん中で選手とモトバイクが絡んでこけていた。

かなり危険。

恐らく飛び出した選手がコーナーを攻めすぎて滑って落車しそこにモトバイクが突っ込んだのだろう。

今日のコースは道幅は広いがコーナーが逆バンクになっていたりテカテカ光る位に滑らかだったりと中々危険。

注意して走りたい。

最終的に1周目が終わる少し前で2名の飛び出しが決まりペースが落ちた。

そこからは序盤から少数の逃げを決めたがっていたサウスイーストがコントロールして進む。

3周目が終わるまでに何故か逃げが分裂し、単独での逃げになった。

4周目に入りそれまで集団の後方に居たコッリが前に上がる動きを見せる。

4周目のゴールラインに設けられている中間スプリントを狙いに行くのだろう。

アシストする為に自分もコッリについて前に上がる。

途中からコッリの前に出て指示を受けながら位置をキープする。

ゴールラインまでラスト2kmの辺りから集団が加速し自分は離脱する。

コッリを含む10数名の小集団が集団から飛び出しスプリントしていた。

スプリントを終えた集団がペースを落としてメイン集団に戻ってくる中、単独でアタックが発生。

残り2周という事もあり上手く行けば逃げ切れる可能性もあると判断し、自分も集団から飛び出して前を追う。

かなりの距離がかかったが前に追いつくことが出来2人でローテーションを回して逃げを狙う。

しかしサウスイーストの追走により、飛び出してから5km程で集団に吸収される。

コッリから「休んでおけばいい」と言われそこからは休憩する。

ラスト1周前で逃げとのタイム差2分弱。

そこから吸収とゴールスプリントの為にペースが上がって行く。

アシスト出来そうであれば前に上がろうと思っていたが、4周目終了後に飛び出したのが意外に足に来ていたので集団後方に付いて行く。

今回はスプリンターがコッリ、マリーニ、スタキオッティ、ビオラの4人も居るのでそのメンバーに任せて大丈夫だろう。

ラスト3kmを切る。

トップスピードに乗り始めたラスト2kmで落車が発生。

ゴールスプリント前には落車が付き物なので起きるだろうとは思っていたが、規模がかなりデカい。

軽く3、40人は巻き込まれている。

NIPPOのメンバーが巻き込まれていないか左側を見て確認しながら横を通過する。

スタキオッティが確認できたがそれ以外は見えなかった。

見えない位置に居るのであれば待っても意味が無いので前を追う他の選手と一緒に落車で分裂した集団前方を追いかける。

とは言っても、集団の前方からゴッソリ落車したらしく、集団はかなりバラバラ。

上手く落車を回避した先頭の選手達は少人数でのゴールスプリントに持ち込むためにかなり踏んでいる。

自分達の集団が第2集団だと思うが、全力で前を追っているがあまり差が詰まらず。

結局自分の位置からは前に追いついたのか、少人数でのスプリントになったのか分からないままゴールした。

集団スプリントではコッリが2位に入った。

ラスト2kmで発生した落車の原因は、何故かコースを横断しようとした中国人が轢かれたからだとレースが終わってから知った。

落車にはスタキオッティの他にビオラが巻き込まれていた。

レース後に少し物が触れるだけでも痛いと言っていたビオラは、病院で左の手首辺りが3か所骨折していると診断され初日の今日でレースを終えてしまった。

 

 

感想

 

ここ1カ月で全日本選手権しか走っていないので調子を見ながらのスタートだった。

走った感じだと調子は悪くないように感じる。

去年はいきなり高地に来てのレースだったので心肺面でかなり苦しんだイメージが有ったが、今年は事前に高地純化を促した状態での現地入りだったのでかなり楽に走ることが出来たように感じる。

体もレースの強度には慣れていないハズなので慎重に、体を慣らす感じで調子を上げて行くことが出来るようにレースを走って行きたい。

このレースを上手く走りきることで、シーズン後半のレースに好調で挑めるように頑張っていきたいと思う。

 

 

キツさレベル

あまり動いていないこともありそこまでしんどくは無かった。

2000mの高地という事もあるのでしっかりリカバリーして体を回復させることが出来るようにしたい。

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